斜視自動車評議会備忘録

実用車4台による12輪生活と気になるクルマの話題を中心に気になることをぼちぼちと

燃費のいいクルマベストテンが発表されました。

2006年03月30日 | クルマ
去年もネタにしたような気がする話題ですが、近年では恒例の行事となりつつあるようです。
乗用車部門は5年連続してホンダ・インサイト、軽自動車部門は昨年2位だったダイハツ・ミラだそうです。
ただし、ミラは技術的な改良により数値を伸ばしたのではなく、昨年1位だったスズキ・ツインの生産終了に伴う昇格です。
何処かインサイトを抜くような、意気込みを見せたクルマを出して欲しいものです。

詳しくは国土交通省のWEBサイト内、
平成17年の燃費の良いガソリン乗用車ベスト10について~平成17年版「自動車燃費一覧」の公表~ をご覧ください。
本文内にあるリンク先なんかも中々面白いです。
個人的には一般的に低燃費を実現するのに有利になるメカニズムが少なく、さらに発表されたばかりの車ではないのにベストテン入りしているニッサン・マーチに妙に漢気を感じます。

最近では燃費も良く、機械的なロスも少ないのにイージードライブが可能なCVT(無断変速機)が乗用車にとって理想的なトランスミッションのように言われていますが、軽自動車のランキングを見てみると、どうやらそうでもないようで圧倒的にMT車が多くランクインしています。(個人的には意外に感じた点です)

実際に問題となるのは“実燃費”になると思います。
カタログ値は理想状態で、机上の空論的な要素があるため、実際に公道を走っているある程度の台数をサンプリングして、おおよその達成率も公表したらよりいっそう面白くなるかもしれません。(カタログ値だけがいいクルマを作っているメーカーにとっては戦々恐々かも知れませんが‥
ベストテン入りはしていませんが、カローラの5MTは実燃費でも意外といい結果を残すような気がします。
(田舎道の通勤メインなら、リッター18キロ以上走ったN君のカローラフィールダーという事例があるので)

燃費に関する個人的な主観としてはMT車のほうが、刻々と変化する道路状況に即対応することが可能なので、実走では有利になるのではないかとおもいます。(まぁ渋滞に嵌まってしまえば違うだろうし、最もしんどい車になってしまいますが)
そして、AT車やCVT車であったとしても、MT車のように道路状況から変速タイミングを意識して運転すると燃費にも有利になってくるのではないかと思います。

補足
天邪鬼な当方は当然「ワーストテン」も知りたいです。(意外な車がエントリーするのではないかと思います)
一覧表から造ることも可能ですが、面倒くさいので、国土交通省or誰かに期待します。

当方は某国が開発したといわれるハイブリッド車なみの燃費を誇る、20年前のOHCのシングルポイントインジェクション車に乗っております。(10モードでリッター15.5キロ、実燃費は15キロ前後)
いぜんどっかのネットニュースで見た「最先端なハイブリッド乗用車(確かプリウスと同じぐらいの大きさ)でリッター16キロって…、大々的に発表するなよ…」というのがあったと思います。