1週間前の発熱、やはり体調は戻りませんでした
しかし、「やらずに後悔するより、やって反省」が信条…
佐渡までの往路は身体への負担を軽くするために全線高速道路を使いました。(新東名〜中部横断〜中央〜長野〜上越|6時間30分)
そして、7時発のフェリー(受付は5時から)で佐渡へ(上越〜小木|2時間40分)
佐和田に入る(小木から受付会場までは45分位)と土砂降りで車内で待機、暇なので体温を測ると…なんと37.2℃
モチベーション
テンションぐだぐだで受付を済ませ、定番の「福ふく」へ
残したことのない定食も食べきれず
ホテルのチェックインを早めてもらい、しばし仮眠
午後4時、念のためにと駐車場でバイクを組み立てると…
ブレーキシューの取り付けネジが無くなっているのに気づき、大慌て
大急ぎで受付会場へ行き、メカニックブースに駆け込みセーフ。
冷や汗ものでした
さて、実は数日前からの嗅覚(味覚)障害で、何を食べても味が分かりません。
夕食は部屋のキッチンでパスタを作りました。
佐渡の美味しい魚が食べられず
8時には就寝、夜中に2回熱を計りましたが、変わらず37℃… 眠れない
ウトウトしたと思ったら、起床時間の2時30分…
足にナンバーシールを貼り、朝食を済ませ、会場に向かいました。(3時15分)
トランジッションにバイクをセットし、谷コーチ、松本選手に挨拶。
競技は予定通りの距離で実施の発表、行けるところまで行こうと決心
そして、6時スタート (水温29℃|クラゲ大量発生)
この一斉スタートが
バトルを避け、大らかな気持ちで泳いだのが良かったのか、いつもと大差なくスイムアップ出来ました
バイクは序盤からバンバン抜かれましたが、気にせずマイペース…
しかし、両津手前から呼吸が苦しくなり「これは変だぞ」
そこから葛藤…
結局、169㎞地点の羽茂(はも)WSでリタイヤ宣言(15時頃)
回収車が来るまでアイシングしながらテントで寝ました。
その頃会場では…
XR’92mama、松本選手、谷奥様が心配してあちこち確認に走ってくれたようです。
面目ない
回収車で会場に戻ると、既にFINISHしていた谷コーチ(総合7位)と奥様、松本選手(Bタイプ)から温かい言葉を掛けていただきました。心から感謝
すぐに撤収してホテルへ…
すると偶然
今年もオリンピアンの松田選手とお会いしました。
エレベーターの中、3人でトライアスロンの話が出来ました
凹んでいた気持ちが
翌朝、XR’92mamaに少しは佐渡らしい景色を観てもらいたくて、早めにホテルを出て夫婦岩までドライブ。
そして、帰りのフェリーは松本選手と偶然一緒。
ゆっくりお話が出来ました。
大腿骨骨折から1年も経たずに、有言実行のBタイプ完走
仕事、子育て、主婦、トライアスロン… どれも全力を感じる素敵な方です。
オフトラで対決するのが楽しみです。
レース中はXR'92mamaが谷コーチの奥様、娘さんにお世話になりました。
魚捕りをしたり、ご飯を食べたり、色々なお話が出来てとても楽しかったようです。
本当にありがとうございました
リタイヤで終わった佐渡、残念な気持ちもありますが…
自己管理の甘さ、スケジュール調整(遠征日程|経路)等良い経験になりました。
そして、他人の温かさを感じた一方、エイドでの選手の嫌な姿、審判、スタッフの対応などを見て、自分の振る舞いを見直す機会にもなりました。
また、自分の心境の変化を実感しています。
おそらく以前なら、悔しくて、恥ずかしくて、言い訳ばかり考えていたと思います。しかし、今回はさっぱりした気持ちです。「すべて実力」と受け止めています。成長したのか、反骨精神が衰えたのか...どっちかな
転ぶなら前向きに… です
尚、今年も口の周りをクラゲに刺されました