雪害の記録 2006 Apocalypse

君死にたもうことなかれ

(05-06豪雪)豪雪原因は「三波構造」、シベリア寒気が列島上空へ

2005年12月27日 | 春恋歌(地域の話題)
日本海側を中心に12月としては記録的な積雪となっている原因として、蛇行する偏西風の影響を受けて、北極圏の寒気団が日本列島に流れ込んでいることが挙げられる。

 放送大学の木村龍治教授(気象学)によると、上空5000メートル付近を流れている偏西風がヒマラヤ山脈にぶつかるなど地形的な影響を受けて、気圧の谷が北極圏から日本列島、北米大陸、ヨーロッパ北部の3方面に及ぶ「三波(さんぱ)構造」が出現。気圧の谷には寒気が流れ込むため、今月中旬から、シベリア付近にあった氷点下42度の猛烈な寒気団が日本列島の上空に届く状態が続いている。

 記録的な積雪になっているのは、これに伴って、海面と大気との温度差が大きくなり、大気が大量の水蒸気を吸収して厚い雪雲に発達したためだという。

 一方、名古屋市などの太平洋側でも降雪を記録したのは、「通常の冬場より風向きが西に傾いたのが主要因」(気象庁)。冬場は北西からの風が吹くことが多く、雪雲が日本アルプスや中国山地を越えて太平洋側に到達するケースは少ないが、今回は、西側から風が吹き付け、雪雲が山々の脇をすり抜けて太平洋側に達したとみられる。

 冬に三波構造が1か月も続くのは10年に1度と言われ、前回は1995年だった。東京・大手町の最低気温が12月としては95年以来10年ぶりに氷点下になったのも、三波構造の影響とみられる。

 気象庁は、この三波構造が来年1月中旬ごろまで続くとみて、警戒を呼びかけている。

(読売)
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