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ポアス火山に新たなカルデラ湖

2017-05-30 15:39:45 | 日記

中米コスタリカ ポアス火山に新たなカルデラ湖が出現 ガス勢い止まず

 
ポアス
ポアスの山頂カルデラ湖が増えた(コスタリカ火山観測所

 先月、過去最大規模の爆発的噴火が相次いだ中米コスタリカのポアス火山の山頂にドローンを飛ばして火口付近の現状を調べたところ、カルデラ湖が二つに増えていたことが明らかになった。山頂は有毒な火山ガスの噴出が止まらないため、現在も近寄ることができない状態だ。

  首都サン・ホセの北25キロに位置するポアス山は、トゥリアルバ山と並んで、コスタリカでも最も活発な火山のひとつ。

 山頂には二つの大きな火口湖があり、南側の方は約7500万年前に噴火した記録がある限りだが、北側のカルデラ湖の水質は、酸性度が世界で2番目に高く、火山活動のない時期は綺麗なエメラルドグリーンの湖面を見に訪れる登山客も多い。

 しかし先月中頃から水蒸気爆発が相次ぎ、22日には過去最大規模の爆発的噴火が発生。地下のマグマで熱された湖水が一瞬で吹っ飛んだ勢いで、火口周辺の溶岩ドームが崩壊。

 ふもとの自治体では、火山岩の噴出で太陽光パネルに穴があいたり、観測機器を乗せたやぐらが倒れるなどの被害が報告されたほか、火山灰や火山ガスで頭痛や呼吸困難、喉に焼け付くような痛みを訴える住民が相次いだ。

噴火から1カ月過ぎた現在もポアス山の火山活動は活発で、火山国立公園の閉鎖が続いている。コスタリカ火山観測所(OVISICORI-UNA)は25日、ドローンを飛ばして上空から撮影したところ、エメラルドグリーンの湖水をたたえたカルデラ湖の横に、ガスを盛んに噴出するもうひとつの火山湖が形成されているのがわかった。

 この火口湖が元からあったカルデラ湖が二つに分かれたものか、新たに形成されたものかはわからないが、噴火の勢いの激しさを物語る。近隣の村では、大気中の微粒子PM2.5の濃度が非常に高く、卵が腐ったような硫化水素の匂いが続いていて、住民の健康状態の悪化が懸念される。

 一方、首都郊外のトゥリアルバ山では、現在も火山性地震とともに、噴火活動が続いている。

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