Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

2024年5月9日(木) [鈴鹿]御池岳へ、クマガイソウとシマリスに感激!!

2024年05月10日 | 山登りの記録

■メイン写真
ちょうど咲いていてラッキー!! コグルミ谷のクマガイソウ。

■今回のコース
コグルミ谷登山口→長命水→天ヶ平(カタクリ平)→7合目→日本庭園への分岐→御池岳→
(往路を戻る)→コグルミ谷登山口

鈴鹿山系の最高峰・鈴北岳の隣にあり、鈴ヶ岳とセットで"鈴鹿の屋根"の一部をなす
御池岳。白い石灰岩質のコグルミ谷ルートから登ると、さまざまな春の花を観られる。
中でも貴重なクマガイソウの群落は特筆ものだ。
ヒルが出る前のこの時期、久しぶりに御池岳を訪れた。

コグルミ谷登山口。
2~3年前まで、5分ほど国道を下ったところに、うまく停めれば10台くらい駐車できる
場所があったのだが、現在、重機が入っていて、一般車は停められない。
路肩も全面駐車禁止なので、離れた場所から歩いてこなければならない。

 

登山口近くに咲いていたクルマムグラ。

沢沿いの登山道を行く。まさに新緑がいちばん輝いて見える季節だ。

ヤマブキソウ。

チャルメルソウ。
他にミヤマハコベやキランソウなどを観ながら進む。

登山道から外れた場所に咲くクマガイソウ。大切にしたい。

石灰岩質の道が続く。鈴鹿の山っぽい雰囲気がいい。

腕が入る程度のサイズ、ミニミニ鍾乳洞といったところか(笑)。
それでも水の浸食のパワーを感じざるを得ない。

渓流沿いなのでヒメレンゲか、いずれにせよマンネングサ系の花。

長命水、5合目を過ぎると、沢沿いを離れてこの日いちばんの急登になる。
がんばりどころである。

ブナの双葉から、新たな本葉が出てきている。
ブナ、カエデ、ミズナラなどの美しい広葉樹林が続く。

イワカガミ。ここのは、葉も花も小ぶりである。

急登箇所をクリアすると、白瀬峠への分岐でもある天ヶ平(カタクリ峠)に着く。
その名の通り、カタクリの葉がちらほら。花は終わっていて、実がなっていた。

7合目を過ぎると、左にトラバースし、日本庭園への分岐でもある枝尾根に出る。
尾根を回り込み、真ノ谷の上部に出ると8合目だ。

道中、ちらほらと散在するのがニリンソウ。
金剛山のよりも小ぶりで、花びらの裏が、やや濃いピンクまたは紫に近い色のものも
みられておもしろい。
株は少ないがイチリンソウもあった。ただし花は咲いていなかった。

花びらが6枚のものも見つかった。

石灰岩が両側から迫る、細い廊下を通ると…

そこはシマリスの棲みか。石灰岩の複雑な地形が、かれらの格好の隠れ家になっている。
ちょろちょろと動き回る複数のリス。
可愛いしぐさはいいが、なかなか写真を撮れせてくれない。

9合目を過ぎれば樹木はまばらになり、バイケイソウの大群落が広がるようになる。

御池岳の山頂に到着。おつかれさまでした!!

山頂からは、北側の眺めがすばらしい。

伊吹山、白山、御岳、恵那山などと、遠くの山々を探すのも楽しい。

 


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