ドジ男の自転車旅行

自転車の旅を写真付きで書きます。

ミャンマー バックパック旅行

2020-03-15 23:05:14 | Myanmar ミャンマー
自称「自転車放浪人」としては恥ずかしい事ですが、2020年の早春に自転車に乗らないミャンマーの旅をしました。
自転車の乗って走りませんでしたが、パアンの町でレンタルバイクを2日間借りて走りました。バスの中から長距離自転車旅行をしている人を見かけたし、泊まった宿に逞しいチャリダーと出会いました。ミャンマーとタイを陸路で走るには未舗装の土埃が舞う厳しい道路があり、相当の覚悟をしないと簡単には自転車で走れないなあ・・と思いました。(それでもモロッコと比べるとまだ走れる可能性は高そうです)
パック旅行では行けない現地の人との交流があったので参考になればと思いブログに書くことにしました。

パアンの町の宿で借りた1日8000チャット(約610円)のスクーターと、レンタルバイク店で借りた1日10,000チャット(約760円)のモトクロスバイクです。


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1.ミャンマー 出発

2020-03-15 23:03:54 | Myanmar ミャンマー
2020年1月16~17日 自宅ー福岡(博多)-バンコク(ドンムアン)-ミャンマー(ヤンゴン)

前夜の出発
福岡からミャンマー行きの直行便が無いのでバンコク経由のLCCを出発の約4か月前に手配しました。バンコクまではタイ・ライオンエアーで12,200円、バンコクからヤンゴンへはエアアジアで5.571円。バンコクのドンムアン空港で乗り継いで夕方ヤンゴンに着ける飛行機でしたが、早朝出発について深刻に考えないで手配してしまいました。
いよいよ旅行直前になって出発時刻を確認すると8時25分。自宅に近いJRの始発電車に乗れば飛行機に間に合うだろうとボンヤリ考えていましたが、空港に到着するのはJRから地下鉄に乗り換え、国内線ターミナルから無料のリムジンバスに乗って行くので7時頃になってしまいそうです。
国際線のチェックインで出発1時間前というのはチェックインカウンターが混んでいたりすると時間的にとても安心とは言えないと考えました。
前日に博多まで出てしまおうと思いましたが、冬の寒い時期に博多の街で深夜過ごせる漫画喫茶で休めるのだろうか?
慌ててbooking.comで博多の安宿を探してみると駅と空港の間に1泊1500円の福岡バックパッカーズホステルが空いていたので予約しました。
チェックインは夜の9時までですが、遅くても対応してくれることが分かったので、2020年1月16日の夕方の用事を済ませてから自宅を出発しました。
夜10時前に宿に着きました。チェックイン出来ない女性が3名居たので、一緒に暗証番号をキー操作して建物の中に入りました。女性は大学生でグァム島旅行に出かけるとのことでした。宿のスタッフが3階の事務所から降りてきましたが日本人でなくてドイツ人でした。
天気予報では雨の確率が何パーセントかありましたが、雨は降らず、寒空の中で我慢することなく快適な睡眠で朝を迎えることが出来ました。
 

福岡空港
福岡バックパッカーズホステルから福岡空港の国際線ターミナルは歩いて30分もあれば十分行くことが出来ます。駅まで戻って地下鉄に乗り、空港の国内線ターミナルからリムジンに乗って行くより時間がかかりません。5時45分に宿を出て歩くと、空港の手前にライオンの像があるのに気付きました。今まで何度かこの空港を利用したことがありましたが、リムジンバスで移動するので気付きませんでした。


福岡空港国際線のターミナルは5時にオープンします。バンコクのスワンナプーム空港は深夜も開いているので空港のベンチで仮眠することが出来ますが、福岡空港は夜中には追い出されるので、やっぱり前夜にホステルに泊まって正解だったと思いました。

フランクフルトやバンコクなどの空港では国際線のチェックインは3時間前からですが、福岡空港は2時間前からでした。
荷物はリュック1個、ショルダーバッグ1個、バッグケット1個。リュックとショルダーバッグを計量器に乗せると僅か4Kgでした。
6時25分にチェックインを済ませて荷物検査場へ行くと、ここは朝6時45分にオープン。7時前には荷物検査もイミグレも済ませて国際線のゲートまで入れましたが、プライオリティーカードで入れるKOREANAIRのラウンジは8時30分がオープンで利用が出来ません。
あまり余裕はありませんが、7時に空港に着いても間に合うのかも知れないなあ・・と思いました。
腹が減ったけど、お昼にバンコクのラウンジでしっかり食べる事にして、福岡ではジュース2本だけで済ませました。


タイ・ライオンエアー
LCCでは全くサービスが無いものだと思っていましたが、タイ・ライオンエアーでは水とパンが全員に配布されました。ピーチでもジェットスターにも無いサービスでちょっとびっくりです。福岡からバンコクまでの直行便は飛行時間が6時間。狭い座席でちょっと退屈で疲れます。


ドンムアン空港
バンコクのドンムアン空港には定刻より早く到着し、イミグレを抜けた時刻は12時35分でした。ヤンゴン行きのエアアジアFD253の乗り継ぎまで4時間近くありますが、自動チェックイン機があるので、3時間以上前でしたが出発ホールへ行ってチェックインすることが出来ました。タイに入国して、滞在時間は15分。チェックイン後には出国して12時55分にコーラルラウンジに入れました。ラウンジからエアアジアの機体が見えました。
 

このラウンジにはホットミールがあります。朝はジュースだけだったし、夜に食べなくてもいい様に、今日1日分の食事をしっかり食べました。飲み物もビール、コーヒー、ジュースと何杯も飲んで腹一杯になりました。
 

 

無料でマッサージしてくれる女性がラウンジに居て「どうですか?」と回って来たのでお願いしました。一昨年に妻がマッサージしてもらった時にはチップを渡しませんでしたが、今回は100バーツをチップとして渡しました。
 

ヤンゴンのバックパッカー
ドンムアンを出発したエアアジアFD253は17時8分にヤンゴンに着陸しました。空港からスーレーパヤーまでのリムジンバスに手持ちの500チャットを支払って乗り込み、Backpackerまで歩きました。ミャンマーの通貨チャットは昨年に残した約6万チャットを持っていたので両替の必要がなく、宿の場所は昨年下見をしていたので迷うことも無く午後7時15分にチェックイン出来ました。エアコン2ベッドの個室でトイレ、シャワー付き、朝食付きで1泊5.4ドルでした。7連泊します。
宿:Backpacker(Bed & Breakfast) 住所:No.40, Shwe Bon Thar Road, Pabedan Township
ホテルの入り口には小さい看板があるだけで、狭い階段の横では檳榔を売っています。受付と居室が2階にあり、食堂と居室が8階にあります。9階にテラスがあって食事が出来ます。
 

 

部屋の中にロッカーと、エアコンの吹き出し口の前にハンガーがあり洗濯物が一晩で乾いてしまいます。
 

朝食を提供してくれる8階のスタッフは皆タナカを塗っていました。


朝食はアジア料理とパンの2種類から選択できますが、1週間居ても同じ料理が無くとても美味しいです。デザートはスイカ。コーヒーとジュースは飲み放題です。毎朝、今日はどんな料理だろう?と楽しみでした。

 

 

 

 

9階のテラスからヤンゴン川が見えます。朝はそよ風が吹いて眺めが良く、心地よいです。
 

到着日の夕飯はお昼のラウンジでたらふく食べたので、食べなくても良かったのですが、ナイトマーケットでヤキトリを買ってきてテラスで食べました。
 
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2.ヤンゴン初日

2020-03-15 23:00:39 | Myanmar ミャンマー
2020年1月18日(土)晴れ

今回の旅ではミャンマー入国日と出国日を決めましたが、何時、何処へ行って、何をするのか決めない行き当たりばったりの放浪の旅です。
ヤンゴンでの初日は朝食後両替に出かけました。ボジョーアウンサンマーケットの近くにある「ホワイト・ベイ」で3万円をチャットに替えました。394500チャットになりました。
ボジョーアウンサンマーケットへ行ってドリアンを売っていないか捜しましたが有りませんでした。モヒンガーの屋台が見つからなかったもで、人が集まる屋台の麺を昼食に食べました。400チャット(約30円)信じられない安さです。
 

一度宿に戻って一休み後、旅友の山脇氏が前日まで泊まっていたリトルヤンゴンの場所とロビーを今後の参考に見に行きました。日本語を勉強しているフランス人が居てジュマペルムライと自己紹介すると、ノーサンダーか?と言う。無雷という漢字を想像したらしい。泊まっているバックパッカーではミュンヘンから来たドイツ人が居たり、埼玉でグランドキーパーをしている日本人女性の一人旅が居たり、海外に出ると刺激があって楽しい。

日本語学校「さつき」はAnawrahta Rdの南、36 St.にあり、食材を買うのに利用するマーケットがSeikkanthar Stの北側にあるので覗きに行ってみました。


 

 

昨年のミャンマー旅行で初めて食べた青くて小さいリンゴの味がする果物を買って宿に持ち帰って食べました。


夕飯は宿から近いミャンマーカレーの店へ行って、山羊、牛肉、海老とカリフラワー、ホウレンソウのカレーを食べました。
 
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3.ヤンゴン2日目

2020-03-15 22:59:20 | Myanmar ミャンマー
2020年1月19日(日) 晴れ 市内観光

年明けから1日12000歩を目標に歩くことにしているので、かなり暑いですがカンドージー湖の北まで一人で徒歩による観光をすることにしました。
今までの海外旅行ではガーミンのGPSを持参して自分の位置を確認していましたが、スマホの時代となってきたので、maps.meのアプリを今回利用しようとipadを持って来ていました。ヤンゴン空港から宿までの経路で使用してみましたが、wifi環境がない場所でも自分の位置をmaps.meが示してくれるはずでしたが位置情報がチャッチできませんでした。宿のwifiによって現在地を表示したipadを持って目的のNgar Htat Gyee Pagodaを目指しました。


Kan Daw Gyi Lakeまで約1時間。気温は29℃でまだ我慢できる暑さでした。湖畔には現地の富裕層や駐在婦人などがランチするガーデンレストランがあります。ここのランチを勧めるブログを見た事がありますが、昼時ではなかったのでパスしました。
 

昨年行った人民公園には「セックス禁止」の看板がありましたが、ガンドージー湖にも同じ看板がありました。


maps.meは何とか使えますが反応が遅れる事と地図そのものがそれほど正確ではない様で目的のお寺がなかなか見つからず、何度か人に聞いてやっと行くことが出来ました。お寺はタンクトップや半ズボンが禁止されており、靴は脱ぐものだと知っていましたが、靴下も脱がなければならないとは知らなかった。(今日はちょっと高級なレストランで食事しようと靴を履いていました)
 

ンガータッヂー・パヤーは大きな黄金の衣をまとった白亜の大仏が有名ですが、仏像の背後にある光背のチーク材の精緻な彫刻は一見の価値があると言われています。
 

ボジョーアウンサン博物館は入場料が5000チャット。ちょっと期待外れの建屋でした。お洒落な景色のある場所ではポーズをとる女性をよく見かけます。更に北へ行くとアウンサンスーチー邸があるらしいけど、事前地図チェックをしていなかったのでスーレーに向かって戻りました。


 

安い食事ばかりしているので、今日はステーキを食べてやろうと、少し高級なレストランONYXへ立ち寄りました。
ビール、シーザーサラダ、サーロインステーキは21450チャット。支払いは22000チャットとしました。約1680円。日本で食べるのと同じくらいの価格ですが自分が富裕層になれた気分になれるレストランでした。でも肉は赤身だけで少し硬く美味いものではなかったです。
 

 

 
 
食後ガンドージ湖に戻ったのは午後1時過ぎ。気温は34℃を超えていて日差しが厳しいので傘をさして歩きました。


暑くて喉が渇いたので、ボジョーアウンサンマーケットの前にあるエアコンが効いたジャンクションシティーのショッピングモールのロッテリアでペプシを飲んで涼みました。


夕飯はナイトマーケットへ行って焼飯と空心菜炒めを買って帰り、宿の9階で食べました。焼飯は1500チャット、空心菜は1000チャットでした。
 



本日の歩数計の数字は35121歩でした。
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4.ヤンゴンの日本語学校①

2020-03-15 22:57:44 | Myanmar ミャンマー
2020年1月20日(月)晴れ

宿の朝食時、バンクーバーに住むカナダ人と挨拶をして話していたら、その人がオンタリオ州のロンドンの町で生まれた人であることが分かった。私が19歳の時にオンタリオ州のセント・トーマスの町の農家でアルバイトをした事があり、労働することを申告する為にロンドンの町へ行った事があった。私が居た年に生まれたというから世の中狭いものだと思いました。


10時前に知り合いのエイさんが経営している日本語学校「さつき」へ行きました。さつきは昨年はサクラタワーにありましたが、現在はアノーヤターラン通りの南の36 St.にあります。隣りには大きい日本語学校「metro」がありますが、50名程の生徒を持って頑張っている様です。
 

「さつき」はビルの2階を借りて運営されており、道路に面した大教室と裏側の小教室、その奥がトイレと台所となっています。先生が寝泊まりする部屋が上の階にあります。写真は小教室と台所です。
 

大教室には日本地図が貼ってあります。日本語のレベルは初心者がN5、一番多いのがN4、N3は上級で少ないです。日本へ行くにはN4のレベルのテストに合格する必要があります。
 

日本をミャンマーを行き来しているミャンマー人のミョーさんからミャンマー人について話を伺いました。長年軍部の支配を受けていたミャンマー人は上の命令を聞くように教育されてきたので、自分で物事を考えることや自分の意見を持つ、自らの将来計画を考えることが出来ないそうです。日本語の勉強をしても、教科書に書いてあることは読めたり話せたりしますが、自分の意見を発表させると何も話せなくなってしまうそうです。日本へ行って働くのが流行っていますが、自分の将来を考えて「行きたい」と言うのでなくて親に勧められたり、友人が行くから自分も行くのであり、主体性が無いとミョーさんは教えてくれました。ミャンマーの人が日本へ行くと、半年は節約するがその後浪費が始まり、1年働いても出費を取り戻して貯金して帰れる人は少ない。「納税」「税金」を経験した事が無いから、将来をイメージ出来ない。「何故か?」と自問自答する訓練もできていないのがミャンマー人。そう聞いている自分は最近「何故?」と考えることが無くなっているのではないか?と考えさせられることが多い対談でした。


お昼はエイさんが弁当を買ってきてくれたので、学校で食べました。


N5クラスはミャンマー語で説明する必要があるので、ミャンマー語を知らない私には教えることが出来ませんがN4クラスは日本語が読めたり、簡単な日本語なら理解することが出来るので教科書を読み、設問に関する回答などを教えることができます。午後の授業の先生をしました。
 

学校からバックパッカーへ一度戻り、屋台の夕飯を食べました。混ぜご飯は1000チャット。今日の出費はこれだけだったから1日の食費は76円でした。
 

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