ドジ男の自転車旅行

自転車の旅を写真付きで書きます。

第20日 ヤンゴン(シュエパズンと伊勢海老)

2018-02-16 11:09:16 | Myanmar (Inle Bagan) ミャンマーバックパック
2018年2月6日 晴れ

バガン-アング・ミンガラー・ハイウェイバス・ステーションーヤンゴン市内
22,659歩 宿:21Hostel(9USドル/シングルルーム朝食付き)

バガンからの夜行バスの中で2月6日を迎えました。バス内の気温は22.7℃でフリースとバスにある毛布で寒さが凌げました。(但し、乗車時はエアコンを強くしていたのか19℃でダウンジャケットが欲しいと思うほど寒かった。)
1時20分、室内灯が点き添乗員が説明しますが全てミャンマー語で全く理解出来ませんが、どうやら食事休憩らしい。大きいレストランがあってバスが並んで駐車していました。自分のバスの停車位置とナンバープレートを記憶してレストランへ行ってみました。


高級レストランの様だけど、無料でなくてお金を払って食べている様子でした。1月26日にヤンゴンからインレー湖へ行くVIPバスは食事が付いていたのに、バガンからヤンゴン行きのバスはVIPバスで3000チャット高い料金だったのに食事が付いていません。JJバスなら付いていたのかも知れないけど、乗った人に聞いていないので真相は解りません。

お腹は減っていなかったし、夜中に食べる気がなくてレストランを出て様子を観察しました。停車している私の乗っていたバスのドアは閉まっていました。同乗者の韓国人2人も同じ様にレストランの前に立っていたのでお弁当を作っているコーナーを見ていました。
野菜のてんぷらももち米の弁当も1000チャット。オクラや玉葱に小麦粉を付けて油で勢いよく揚げていました。ミャンマー料理は油っぽい物が多い。火にかけた甕の中には白、黄色、黒の3色のもち米が蒸されていて注文されるとトレイに入れて砂糖と黄色いシロップの様な物を上にかけていたので「どんな味がするのだろうか?」と思ったけど食べれる余裕がないので売り子がニッコリしても買いませんでした。








5時42分、また室内灯が点いて暗い所に停まったけど、ヤンゴン行きのタクシーの乗り場らしくて2名が降りただけ。英語で説明してくれないから本当に困る。

6時過ぎ、ヤンゴンの長距離バスターミナルの降車場で全員が降ろされた。タクシーの運ちゃんが降車客に群がってきて「タクシー、タクシー」と煩いから「エインダーベンマーレー」と言ったら「Toilet」と書かれた看板のある建屋を指さして立ち去って行った。先ずは小便してバス乗り場探しはそれからだ。飲み物を売っている屋台でバス乗り場は何処か?とノートのミャンマー語を見せたら英語の解るオジサンが来て「道路に出て左」と教えてくださった。ボロバスの並んだ駐車場を西に歩くとYBS36の黄色いエアコンバスが数台停まっている場所に出た。


バスの運転手らしき人達が居る所で「スーレーパヤーまで行きたい」と言うと2台目のバスの前まで連れて行ってくれて「ここで待て」と言われた。タイのモーチットバスターミナルでは出発するバスのトラックが決まっているが、ここでは無秩序に置いてあるバスのどれかが出発するらしい。
しばらく待っていると、バスのドアを開けて客を乗せてくれたので黙って200チャット紙幣を出したら受取ってくれた。タクシーだと10,000チャトらしい。最初のバス停で乗客が乗り込んできてもう座席に座れない人が居ました。


次のバス停に停まった時は砂埃を舞い上げて乗客が突進してきて乗り込み、ぎゅうぎゅうのすし詰め状態になりました。

バスが市街地をどう走るのかを知って宿に一番近い場所で降りる為にGPSを見ながらバスの車窓を見ていました。飛行場からのバスとは違うルートを走り、スーレーパヤーまで南下すると北へ行き始めたので即下車しました。今日の宿は1月24,25日に泊まったことがある21Hostelです。日本を出発する前にBookin.comで予約してありましたが現地で予約すると割引されるので、Booking.comの予約をキャンセルして一人部屋を9usドルで予約してありました。旅友の山脇君が何日か前からシングルに泊まっており、「私が夜行バスで到着する朝も朝食を食べてよい」と確認してくれていたので宿に着いてすぐ朝食を食べました。
ゆっくり朝食を食べた後、9時前にチェックインの手続きをして1208号室に入りました。本来チェックインはBooking.comの資料によると13:00~23:30となっています。でも2回目で顔なじみになっているので朝9時でもチェックイン出来たし、賄いのお手伝いの人達も暖かく迎えてくれます。シングルベッドひとつだけの狭い部屋ですが充電も一人で気兼ねなくできます。


シャワーを浴びて少し休んだ後、姪っ子からリクエストがあったシュエパズンのクッキーを買いに行くことにしました。宿の受付で地図にマーキングを書いて頂き、ミャンマー語でシェパズンを書いて頂きました。これさえあれば現地人にも道を尋ねることが出来ます。


9時25分に地図を持って出発し、マーキングされた場所でミャンマー語で書いたメモを見せるともっと西側と指差すので「おかしいなあ?」と思いながらお菓子屋さんを捜しましたが見つかりません。他の場所でも道を尋ねましたがやっぱり解らなかった。アナウラフタ・ロードとLan Thit Stの角にJunction Mawtinのショッピングモールがあるのでシュエパズンへ行くのは諦めてモール内のお店を捜せばよいか?と思って入る時、念のために入口に居たガードマンに尋ねると東側と言う。聞きながら歩いたし、途中でお菓子屋さんなんて無かったのに・・・と思っていたらオジサンが「自分が行くから着いて来なさい」と言ってくれました。交差点を西側に渡るとすぐにシュエパズンのお店がありました。写真は道案内してくれたオジサンです。


棚には姪っ子がリクエストしたクッキーの箱が山積みされていたので、取敢えず3箱購入しました。店の入り口は広くありませんが中は大きいお店です。


シュエパズンのシュエは金、パズンは海老を意味します。店のトレードマークの金の海老がお店にデッカクありました。


店の外から見るとあまりに大きすぎてお菓子屋とは気づきません。


でも前を通ったはずなのにどうして見つけられなかったんだろう?
お店は西行き一方通行のアナウラフタ通りの北側でLan Thit Stと9th Stの間にありますが、地図に示された場所は8thと9thの間となっていました。
それが宿で書いてくれた地図の誤り。次にシェパズンの店の東側の歩道にお寺がせり出して歩道が塞がっており、車道を歩いたから店の前を通らなかったのです。


道路の対面の歩道から見るとこんな感じで車がいつも駐車しており、出入りする車に気を付けながら車道を歩くのでこの店付近では店捜しが出来なかったのです。タクシーで買い物に行く人には無用でしょうがGPSの位置は16°46'39.2"N 96°08'33.2"Eです。


シュエパズンの店から宿まで約1.5Km。東行き一方通行のマハ・バンデック(地球の歩き方ではマーチャント通リ)は交差点の屋台の次は金のお店、その隣りはアイスコーヒー屋さんその隣りは豚まん屋さん。町全体が混沌としています。








宿に戻って、買ってきたお土産の大きさと重さを考えた時、エアアジアの機内荷物の7Kgに収まるはずがないから受託荷物を追加してもっと土産を買ってもいいか?と思いました。1個の重さが箱に表示されていないので、売ってる店で聞けばいいと午後3時前に再度シェバズンの店へ行きました。金の海老のマークがある机に居た人に重さを尋ねると店に陳列してあった売り物のコーヒーを右手に、シュエパズンのクッキーの箱を左手に乗せて比較し、「コーヒーが500gだからこれも500gくらいだ」とアバウトな回答をされた。その時点で陳列のクッキーは残り3箱だった。
追加してクッキーを買うことより、受託荷物の為の入れ物をリュックにしてみようか?とJunctionのショッピングモールへ行ってみました。安物のリュックは14000チャット、少し丈夫そうなリュックは50,000チャット。日本円で1200円~4,200円くらい。所持金は6万チャットくらいしか無かったし、買って帰っても使わないと思えたので、リュックは買わないで地下のスーパーで段ボールを頂戴して帰りました。




ショッピングモールには春慶節の飾りつけがありました。


夜はミャンマーチャットが残ったので贅沢に伊勢海老を食べようとナイトマーケットに出かけました。バーベキューの店は何軒かありますが伊勢海老を置いているのは西寄りの1軒だけです。一皿3匹で15,000チャットでしたが山脇君と分けて食べるには大きさが違います。愛想いいお姉さんが「左の小さい海老を右と同じ大きさにして20,000チャットにする」と言ってくれたので焼いてもらう事にしました。




焼きあがるまでに時間がかかりそうだったので魚も注文しました。


焼かれた海老が出てきたのは午後8時。注文してから30分ほど後でした。食べている前で蟹の爪をハンマーでオバちゃんが叩いて潰していました。少し味見させてもらったらカレー味で美味しそうでした。伊勢海老は勿論旨かったけど、山脇君が取ったのは焼き過ぎでした。


この店にアボガドがあったのでデザートに買いました。日本で買う大きさの長さで2倍、体積で8倍の大きさが85円。食べ頃の物を包丁で2つに割ってスプーンを付けて袋に入れてくれたので宿に帰って食べました。


これ以外に気になっていた丸い円盤状のういろうの様な食べ物も買いました。白いのは砂糖で作られて500チャット、茶色いのはサトウキビの甘味で作った物で350チャット。でも300チャットに値引きしてくれました。僅か25円。これも宿で食べたら旨かった!



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2 コメント

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素材の単純調理品なら私もイケル (Jim)
2018-02-18 15:34:37
実のところ東南アジアの料理はその独特な香りで私にはチョット、というところですが、単純に煮たり、焼いたりだけの調理品なら大丈夫です。「イセエビ+焼き魚」はホント旨そうでしたね。
GPSポイントを打ち込むとシュエパズンはShwe Pu Zun Cafeteria & Bakery Houseにマーカーが立ちました。経緯度は無理でもせめて店名がアルファベットで分かればmaps.meも使えるんですが…。
旅終盤でのお土産探しは私もいつも一苦労。事前にオーダーがあれば、そしてそれが食品だと調達が楽ですね。
海外のお土産 (ドジ男)
2018-02-18 22:23:34
自転車を担いで海外へ行くとお土産は自転車に縛れるものとなってしまい箱に入ったお菓子なんて発想は湧きません。ドライマンゴーなど変形しても良いもの、又は最終の空港で買うチョコレートくらい。今回は孫からリクエストがあり、初めて自分でもネットで地域の土産物を調べてみました。
結論を言うともっと大量に買っても良かったかな?と思っています。安くて本当に美味しいお菓子でした。
GPSポイントの名前(英語の綴り)が当たりです。これをmaps.meと比較してマーカーを保存すればよいと思います。

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