KY

思いっきり、空気読めない子が、いる。
これは、本当に、天然記念物級。

仕事の件での約束不履行について、
仕事ができるできない以前に、社会人として失格という内容のメールを
先輩からもらったにもかかわらず、
そのメールの本文内に、他の先輩が自分の育成を任されている旨の記述が
あったばかりに、自分ではなく育成担当の先輩が社会人失格であるとの
お叱りを受けたのだという勘違いに始まり、
あろうことかその先輩に、「そんなこと言われたら、俺だったら立ち直れねぇ・・・心中お察ししますよ（俺は味方です）」みたいな意味不明のこと言い出す始末。

お客様の前でも、平気でため口だし、「ふ～ん、そうなんですかぁ～」と
あからさまに興味なさそうな言葉を発したりする。

また、メモを取らないせいか（取ったメモの内容も意味不明）、
同じことを何度も何度も何度もお客様に確認し、うざがられる始末。

さらにはほんの一瞬前に決まったことも、自分ルールで決まってないことにしちゃって、
ひたすら終わったことの対策を考えだしたり、
自分勝手に結論を決めて突っ走ってみたり・・・

人の助言は聞かないわ、助言した人を差し置いて他の人に意見を求めて歩くわ、
その挙句、「他の人に聞くくらいいいじゃないですか～」と馴れ馴れしいわ、
もう、やることなすこと、すべてが人の神経を逆なでする。

こんな子が、いるもんなんだなぁ、とあきれる。

自分が、どれだけ、悪気なく、周りの人間を傷つけたり、
周りの人間を遠ざけたりする行いや発言をしているのか、
気付かずに２６年間も生きてきたのだろうか？
そんなことって、起こりうるんだろうか？

・・・といいつつ、自分もいろいろあるからなぁ、
あんまり言えないかもしれないなぁ、と身につまされる日々だったりもする。


人に好かれることは、一朝一夕には、達成できないものだなぁ、と
今更ながら思ったりする。


人として、信頼のおけることであったり、配慮ができることって、
あたりまえと思ってしまっているけれども、かなり大事で、
それに比べたら、仕事ができないくらい、大した問題じゃないと思える。
（仕事の迷惑は、カバーできるけど、人に不快な思いをさせたことに対しては、
　なかなかフォローできないもんなぁ。）

自己成就予言

心理学用語らしい。
心理学的なものって、良い面と悪い面とが、
使われる場面によってどちらかのみ、強調されて使われることが多いみたい。

周りの人に良い印象を持ってもらうことで、
その印象を持たれた本人が、その通りの人物になろうと努力し、
その結果、最初に持たれた良い印象を実現してしまう。

一方で、悪い予言を受けることにより、
そのようなことが本当に起きると信じ込んでしまうことで、
実際に悪い結果を引き起こしてしまう。

また、どちらに当てはまるか微妙ではあるが、
占い等、予言的な内容を受け取ることにより、それを信じて、
その通りの行動を取ってしまう、など。

ニワトリが先か、タマゴが先か、の議論に近いですなぁ。
（この議論を始めて知ったのは、「ワンダービット」という漫画だった。
　この漫画、かなりすばらしいものだったんだけど、復刊しないかなぁ。）