国土交通省が丘珠空港(札幌市東区丘珠町)の駐機場内で工事を進めていた乗降客用ロードヒーティングが完成し、利用が始まった。冬場の転倒事故を防ぐためで、事業費は六千六百万円。同省によると、国内の空港で駐機場にロードヒーティングが設置されたのは初めて。
同空港にはターミナルビルと飛行機の出入り口を結ぶボーディングブリッジがなく、乗降客は駐機場を歩かなくてはならない。冬場は駐機場が凍結し、転倒する人が相次いでいた。工事は七月から始まり、今月十二日に稼働した。
ロードヒーティングは、ターミナルビルから飛行機の停止位置三カ所に伸びる全長二百十五メートルで、幅は二メートル。路面には目印として、四十五センチ四方のクマの足型をあしらった。
十四日、仕事で函館から訪れた男性会社員(61)は「歩きやすくなっていいね」と話していた。
同省は、来年一月から二月にかけて、空港利用客や航空会社を対象にアンケートを行い、設置の効果を検証。道内の他空港でも活用できるかどうかを検討する。
北海道新聞
同空港にはターミナルビルと飛行機の出入り口を結ぶボーディングブリッジがなく、乗降客は駐機場を歩かなくてはならない。冬場は駐機場が凍結し、転倒する人が相次いでいた。工事は七月から始まり、今月十二日に稼働した。
ロードヒーティングは、ターミナルビルから飛行機の停止位置三カ所に伸びる全長二百十五メートルで、幅は二メートル。路面には目印として、四十五センチ四方のクマの足型をあしらった。
十四日、仕事で函館から訪れた男性会社員(61)は「歩きやすくなっていいね」と話していた。
同省は、来年一月から二月にかけて、空港利用客や航空会社を対象にアンケートを行い、設置の効果を検証。道内の他空港でも活用できるかどうかを検討する。
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