かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

コンピューターの故障で意味不明なデータしか送れなくなったボイジャー1号の最後の言葉が、ひょっとしたら理解できるようになるかもしれないそうです

2024-03-15 19:51:30 | Weblog

 奈良市の今朝の最低気温は3℃、昼の最高気温は17.3℃、五條市の今朝の最低気温は−0.3℃、昼の最高気温は17.8℃でした。今日は夜明けから日没まで日光が遮られることのない明るい一日でした。気温も想像以上に上がり、昼間はいつも羽織っている服を一枚外さないとのぼせてしまいそうな暖かさでした。明日も一日上天気で気温は更に上がってくる模様です。これでそのまま春となれば桜の花も異例の速さで咲くのでしょうが、週明けからまた一旦冷え込んで、安定して暖かくなってくるのはその先、来週末以降ということになりそうです。どうやら冬将軍最後の攻勢となることでしょうから、春まで後一息ですね。

 さて、太陽系を離れ、地球から240億キロ彼方の未知なる外宇宙空間を爆進中のボイジャー1号で、搭載のフライト・データシステムが異常を起こして3ヶ月、以来意味の分からない信号が宇宙の彼方からほそぼそと送られ続けていましたが、このほど、米航空宇宙局(NASA)が、このデータの問題を解決する手がかりを発見したと発表しました。NASAによれば、送信されてくる意味を持たないバイナリコードを深宇宙ネットワークを担当するエンジニアが確認したところ、その中にフライト・データシステムの全メモリの読み出しが含まれていることが発見されました。NASAでは、今後故障以前の正常なデータと比較しながらバイナリコードを解析し、フライト・データシステムのソフトウェアパッケージで破損した部分を回避し、データの読み取りができないか判断していくそうです。
 搭載する原子力電池がすでに設計寿命を大きく超えており、地球との通信可能な電力を保持できるのも2025年までになるそうですが、今も時速6万キロ以上の速度で太陽系外へ進んでいく最速・最遠の人造物として、その最後の瞬間までデータを送り続けて欲しいものです。そしてはるか未来のいつの日か、知性ある誰かに拾われるまで飛び続け、その使命を全うしてくれたらと願います。

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