西国三十三ヵ所巡礼、二番目の札所へ参りましょ。と言っても
ひと月ほど前の話になりますが・・・(^_^ゞ
さて、和歌山まで行くにあたって、新しいルートで行ってみました。
まだナビもGoogleMapでもフォローしていない、開通したての「阪神高速8号京都線」。その起点(終点?)が、近くにあるもので。
その入口を入れば、紀三井寺最寄りの和歌山ICまで、一度も降りずに高速道路で行ってしまえるようになりました♪
「山科入口」です。ピィさんの最近の記事と被ります(笑)
入口を入れば直ぐにトンネル、トンネルを抜けると「鴨川東」です。
ここまでは以前から出来ていたのですが「鴨川東」から「上鳥羽」間が、なかなか開通せず、やっと今年の春に開通したってことで・・・できることなら高速1000円の時に走りたかったな。実は割引終了した翌週なんです。
ほどなく京セラビルを横に見て、阪神高速8号京都線は巨椋池料金所で終わり、「第二京阪」と名称が変わります。
「久御山JCT」京滋バイパス、第二京阪に分かれます。
「門真JCT」までが第二京阪になります。
「門真JCT」から近畿自動車道に入り、「松原JCT」からは阪和自動車道に・・・岸和田、貝塚を抜けて「和歌山IC」で降ります。
高速道全行程115kmくらいかな?料金2400円だったと思います。
車椅子マークが付いているけど・・・?
途中、紀の川SAに。
11時、この分じゃお昼ご飯は遅くなりそうなので、ちょっとムシ抑え。
子ツバメちゃん達はお腹が減ってないのか落ち着いてる。
それにしてもエライ顔やな(笑)
和歌山ICを出た後は、県道を走って紀三井寺に到着。
ナビ通り走っていたら紀三井寺駐車場へ案内してくれたので、そこへ停めるが、何か変。狭いし整備されてない感じ。どうやら裏門やったらしい。
ここで駐車料金と入山料(セットで350円だったかな?)を払って
急な坂道を登っていく。息切れw。それでもまだこちらからの方がマシだそうです。もっと体力の無い方用にか、もう少し上にも10台ほどの駐車場が設けられてます。但し、料金は増額・・・
境内に辿り着いたら、おお、海が見えるやん♪
和歌の浦の絶景
京都のお寺も美しい景色を借景にしているところがよくあるが、
海、水平線が借景のところは無い・・・あたり前だが。(^_^ゞ
ここで、ふと気がついた。スタンプ帳 納経帖をトランクに入れたまま・・・再び急な坂を降りて、駐車場のおばちゃんに「ちょっと忘れ物を取りに」って断ったら「ひょっとして納経帖?そりゃ大変や」って、見透かされたw
また登って・・・すでにヘタリかけ。
境内の木漏れ日で頭がくらくら(笑)
紀三井寺は今から約1240年前の西暦770年(宝亀元年)唐から渡って来られた僧、為光(いこう)上人によって開基された霊刹です。
上人は行脚の途中、たまたまこの地に泊まり、夜半に名草山山頂付近から発する霊光を観じられ、翌日登山、そこで金色に輝く千手観音像を感得されたという。為光上人は「この地こそは観音慈悲の霊場である」とし、自ら十一面観世音菩薩を一刀三礼で刻み、これを祀る堂宇を建立したという。これが紀三井寺の創始と伝えられている。
ご神木、樹齢約400年の樟。幹周6m 高さ21m。(市指定天然記念物)
茶店、いいところにあるんですよね。でも今回はスルー。
プールみたいな四角い池に「ごくらく橋」。何だかなぁ・・・
本堂(県指定重要文化財)江戸時代・宝歴9年(1759)建立
入母屋造・正面唐破風と千鳥破風・本瓦葺き・九間四面・総欅造り
西田敏行さん?
第弐番 紀三井寺、ご詠歌が書いてある。
これを忘れないようにね。
猫も杓子も・・・
「だれもかれも、なんでもかんでも」って意味で使いますが
『一休咄』に出てくるフレーズなんです。釈迦も達磨も猫も杓子も・・・ってね。この場合の猫は禰子(ねこ)=神主の意味で、杓子は釈子・釈氏(しゃくし)=僧侶を意味していたようです。もちろん多説ありますが、ここの祈願杓子とは関係ないですね。(^_^ゞ
それより、仏像ばかり目につく中、マネキンはビックリするやろ!
もちろん私らはこんな格好で巡礼してるわけではありません。
この姿でオープンカー乗ってたら、やっぱりビックリやろねぃ(笑)
本堂の端っこにはこんなものも・・・
観光地の定番?昔は人気があって、並んで順番待ちなんてこともありました。
ここの賓頭盧さんは、えらいコワイお顔で・・・
「お身代わりなで仏」として多くの寺に置かれてますが、表情はいろいろですね。
こちらは、通称、役行者(えんのぎょうじゃ)。役小角(えんのおづの)さんですね。修験道の開祖といわれています。一本歯の高下駄を履いたお姿が特徴。
このお寺、紀三井寺と言うのは通称で『紀三井山 護国院 金剛宝寺』が正式名だそうです。本堂以外の建物などを紹介すると・・・
新仏殿、鉄筋コンクリート造3階建。2002年に竣工され、内部には木造で日本最大、高さ12m総漆金箔の大千手十一面観世音菩薩像が安置されています。
興味が湧かないので観に入ってません。しかも入館料が別途必要だし。
六角堂、江戸時代(1750頃)建立
鐘楼(国指定重要文化財)、安土桃山時代(1588)建立。
入母屋造・本瓦葺き・袴腰。(腰板張りの下層)
全体に軽快な感じで、鐘楼建造物中の白眉とされている
・・・ただ、塗り直されたのかな?やたらと綺麗すぎて、重文に見えない。
大師堂?、ここにも弘法大師の足跡があり、像やお堂が建てられてます。
弘法大師が剃髪したゆかりの寺としても知られているようです。
お寺には大概こういうお決まりのものがありますね・・・
開山堂、本堂右手(東側)の石段を上るとちょっとした広場があり、いくつか建物が建ってます。これは一番北側にあります。
多宝塔(国指定重要文化財)、室町時代(1449)建立。
本瓦葺三間多宝塔。下層は四本柱の方形、上層は十二本の柱を立て高欄をめぐらせた円形。
ここもまた塗り直されたようで、ちとケバイ。
三社権現、祠が三つ並んでました。多宝塔の隣りですがここは寂れた感じ。
レポ、一気に済ませたくて長々となってしまった。写真も50点以上?
ここらで止めときます。でも続きが・・・(^_^ゞ
2011.6/26、紀三井寺 多宝塔。
第二番札所『紀三井山 金剛宝寺』(2011.6/26)
○宗派:救世観音宗(総本山) ○開基:為光上人
○御本尊:十一面観世音菩薩 ○創建;宝亀元(770)年
御詠歌「ふるさとを はるばるここに 紀三井寺 花の都も 近くなるらん」
ひと月ほど前の話になりますが・・・(^_^ゞ
さて、和歌山まで行くにあたって、新しいルートで行ってみました。
まだナビもGoogleMapでもフォローしていない、開通したての「阪神高速8号京都線」。その起点(終点?)が、近くにあるもので。
その入口を入れば、紀三井寺最寄りの和歌山ICまで、一度も降りずに高速道路で行ってしまえるようになりました♪
「山科入口」です。ピィさんの最近の記事と被ります(笑)
入口を入れば直ぐにトンネル、トンネルを抜けると「鴨川東」です。
ここまでは以前から出来ていたのですが「鴨川東」から「上鳥羽」間が、なかなか開通せず、やっと今年の春に開通したってことで・・・できることなら高速1000円の時に走りたかったな。実は割引終了した翌週なんです。
ほどなく京セラビルを横に見て、阪神高速8号京都線は巨椋池料金所で終わり、「第二京阪」と名称が変わります。
「久御山JCT」京滋バイパス、第二京阪に分かれます。
「門真JCT」までが第二京阪になります。
「門真JCT」から近畿自動車道に入り、「松原JCT」からは阪和自動車道に・・・岸和田、貝塚を抜けて「和歌山IC」で降ります。
高速道全行程115kmくらいかな?料金2400円だったと思います。
車椅子マークが付いているけど・・・?
途中、紀の川SAに。
11時、この分じゃお昼ご飯は遅くなりそうなので、ちょっとムシ抑え。
子ツバメちゃん達はお腹が減ってないのか落ち着いてる。
それにしてもエライ顔やな(笑)
和歌山ICを出た後は、県道を走って紀三井寺に到着。
ナビ通り走っていたら紀三井寺駐車場へ案内してくれたので、そこへ停めるが、何か変。狭いし整備されてない感じ。どうやら裏門やったらしい。
ここで駐車料金と入山料(セットで350円だったかな?)を払って
急な坂道を登っていく。息切れw。それでもまだこちらからの方がマシだそうです。もっと体力の無い方用にか、もう少し上にも10台ほどの駐車場が設けられてます。但し、料金は増額・・・
境内に辿り着いたら、おお、海が見えるやん♪
和歌の浦の絶景
京都のお寺も美しい景色を借景にしているところがよくあるが、
海、水平線が借景のところは無い・・・あたり前だが。(^_^ゞ
ここで、ふと気がついた。
また登って・・・すでにヘタリかけ。
境内の木漏れ日で頭がくらくら(笑)
紀三井寺は今から約1240年前の西暦770年(宝亀元年)唐から渡って来られた僧、為光(いこう)上人によって開基された霊刹です。
上人は行脚の途中、たまたまこの地に泊まり、夜半に名草山山頂付近から発する霊光を観じられ、翌日登山、そこで金色に輝く千手観音像を感得されたという。為光上人は「この地こそは観音慈悲の霊場である」とし、自ら十一面観世音菩薩を一刀三礼で刻み、これを祀る堂宇を建立したという。これが紀三井寺の創始と伝えられている。
ご神木、樹齢約400年の樟。幹周6m 高さ21m。(市指定天然記念物)
茶店、いいところにあるんですよね。でも今回はスルー。
プールみたいな四角い池に「ごくらく橋」。何だかなぁ・・・
本堂(県指定重要文化財)江戸時代・宝歴9年(1759)建立
入母屋造・正面唐破風と千鳥破風・本瓦葺き・九間四面・総欅造り
西田敏行さん?
第弐番 紀三井寺、ご詠歌が書いてある。
これを忘れないようにね。
猫も杓子も・・・
「だれもかれも、なんでもかんでも」って意味で使いますが
『一休咄』に出てくるフレーズなんです。釈迦も達磨も猫も杓子も・・・ってね。この場合の猫は禰子(ねこ)=神主の意味で、杓子は釈子・釈氏(しゃくし)=僧侶を意味していたようです。もちろん多説ありますが、ここの祈願杓子とは関係ないですね。(^_^ゞ
それより、仏像ばかり目につく中、マネキンはビックリするやろ!
もちろん私らはこんな格好で巡礼してるわけではありません。
この姿でオープンカー乗ってたら、やっぱりビックリやろねぃ(笑)
本堂の端っこにはこんなものも・・・
観光地の定番?昔は人気があって、並んで順番待ちなんてこともありました。
ここの賓頭盧さんは、えらいコワイお顔で・・・
「お身代わりなで仏」として多くの寺に置かれてますが、表情はいろいろですね。
こちらは、通称、役行者(えんのぎょうじゃ)。役小角(えんのおづの)さんですね。修験道の開祖といわれています。一本歯の高下駄を履いたお姿が特徴。
このお寺、紀三井寺と言うのは通称で『紀三井山 護国院 金剛宝寺』が正式名だそうです。本堂以外の建物などを紹介すると・・・
新仏殿、鉄筋コンクリート造3階建。2002年に竣工され、内部には木造で日本最大、高さ12m総漆金箔の大千手十一面観世音菩薩像が安置されています。
興味が湧かないので観に入ってません。しかも入館料が別途必要だし。
六角堂、江戸時代(1750頃)建立
鐘楼(国指定重要文化財)、安土桃山時代(1588)建立。
入母屋造・本瓦葺き・袴腰。(腰板張りの下層)
全体に軽快な感じで、鐘楼建造物中の白眉とされている
・・・ただ、塗り直されたのかな?やたらと綺麗すぎて、重文に見えない。
大師堂?、ここにも弘法大師の足跡があり、像やお堂が建てられてます。
弘法大師が剃髪したゆかりの寺としても知られているようです。
お寺には大概こういうお決まりのものがありますね・・・
開山堂、本堂右手(東側)の石段を上るとちょっとした広場があり、いくつか建物が建ってます。これは一番北側にあります。
多宝塔(国指定重要文化財)、室町時代(1449)建立。
本瓦葺三間多宝塔。下層は四本柱の方形、上層は十二本の柱を立て高欄をめぐらせた円形。
ここもまた塗り直されたようで、ちとケバイ。
三社権現、祠が三つ並んでました。多宝塔の隣りですがここは寂れた感じ。
レポ、一気に済ませたくて長々となってしまった。写真も50点以上?
ここらで止めときます。でも続きが・・・(^_^ゞ
2011.6/26、紀三井寺 多宝塔。
第二番札所『紀三井山 金剛宝寺』(2011.6/26)
○宗派:救世観音宗(総本山) ○開基:為光上人
○御本尊:十一面観世音菩薩 ○創建;宝亀元(770)年
御詠歌「ふるさとを はるばるここに 紀三井寺 花の都も 近くなるらん」
お疲れ様です。
私だったら・・・・やっぱり戻ります。
忘れたのが槙尾山施福寺でなくってよかったよかった。
もし、あそこ二往復したら・・・ご利益倍増
粉河寺は楽だったけど、次は施福寺。7駆さんのブログ見て、ちょっとビビってます。この暑さだと倒れるかも・・・(^_^ゞ
一番の難所は上醍醐ってことだそうですが、あそこは中腹に駐車場があり山登りしなくても行けそう。
で、実質、施福寺が最大の難所かと・・・
ウチからだと滋賀県回りで南下するときには使うかもしれないですね。
紀ノ川SA、私だったらPOPに引かれてねぎたこを買ってたでしょうね、きっと。(^^;
仏殿はやっぱり木造であってほしいですね。
色鮮やか過ぎるのもいただけない・・・
でも御利益倍増二往復、熱中症には気をつけてね。
なんや、こりゃ!
もう関西の道を走ることができませんね。わたしゃ。
それにして山科から小椋まで、こんな道を通せる余地がありましたっけ?
さすが見逃しませんね、あのPOP。jimmy.さんやったら何にするかな?って写真に撮りましたよ(笑)
新仏殿、木造だったら耐震審査が問題だったのかも。
・・・あっ!今地震があった。奈良県震度4
関西の道、新名神が計画中だけど完全開通するにはまだまだのようで。
私的には京奈道が1本欲しいなって・・・
そちらからだと京都東ICより近いでしょうし、そこからもかなり内回りになりますし。
紀三井寺、バイクや車で15分くらいのところに何年も住んでいたのに、1回くらいしか行ったことないんですよ。
入り口近くにあった24時間営業のモスバーガーには何度も行ったんですが(笑)
新名神と第二京阪、山科もますます便利になった気がします。
灯台下暗し、意外とそんなもんですね。私も清水寺には未だに行ったことが無い。
ツバメは人が集まるところに巣を作るのが好きですね。