新潟県中越地震の被災地の小千谷市塩谷地区で、古民家を集いの場として再生させる計画に取り組む住民たちが、資金集めを目的にオリジナルTシャツを17日から販売する。
家屋が激しく損壊した塩谷地区は今も避難勧告が続き、約50世帯の半数が転出を決めた。住民とボランティアは「地元を離れた人が、気軽に遊びに来られるように」と地域の古民家の改修を計画した。
古民家は「塩谷に復興の種をまこう」と、種まきの時期を示す24節気の「芒種(ぼうしゅ)」から「芒種庵(あん)」と名付けた。改修に最低300万円かかるといい、来年夏の完成を目指している。
Tシャツは背中に大きく「絆」、左胸に「芒種庵」と書かれたデザイン。1枚2000円で収益を改修費に充てる。「芒種庵を作る会」の関賢一さん(52)は「ボランティアの人たちにも遊びに来てもらい、塩谷のいいところを知ってほしい」と話している。
小千谷市内の道の駅などで売るほか、通信販売も受け付ける。12月には同じデザインのトレーナーも売り出す。
共同
家屋が激しく損壊した塩谷地区は今も避難勧告が続き、約50世帯の半数が転出を決めた。住民とボランティアは「地元を離れた人が、気軽に遊びに来られるように」と地域の古民家の改修を計画した。
古民家は「塩谷に復興の種をまこう」と、種まきの時期を示す24節気の「芒種(ぼうしゅ)」から「芒種庵(あん)」と名付けた。改修に最低300万円かかるといい、来年夏の完成を目指している。
Tシャツは背中に大きく「絆」、左胸に「芒種庵」と書かれたデザイン。1枚2000円で収益を改修費に充てる。「芒種庵を作る会」の関賢一さん(52)は「ボランティアの人たちにも遊びに来てもらい、塩谷のいいところを知ってほしい」と話している。
小千谷市内の道の駅などで売るほか、通信販売も受け付ける。12月には同じデザインのトレーナーも売り出す。
共同