ドジ男の自転車旅行

自転車の旅を写真付きで書きます。

2022年桜井お花見(4)

2022-06-03 23:22:20 | 桜井お花見
4月8日(金)京都のタケノコ
桜井ー鶴橋ー布施ー向日市ー高槻ー布施

春の青春18切符の使用期限は4月10日まで。Jimさんはその期限いっぱいまで有効に使った日程を組んで行動されるので、8日は桜井周辺を単独でポタリングする予定ですが、私は久しぶりに大阪在住の高校の同窓生に電話をして、8日は旧友と会って翌日九州に戻ることにしました。
大阪で生まれ育った私が現在住んでいるのは九州ですが、最近関西に戻るのは法事がある時と毎年春の桜井お花見の時だけになってしまい、高校の同級生と会う機会は殆どありません。東大阪の近鉄電車布施駅前で11時に会う約束をしたので近鉄を利用すれば、10時前の電車でも間に合いますが、5枚綴りの青春18切符がまだ3回分残っていたので早い時間に出発するJRを利用して鶴橋経由で向かいました。
高校生時代は通学の為に乗り降りしていた布施駅ですが、昔(もう60年にもなります)の面影は全くありません。それでも和菓子の「ももや」は昔のままの大きい栗饅頭を店頭に並べているのを見たり、同級生を待つ間に街の様子を眺めていました。

車で迎えに来てくれた吉岡君が三ノ瀬の岡村君をピックアップして「タケノコを食べに行こう」と京都方面へ走ってくれました。長岡京に筍が有名な料亭がある事は知っていましたが、彼が連れて行ってくれたのは向日市にある「神崎屋」でした。京都の4大「京たけのこ」産地の一つに西山産があり、大枝・向日市・長岡京・大山崎があります。大山崎にある工場に3年ほど働いていた時、来社されるVIPを接待する為に長岡京のたけのこを食べたと聞いたことがあったので「長岡京」がイメージとして残っていたのですが、お店の棚に乙訓産と書いてあり、大山崎の工場の住所が乙訓郡であったことを思い出しました。


神崎屋には食事をするスペースもありますが、吉岡君は焼き筍と弁当を買ってのんびり野外で食べようと京都府と大阪府の境界の峠を走ってくれました。彼も岡村君も勉強家で歴史にも強く、その峠道に起きた戦いについて車中で話してくれましたが、帰宅後ネットで調べても史実を確認することは出来なかった。彼等の勉強量にネットが追い着いていない様です。
樫船神社の境内でたけのこ弁当を食べました。800年の歴史を持つ神社でした。


 

夕方3人で布施駅近くにあるスーパー銭湯「なにわ健康ランド 湯~トピア」へ行って”裸の付き合い”風呂に入り運転手の吉岡君を除き岡村君とビールで乾杯し、食事をしました。お好み焼きを自分で焼いて食べるのは九州でも体験出来ますが、「たこ焼き」を自分で焼く為にコンロと材料が出て来るなんて、いかにも大阪やなあ~と思う。
 

この健康ランドは午後11時までですが、追加料金を支払うと朝まで仮眠することが出来ます。コロナが流行る前の週末などは仮眠室がいっぱいになるらしいけど、今はコロナがあり平日だったのでフルリクライニングできる椅子が並ぶ仮眠室は私一人だけでした。
 

4月9日(土)布施ー大阪ー(青春18切符)ー姫路ー岡山ー岩国ー下関ー浦田

翌朝4時半に仮眠室を出て布施駅へ行きましたが、5時まで駅構内には入れないようにシャッターが降りていました。「都会は24時間開いている」というイメージを持っていましたが、少子高齢化が進む日本はそうでない場所が増えていると思った方がいいのかも知れない。
5時13分発のj近鉄電車の電車(始発)で鶴橋まで行き、4枚目の青春18切符に捺印してもらってJRを乗り継ぎ九州まで戻りました。乗換え回数は11回、浦田駅に18時35分到着しました。


自転車旅は桜井での一部でしたが、自転車仲間のJImさん、純ちゃんのお陰で今年も楽しい桜井お花見をすることができました。
コメント
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