DEEPLY JAPAN

古い話も今の話も、それでもやっぱり、ずっと日本!
Truly, honestly, DEEPLY JAPAN!

ロバート・F・ケネディ Jr. 、ビル・ゲイツを非難する

2020-04-18 13:02:51 | 太平洋情勢乱雑怪奇

新コロナウィルスは中国の武漢のラボから漏れたもので、アメリカの情報機関は知っていて警告をあげていたという話をポンペオがFox Newsで話したとかで、ここ1週間ぐらいこの話がなんだかまことしやかに語られている。でも、ふと思えば、これって、当初から右派がやってたネタだよね。

それに対して中国は新コロナウィルスは中国に入ってきたものであって、それはゲノム解析から明らかであると言っている模様。どこかきっと中国の報道にあるんだと思うけど、私が見たのはTASSの記事。在ロシアの中国大使がTASSに語ってる。

Ambassador says coronavirus imported to China, points to genetic sequence as proof

https://tass.com/world/1146127

この発言は、中国の誰かがどこかで語った、あるいはメディアが伝えたという話ではなくて、TASSの質問に大使が答えたという話なので、現時点での中国政府公式のスタンスと考えていいでしょう。内容の精査は別問題として(私はどちらが本当なのか知らない)。

これはこれとして、新コロナがらみでは現在アメリカではもう1つ、興味深い話が出回ってる。

 

■ ビル・ゲイツの信念問題

それは、ロバート・F・ケネディ・ジュニアが、ビル・ゲイツの「信念」について警告を発している話。

あのケネディの甥にあたる人。

これはこの件のzerohedgeのまとめ記事。

Robert F Kennedy Jr. Exposes Bill Gates' Vaccine Agenda In Scathing Report

https://www.zerohedge.com/health/robert-f-kennedy-jr-exposes-bill-gates-vaccine-agenda-scathing-report

 

ゲイツがワクチン、ワクチンと騒いでいることはもう誰でも知ってるわけだけど、ケネディJr.は、そのワクチンが各地で悲惨なことをもたらしていることを告発している。これは4月9日付けのケネディ氏のサイトの記事。

April 09, 2020
Gates’ Globalist Vaccine Agenda: A Win-Win for Pharma and Mandatory Vaccination

https://childrenshealthdefense.org/news/government-corruption/gates-globalist-vaccine-agenda-a-win-win-for-pharma-and-mandatory-vaccination/

 

冒頭に、こんな一文がある。

ゲイツのワクチンへの執着は、テクノロジーで世界を救うという信念によって支えられている

Gates’ obsession with vaccines seems to be fueled by a conviction to save the world with technology.

そういえばマイクロソフトがそんなことを確かにいってるなと思うわけだけど、ケネディ氏が引いている記事によれば、マイクロソフトが最近やっていることの一つにデジタルIDなるものがあり、それは誰がどんなワクチンを接種したかをデジタル管理する試みだそう。蛇足ですが、コンピュータの1台1台の話ではなくて人が対象。

Vaccines, for Bill Gates, are a strategic philanthropy that feed his many vaccine-related businesses (including Microsoft’s ambition to control a global vaccination ID enterprise) and give him dictatorial control of global health policy.

大金持ちであることも知られているわけで、したがってこんな感じであちこちに資金提供をしている。

ゲイツは、WHO、ユニセフ、GAVI、PATHを管理するために自分の慈善活動を使う以外にも、ワクチンを製造し、コロナウイルスワクチンの開発を加速するために民間製薬会社に資金を提供。12の製薬会社に5000万ドルを寄付している。

 

そんなことをしているゲイツのゲイツ財団は、しかしながら、予防接種を巡って、2017年インド政府から追い出されていた。ワクチンを原因とする健康被害があったためらしい。当時の記事。

Modi govt cuts ties with Bill and Melinda Gates Foundation on immunisation 

https://www.business-standard.com/article/economy-policy/modi-govt-cuts-ties-with-bill-and-melinda-gates-foundation-on-immunisation-117020800294_1.html

 

他方、同じく2017年には、WHOは、ポリオの世界的な拡大はワクチンの株に由来していることをしぶしぶ認めているそうだ。

In 2017, the World Health Organization (WHO) reluctantly admitted that the global explosion in polio is predominantly vaccine strain. The most frightening epidemics in Congo, Afghanistan, and the Philippines, are all linked to vaccines. In fact, by 2018, 70% of global polio cases were vaccine strain.

 

で、このケネディ氏は、1月31日に、RTアメリカの番組に出てアメリカCDCと製薬のいわゆる癒着構造を話し、米CDCはワクチン会社のようなものとまで言っていた。

'The CDC is actually a vaccine company' – Robert F. Kennedy Jr

 

今回のコロナについてももちろんゲイツは乗り気なわけで、あっちこっちに出没してワクチン、ワクチンと言っている。中国にも寄付をしていたと記憶するし(騒ぎの最中)、今般は韓国とも協力しようとしているという記事を読んだ。

 

■ 治療よりワクチンのムード

で、この2カ月のおかしさって、マジでこのマッドな執念のせいなのか・・・と思ったりしている。

というのは、なにか、病気の治療よりも、ワクチン、ワクチンと騒ぐ人がいることが、私には非常に奇妙に思えていたわけですよ。しかも、簡単にできないと言い張る(ウィルスは変化するから実際普遍的に有効ではない → ワクチン最強説と矛盾する)

新型コロナの致死率「H1N1の10倍」 終息にはワクチン必要とWHO
2020年4月14日 3:42 発信地:ジュネーブ/スイス [ スイス ヨーロッパ ] 

https://www.afpbb.com/articles/-/3278444

「新型コロナワクチン実用化、少なくとも1年は見込めず=WHO」
(ロイター 2020/4/14)
https://jp.reuters.com/article/health-coronavirus-who-idJPKCN21W27H

 

まずは、主に肺炎の症状を見せる呼吸器疾患の問題にどう対応できるのかが、この新型コロナという疾病に対する現時点での最も重要な対応ではないのか、と思うわけです。

ところが、ワクチンがまだないからまだダメだ、みたいなことを言う人がとても多い。ワクチンはファイナルソリューションなのか? ワクチンは大枠ではいいとしても100%の保証をするものではない。インフルエンザのケースを見ればわかるでしょう。

要するに、新型のウィルスだから人間社会に入り込んで一定の人数が抗体を持つようになるか、治療法が確立しているかすればこのウィルスは怖くないという話だと思うけど、どうしてそんなにワクチン頼みなの?と疑問に思ってたし今も思ってる。

 

■ ロシアの事例

それに対して、何か奇妙に冷静に独自路線を静かに取っているロシアでは、ワクチンのプロセスを進める一方で、治療法の確立の問題にフォーカスがあったことは前にも書いた通り。

クロロキン&メフロキン

思えば、クロロキンはその後アメリカで臨床試験をやっているようだったけど(今日時点どうなってるのかよくわからない)、大手製薬揃いのアメリカやらドイツから、どうして、これが標準です、みたいな治療法が早々に発表されなかったの? 出てるけど主流メディアが拾わないだけ?

ニュースといえばこういう感じ。これは今後の話。今どうしてるの?

米Pfizer社、新型コロナのワクチンは2020年4月末、抗ウイルス薬は3Qに臨床試験へ

https://bio.nikkeibp.co.jp/atcl/news/p1/20/04/15/06811/

 

また、3月中頃には、ロシア科学アカデミーの呼吸器疾患のオーソリティーのおじいさんが出てきて、新コロナに罹患した場合の段階的な症状について25分ほど解説していた。

Alexánder Chuchalin, neumólogo: "El coronavirus puede provocar un brusco colapso inmunológico"

(ロシア語版とスペイン語版がyoutubeにある)

私が見たのはこのロシア語会話を某サイトの有志が英語にしたもの。見た人がみんな、勉強になりました、みたいな感じになっていた。私もそうで、やっぱり最終的にはこじらせたウィルス性肺炎みたいな話なんだなと納得した。ウィルス性肺炎で亡くなる人は世の中多数いる。

今般のウィルス自体は新しくともそれが引き起こす症状は最終的には肺の疾患なのだとしたら、呼吸器学の専門家の話が最前線だと改めて思った。

Chuchalin氏は2日ぐらい前には、13-valent pneumococcal vaccine(13値肺炎球菌ワクチンとでもいうのだろうか?)は肺炎球菌対応だけでなく新コロナでの一般的な免疫の向上にも役に立つだろうといった話をしていた。

 

もちろん、どこの国でも治療の最前線の先生たちはそういうことをしているに違いない。そして、その治療が当たるか当たらないかは、他の場合と同様、先生の知見、判断、機材の問題もあるし、そして患者さん独自の問題もやっぱりある、といったものでしょう。普通に病気の話。

 

■ ぎこちない騒動

全体として、このコロナ騒ぎは本当におかしなことばかり。

私は、タイミング的に金融のことをまず考えたし、金融屋は確かにそれを利用しているとも思うけど、その騒動がどうして引き起こされたのかという部分も重要。

グラス・スティーガルとは言わせない問題のような気がする

 

米のポンペオは武漢ラボ由来説に乗ってるようだが、アメリカの中では、フォート・デトリック由来説、ビル&製薬&WHO(+α)が非常にヤバいぞ説も相当な影響力を持って存在している。

整理すると現在

(1) 武漢ラボ由来説

(2) フォート・デトリック由来説

(3) ビル&製薬&WHO(+α)が非常にヤバいぞ説

が語られている。(3)は現状由来説ではないけどここに起源がないとは証明できない(ないものは証明できないからにすぎないが)。

 

私の思いつきとしては、(3)が1月31日にRTアメリカという、結構な数のアメリカ人が恒常的に視聴してるケーブルテレビの番組で出ちゃったもんだから、米が飼ってる右派を総動員して(1)を出してきた、という展開なのかな、などと言ってみたい気がする。

その場合ポンペオ&トランプの中国批判はあまり意味がない。選挙用みたいなものである可能性も結構ある。中国はアメリカの大学、研究と非常に密接なので、中国共産党自体コントロールできないところも多数あるものとも思う。このへん、この人たちは今後大変になってくるわね、ってところか。

 

そして、コロナのゲノム解析から見た時の奇妙な状況などを知識のある人たちが何を言おうともメインストリームに行かないのは、やっぱりビル&製薬の力が大きすぎて、関係者は沈黙にしくはなしになっているのか、などとも思う。

 

 

とか書きながら今TASSを見たら、コロナがらみで、

インドがロシアに薬を送る計画、クレムリン喜ぶ

プーチン、ワクチン生産準備を指示

とかいうニュースが出ていた。インドとロシアは長年のパートナーだから不思議ではないけど、でも、ロバート・ケネディ Jr.の記事が出回る中、インドなのか、インド、と思うのだった。

そして、あくまで自国産のワクチンの用意をずっとやってるロシア。

Putin gives instructions to start preparations for coronavirus vaccine production 

Kremlin welcomes India’s plan to provide medicines to combat coronavirus to Russia 

つまり、ビルやら米独大手製薬みたいなところからのワクチンを買わされて、ゲイツの本業に「ワクチンID」を渡されてロシア国民がトラックされるようなことは是が非でも避けねばならなぬ、みたいなことなのだろうか。

わからないことだらけなんだけど、時間と共に、どう考えても今般の事象が自然発生的には見えない確からしさは上昇している。

 


 


コメント (4)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 米:隔離制度17日から段階的... | トップ | 新型コロナ、致死率は0.2%未... »
最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (蔵権)
2020-04-18 16:57:10
Twitterで拾ったリンクですが。
ttps://www.cam.ac.uk/research/news/covid-19-genetic-network-analysis-provides-snapshot-of-pandemic-origins

Covid-19はA→B→Cの順番で変異
米国と豪州で流行しているのは始祖のAタイプで、武漢では滞在していたアメリカ人からしか検出されてない。武漢で流行したのは東アジア人の体質に合わせて変異したBタイプで、BはCに変異して、ヨーロッパで流行。

で、ウィルスが人為的に撒き散らされたのかどうか、陰謀があったのはどうかわからないけど、中国で新ウィルスが発見される前にアメリカではずっと前から流行していたんじゃないかな? 去年8月から新型インフルエンザの流行で一万人以上が亡くなっているけど、実はインフルエンザじゃなくてCovid-19だった、その証拠が西側の研究者からもたくさん出てきたので、武漢研究所云々の話を出して煙に巻いていると考えると全部線が繋がる。大本の流出先はどうなんだと言えば、ビルゲイツの動きを見ていてもなにがしらの陰謀があったという考えも持っているけど(炭疽菌テロとか陸軍から流出した証拠があるのにうやむやで話がおわってますよね)元々ウィルスが蔓延していたところに検査を始めたために見えないものが可視化されてしまって大ピンチ、という話じゃないのかな。

だって、アメリカだけ感染の拡大の仕方がどうみてもおかしいでしょ。

ttps://www.anzen.mofa.go.jp/covid19/pdf/graph_suii1.JPG
Unknown (ローレライ)
2020-04-18 17:32:52
モンサントの種子ビジネスをワクチンに拡大するゲイツの投資戦略警戒のロシア。
Defy Fascist Lockdown (セコイアの娘)
2020-04-19 13:13:03
https://www.dailymail.co.uk/news/article-8211257/Wuhan-lab-performing-experiments-bats-coronavirus-caves.html
武漢ウィルス研の蝙蝠由来のウィルス研究にNIHのアンソニーファウチが3.7Mドルのグラントを供出していたというのは本当か?だとしたらなぜ?ファウチはビルゲイツのワクチンプロジェクトの主要メンバー、もしかしたらカネの出所はビルゲイツではないのか?
アメリカでは、反ロックダウンデモが飛び火してる。
https://www.latimes.com/california/story/2020-04-17/protesters-california-stay-at-home-coronavirus
Defy Fascist Lockdownのプラカードをかかげているのは、星条旗に身を包んだお姉さん。今のアメリカで抵抗勢力として機能しているのが右だというのが良くわかる。左翼は抵抗勢力として機能していないばかりか(だいたい日本もアメリカも左翼そのものが死んでる。)このファシズムへの道を率先してリードしているのがナチリベ民主党という事実。ビルゲイツは勿論、ほとんどのIT長者が民主党支持者だという事実。
エプスタイン (セコイアの娘)
2020-04-19 13:32:00
それと、ビルゲイツとエプスタインとの関係。
エプスタインも、ビルゲイツのワクチン執着に深く関わっていたはず。
https://www.nytimes.com/2019/10/12/business/jeffrey-epstein-bill-gates.html

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

太平洋情勢乱雑怪奇」カテゴリの最新記事