還暦過ぎの阿乱怒論

家庭菜園や工作好きの爺父が日々感じたことを綴る独り言

危惧すること

2017-07-19 22:53:08 | 日記

安倍政権のお友達閣僚のあまりのひどさには言うべき言葉もありませんが、稲田防衛大臣の国会答弁がウソだらけだった事が明らかになりました。
事あるごとに「責任は私にあります」と軽々しく口に出すが全く責任を取ることのない安倍首相自身の言葉の軽さを見習っているのでしょう。
言葉だけで国民をごまかせるという姿勢が顕著です。

多くの国民が危惧する安保法制や特定秘密保護法等を強行しても変わらずに高支持率を維持していた内閣支持率も急降下です。
高い内閣支持率自体が不思議だったのですが、この時期になって何故急降下したのかも不思議な感じがします。

うがった見方かも知れませんが、官邸に人事権を握られた官僚組織の反撃なのでしょうか?
マスコミへのリークも恐らく官僚側から積極的に行われ出したのでしょう。

今回の稲田防衛大臣の件も「こんな大臣に我々の命を預けられるか」といった防衛関係者からのリークによるものでしょう。
拍手喝采したい気持ちもありますが、よく考えてみればこれは恐ろしいことではないでしょうか。

自衛隊(自民党は防衛軍と呼びたいらしいが)が気に入らないトップ(防衛大臣)を辞めさせる事が出来るという前例になります。
文民統制という建前のもとで専守防衛に徹してきた自衛隊が牙を磨くことにならなければいいのですが・・・。