鳥海山と秋田駒ヶ岳へ高山湖沼の微生物群集の調査に行って参りました。今回は、東北大と山梨大のグループとの合同調査です。
あいにくの雨で、鳥海湖は濃い霧に包まれていました。雪渓が湖に入り込んでいて、南極ルンドボックスヘッタの丸湾大池を思い出させます。
秋田駒ヶ岳では天候が回復し、快適な登山となりました。写真のように調査器具等をザックに詰め込んでの登山です。
阿弥陀池から200m下ったところに、駒池があります。駒池の底にはクロサンショウウオの卵塊が観察されました。
この一帯は湿原で、木道にそってニッコウキスゲなどの高山植物が咲いていました。
ここへは2時間程度の登山でアプローチでき、しかも景観も見応えがあります。