神戸開港150年を記念して15~17日まで帆船フェスティバルが開かれ、
15日には帆船8隻による淡路沖から神戸港までパレードが行われるというので午前中から行ってきました。
着岸予定の岸壁には昼頃からたくさんの人達が今か今かと待ちわびている中、
15時ごろになってようやくお目当ての日本丸と海王丸が相次いで入港してきました。
美しい姿の海王丸、まさに海の貴婦人の称号がふさわしい美しさです。
港内は帆を張って航行できないのが残念です。
翌16日には各船でセイルドリル(停泊中に帆を張ること)が行われるようですが、今日は帆を張った姿を見られないのが残念です。
夜には停泊中の帆船全てがライトアップされていました。
ロシアの訓練用帆船「パラダ」
海王丸よりも総トン数はやや小さいもののグレートで立派な姿です。
訓練生でしょうか、ロシアの若者が一生懸命携帯電話で話していました。
故国の母親か恋人の声でも聞いているのでしょう。
どこでも変わらない若者の姿です。
数十年前の若き日に海外に憧れ、少しの間だけだったけど船乗りを経験しただけに、
年老いた現在でもこういう船たちを見ると心躍るものがあります。