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「経済を成長させる政策」とは何か?

2009年08月16日 13時55分07秒 | 経済関連
よく日本の産業政策を批判している人たちがいる。確かにそういう一面はあるだろう。これは既に書いてきたことでもある。

「桂馬」の規制は緩和するべきか

経済政策についての一考察

『官僚たちの夏』~第2回


だが、彼らの多くは矛盾する主張をしているのだというような意識は乏しいのではないかと思う。成長率を高める政策なんて、多くの場合には分からないのだろう。もし本当に分かるのであれば、みんなやってるっての(笑)。


恐らく誰も「正解」を知らないんだよ。それをおバカなテレビの解説者とかアナウンサーとか出演者なんかは、「本当にできるんですか!」とか言うわけだが、そんなもんは分かるはずなかろうて。やってみなけりゃ、わからんね、というだけ。

メディアやネットでも経済学者気取りの多くは、バラマキは良くない、だが「経済成長させる政策をやるべきだ」ということを言い出すわけである。それなら、政治家や官僚が確実な成長産業をより分けられるか創り出せる、ということを信じているのと変わりがないのではないか。

「成長率を上げる政策」を挙げる学者や解説者などは、政策の中身を言うべきだし、それがどうして成長させることができるかについての裏づけを取るべきだろう。


と同時に、「政府の政策によって経済成長をもたらせることは可能と信じている」ことを明確に表明すべきだろう。そういう政策は産業政策と何が違うのか、よく考えてみるとよい(笑)。





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