Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

2018年6月17日(日) 六甲山系にも「穂高と槍」がある!?

2018年06月19日 | 山登りの記録
■メイン写真
摩耶山掬星台の展望デッキにて


■今回のコース
長峰堰堤横(登山口)→(山寺尾根)→掬星台→摩耶山天上寺→(アゴニー坂)→新穂高→
シェール槍→穂高湖→杣谷峠→長峰山→六甲高校前

※下見時のレポートは、「ここをクリック」!!

この日の登山教室は、なんと北アルプスでもないのに「穂高」と「槍」へ。
六甲山系・摩耶山の奥座敷に、それらはある。



阪急六甲駅からタクシーに分乗して、登山口である長峰堰堤へ。



山寺尾根は、摩耶山の旧天上寺(昭和51年に焼失)に向かう最短ルート。
「最短」だけに、急坂が続く。



ツルアリドオシのかわいい花。



掬星台に登りつく直前は、特に険しい登りだ。
すぐに汗がにじんでくるが、時折、吹いてくる風は涼しい。



オカトラノオ。



掬星台からは神戸の中心部が一望のもと。
ここからの夜景は「日本三大夜景」でもある。



掬星台で、はい、チーズ!



ロテルド摩耶の前を抜けていく。



摩耶山天上寺。もとの天上寺が燃えたあと、ここに移設された。
天上寺は、釈迦の生母・摩耶夫人を本尊とする日本唯一の寺。
646年、孝徳天皇の勅願で、法道仙人が開創した。空海が留学先の中国から持ち帰った
摩耶夫人尊像を奉安したことから、摩耶山と呼ぶことになったという。



アゴニー坂を下る。
急坂で知られるが、それほど長くない。



いったん徳川道に出て、「新穂高」のピークを目指し、この目立たないササ道に
分け入る。



三角形をした新穂高のピークが見える。



倒木もある薮っぽい道を行く。細かいアップダウンが体力を奪う。



新穂高の山頂に到着。北アルプスっぽさは、さすがに、ない(笑)。



すぐ東の609m岩峰でランチ。



ここからは明石海峡大橋が間近に見える。向こうは淡路島だ。
本物の穂高に勝っているのは、海の眺めが見えること。



徳川道に戻る。
徳川道は、幕末、兵庫港の開港に伴い、外国人と参勤交代の大名行列が、生麦事件の
ようなトラブルを起こさないように、石屋川と明石の大蔵谷の区間、六甲山中を迂回して
つけられた道だ。
兵庫港開港の同日(1867年12月7日)に開通したものの、すぐに外国人居留地を小さく迂回する
別の道ができたうえ、明治新政府が参勤交代を廃止したため、実際の参勤交代に使われる
ことはなく廃れた。



穂高堰堤を左から回り込み、「シェール槍」へ向かう。



短い岩場を登って、絶景の山頂へ! これで「穂高」と「槍」を制覇したゾ!



ほんのちょっと登っただけなのに、穂高湖があんなに下に見える。



穂高湖に下りてきた。シェール槍が正面に。
堰堤が隠れて見えないので、まるで天然の湖のようだ。
家族連れが遊びに来ていた。小魚を釣ったりして楽しそうだった。

暑い一日。既にピークも3つ歩いてきた。そろそろ足に疲れが来る頃だが、
杣谷峠を経て、この日最後のピークがまだ待ち受けている。



皆さん、気力を振り絞って、長峰山に到着!
この日は、最初からずっと、意識的に水分を補給してきたが、それが良かったのか
バテつつも、元気をキープ。



長峰山からの眺めもサイコーだ。



最後は一気に下る。
初心者だったメンバーも、数回の経験ですっかりサマになってきた。



無事、伯母野住宅街の上に出てきた。いやー、よく歩いたな~!!

六甲高校前でタクシーを呼んで、六甲駅へ。
解散直後に、駅前のスーパーで買った缶ビールをグイッとやって、家路についた。


※初心者から楽しめる遊山トレッキングサービスの登山教室は、「ここをクリック」!!

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