突発SSS 只今出歯亀中。

妖怪ってのは成長が早い。
人間の子供の成長スピードの倍が常だ。
実際自分も産まれる前から目も耳も使えていた。
劇的な突然変異でもないかぎり
ゆっくり成長するなんて笑える。
だから。
｢ねー、くらまあ。
これできないよぅ、なおしてえ。｣
｢どうしたの修羅？こんがらがっちゃった？｣
『それくらい引きちぎれるだろうが！』
｢くらまあ、ひとりじゃねむれないよぅ。｣
｢ん？じゃお歌歌ってあげようね。｣
『お前嘘つくな！』
｢くらまあ、あれ見たいー。｣
｢あの鳥の巣？オレじゃ届かないなあ・・・
パパ呼ぼうね。パパー｣
『パパじゃねええええ！！』

｢おまえさ。｣
呆れた様な諦めた様な口調で躯は言った。
｢勤務時間以外は何してようがお前の勝手だけどよ。｣
飛影は微動だにしない。
｢白目剥いてぶっ倒れるまで邪眼使うなよ・・・｣
絶賛気絶中！な飛影を軽く小突くと躯は呟いた。
｢まあぶっ倒れても安心な場所って認識なのは
ちょっと嬉しいけどよ。｣




～ちょっと躯×飛影ですわね。
飛影はたまに(土日あたり)邪眼使って
癌陀羅監視員やってます。自主的に(笑)