健康手帳

某大学の学生さんの研究のお手伝いをすることになりました。
その研究は　「健康手帳」の作成。
「お薬手帳」の発展版で、病気の予防や防災に役立てる目的があります。

私自身、病院いらず薬いらずで、「お薬手帳」なるものは　持っていませんが、このお薬手帳は　阪神淡路大震災以降に広がったそうですよ。
災害時にカルテが紛失した際でもお薬提供や治療が円滑に行えるように作られたそうです。　

「健康手帳」は　すでに各都道府県でを配布されているところもあります。
例えば、兵庫県伊丹市では　伊丹市健康政策課健診・健康作り担当へ申し込むと、健康手帳が5年ごとに自動更新で郵送してくれます。
健康手帳の中には健康情報、検診の案内、健康相談・予防接種・血圧体重歩数の記録ページ、医療相談の連絡先などが記載されています。
これを持って、自己管理をしたり、かかりつけ医に見せたりして、健康管理に役立てていらっしゃいます。

ちなみに私が住む神戸市では　65歳以上の人に老人福祉手帳と健康手帳をかねた「すこやか手帳」が配布されているようです。
伊丹市のように年齢関係なく、健康手帳を配布しているところもあるようですので、地元の保健所でご確認ください。

ちょうど今、大人の予防接種（風疹、子宮頸がん）が問題になっていますし、40歳以降は特定健康診断をはじめ、健康診断を受けておいた方が良いので、その計画にも健康手帳が役立ちますよ。

健康手帳と言えば、誰しもが持っているのが「母子手帳」
母子手帳って特別に貴重な手帳ですよね。
つい先日、娘が風疹の予防接種をしているか？慌てて母子手帳を見て確認しながら、妊娠出産子育ての感慨に浸りました。
これからは　母子手帳＋健康手帳になっていくのかな～。