誰の思惑？ その３

献血に行って来ました。

前回の献血では採血後に気分が悪くなったんで、今回はどうかしら？　と結構ドキドキしてましたが、これがねえ、残念な展開でして。採血不可。トホホ、ですわ。ヘモグロビン濃度が基準値なかったもんで採血ができない。

「疲れてる？」と看護師さんに聞かれましたが、いつも通り、変わりなしなんですがねえ。ま、いつも疲れてるのでいつも通りとはいつもと変わりなく疲れてるってことでもありますが（苦笑）

以前は時々ヘモグロビン濃度が基準値なくて採血不可ってのはあったんですけど最近はイケてたんですがねえ。

ま、それはともかく、身体ってのは自分であって自分じゃないとホント思いますねえ。自分は献血する気でいても身体はそれとは関係なく運用されている。誰が運用してるんだか知りませんが。

身体っては自然物ですからコントロールが効きませんわな。いわゆる自分という意識からは独立している。自律し身体は身体の都合で動いている。自分が介在しているのは身体の一部。なので、あたくしはこの身体に間借りしてる気分でいるんですわ。家主さんは誰だか知りませんけどね。

話は逸れますけど、だからあたくしは自殺を否定するんです。間借りしてる分際で家主さんに断りもなく家一軒ぶち壊すんですからな、自殺ってえのは。自分勝手にもほどがある。

借り物なんですから丁寧に扱って、その時がきたら感謝してお返しする。身体との付き合いってのはそんな感じなんだと思います。

ってえか、自分のものなんて何ひとつないんだと思いますよ、極端な話。全部借り物。生まれて死ぬまでの仮住まいでしょ、この世は。いろんなものをお借りして生きてるだけ。分捕り合戦なんてナンセンスです。

話は逸れているようで、さほど逸れてもいないんですけど、私たちはようする店子なんですよ。家主さんから借りてるだけ。お借りしてる部分においては私たちは自分でデザインしてますけど全体をデザインしてるのは家主さんですわ。

さて、その家主さんってのは誰なんでしょうね。