斜視自動車評議会備忘録

実用車4台による12輪生活と気になるクルマの話題を中心に気になることをぼちぼちと

キロ100円以下で始める輸入車生活

2011年02月28日 | クルマ
決してお勧めはしませんが、予想通りの展開になってきたので。。

アメリカンSUVは、どうしてもこうなってしまうのですかね。

これはちょっと偏見になってしまいますが、流行りと勢いで購入して、持ち切れなくなって手放されてしまう方が多いのかな。

本命は、ホンダの水冷サブロクを愛されている方が、下駄車に持っているホンダモノのチェロキーが水芸・油芸を披露するようになってしまったのに見切りを付け、ひと桁万円(8分の1、7年落ちセレナ万円)で購入してきた車があまりにも高級SUVだったので、ちょっと話題にしてみたいと思います。

購入した車は、エンジンがDOHC化された00年モデルで、99年製造の車体を02年に中古並行で1ナンバー登録され、いままですべて民間車検だったという、危険な香りいっぱいのリンカーンナビゲーターです。
このぐらい茨な道のりだと、1ナンバーで抹消されているのにサードシートが付いていて、全席にヘッドレストモニター装着(オーディオユニット無し)、バイザー&ミラーモニター付き、謎の22インチアルミに聞いた事もないブランドのタイヤを履いている事、真っ赤なテールレンズ、何処も照らさない社外ヘッドライトも気にならないそうです。(ヘッドレスト以外はノーマルパーツが車内に散乱!)

登録完了後は、モンキー類のトランポにする予定です。

現在、サードシートと社外パーツ類はオークションに出品中です。取り敢えず、17インチのATタイヤが手に入るぐらいのお金になる事を目論んでいるようです。

仮ナンバーで試乗したところ、取り敢えずバッテリーは弱っているとのことですが、概ね機関は良好で、エアバッグの警告灯が点灯しっぱなし以外は不具合が無いので、当たりとのこと。(ストライクゾーン低めなご意見?)
内装はダッシュ&トリム浮き、革割れヒビ、天井たれ、どうでもいい部品の欠品はあります。

「100万ぐらいに見えるか?」と自慢されたので、「通貨単位は南米のペソですよね。」と振ったら、「そうそう、100万コロンビアペソ。マフィアっぽく。」とオーナーさんに返されました。(参考:1円=25コロンビアペソぐらいですね。)

チェロキーの前はサバーバン、その前はアストロとGMCサファリを数台、さらに前はカプリスワゴンだったと思います。
チェロキー以外は、みんな中古並行という素敵な始まり方の個体。

何故アメ車を買うのかと聞けば、一世を風靡した車種なら部品や整備情報に困る事がないので、破格で車両が手に入るので、ついつい、いつもハイエーススーパーGLを買おうと思っても、こういった車種を連れて帰ってしまうそうです。

昭和48年式のライフの方がしっかり走る事の方が多いようです。

補足
この人の家はインパクトがあります。
ガレージの中(ライフステップバン2台、ライフ4ドアAT、ライフ2ドア、モンキー&ダックス一杯)、カーポートの下(奥様用に7年落ちで引っ張ってきたC24型前期セレナとライフ4ドアMT)、雨ざらし(リンカーンナビゲーター)ですから。。

ドアパンチを考える

2011年02月27日 | クルマ
日本の駐車事情を考えると、注意していても触ってしまったぐらいなら、やむ得ない事なんでしょう。

塗装が剥がれてしまったら、立派な当て逃げですが、ちょっと触ってしまったぐらいなら、まぁ誤れば許して頂ける事が多いでしょう。

本日、こんな話を聞きまして。。

昨年、マークXを購入された同級生が、奥様の実家に向かうためにお土産を買いに立ち寄った先で。。
買い物中の奥様を車内で待っていたところ、ワイルドな駐車をした隣の車が、思い切り良くドアを開けまして。。
目立つ傷にはなりませんが、マークXのドアに運転席側のドアにあたりました。

目が逢ったのにも関わらず、なんのリアクションも取らない隣の車の運転手に切れ、「人様の車に当てたんだから、修理代寄こせなんていわねぇから、ひと言ぐらい謝ったらどうなんだ。」と、まぁ常識的な範囲の言動だと思います。

そうしたら、隣の運転手は謝るどころか、斜め上な対応を取ってきました。

「細かい事にうっせぇんだよ。オッサン。。そんなに大事なら車なんか乗らねぇで飾っとけ!」と鼻くそを投げ飛ばす仕草をしながら、啖呵を切り替えしてきたそうです。

喧嘩まで一触即発なムードでしたが、その運転手の兄貴分的な方が来て、その運転手に思いっきり蹴りを入れて、「申し訳ない。役不足だとは思いますが、この蹴りで、こいつの不始末を俺に預けてもらえないですか。」で収まったそうです。

個人的な経験則からですが、ドアパンチをする可能性が高い方は勢い良くドアを閉めます。
初めて乗せた方で、この傾向があった場合は、ドアの締め方を注意すると、相乗効果で丁寧に開けてもらえる事が多いです。

補足
狭い駐車スペースでの正しいドアの開け方のひとつとしては、ドアが浮いたら内側のノブで押し開けるのではなく、ドアの端を持って引っ張るように開けるものです。
こうすると、ドアパンチをすることなく、自分の車ドアと隣の車のドアの間に指が挟まれるだけです。

心ない質問

2011年02月26日 | テレビ・ラジオ
ご存知の方も多いと思いますが、株式会社ビー・ブレーブ所属の某大村正樹フリーアナウンサーがフジテレビの「とくダネ!」において、ニュージーランドの大地震で倒壊した建物から救出された青年に対して、心ないインタビューがちょっとした話題になっております。

あまりにも酷い事なので、当方は書きたくもありません。

知る権利や報道の自由を金看板に何でも聞けばいいって言うものでもないでしょう。
何を聞いても良いからこそ聞いてはいけない、踏み込んではいけない内容は自ら由しとする線引きが重要なのではないでしょうか。

こんな事を前にも書いたような気もしますが。。
まぁ、長い年月をかけて築きあげた体質でしょうから、すぐには変わる事は出来ないのでしょう。

地震被害の酷さや様子を伝える為には、被災者の涙や嘆き、狼狽といった映像を流す必要があるのでしょうか。

単独インタビューの機会があるからこそ、聞いてはいけない事というか聞かなくてもいい事って絶対あると思うんですよね。

他にも、当局の立ち入り制限を破って逮捕された日本人記者がいるなんていうニュースも入っています。
これも、行きすぎたスクープ合戦の結果なら悲しい限りです。

彼は、気丈にも各メディアのインタビューに答えていました。
これをしっかりとチェックした結果、今までどのメディアも聞いていない事をインタビューしようと思ったのでしょうか。

しかし、救助された奥田建人氏はとても若いのに凄く紳士的というか大人な態度に驚かされてしまいます。

彼のような立派な青年は、きっと義肢とリハビリを乗り越えて、ピッチに復活するような気がします。
この発言を見返ためでなく、退院後はサッカーに限らず、様々なスポーツにチャレンジして頂きたいですね。

これは、当方の願望なんですがね。

まてよ、彼がサッカーを再開するようになると…
「あの発言があって奮起した。」なんていう“美談”になって、大村某が取材したりして。。
これは、予想してしまった最悪な展開。

補足
阪神大震災の時の筑紫発言を思い出したな。なんとなく。。

意外と多いサイドウォールのパンク

2011年02月24日 | クルマ
タイトルは縁石に乗り上げてしまうなど、不用意に段差を乗り越えてしまうと、タイトルのようなパンクをしてしまいます。

最近は応急パンク修理キットが車載されているだけで、スペアタイヤどころか応急タイヤも積んでいない車が増えています。

本日、県内の意外と山奥な現場に向かう道(携帯は圏外になる)で現行フィットがパンクをしていました。

運転手さんは電波の届くところを求めて、山の開けたところまで歩きに行って戻ってきていないとか。
しかも、当方が運転する社用車カローラがパンクを確認してから10分以上経って初めて通った車だったみたいです。

助手席に乗っていた方(免許を返納した方)が、両手を手を振ってカローラの前に飛び出してきたので、事情を聞きました。

フィットは狭隘な道ですれ違いの際に路肩に車を落としてしまい、内側のサイドウォールを擦って割いてしまったようです。
走り始めて少し経ってから気付いたので、交通量のより少なくなったところで走行が不可能な状態に。

最寄りのスタンドは10km近く離れているところなので、そこまで運転手さんを乗せていく事にしました。

最初は「免許証と車検証とパンクしたタイヤ&ホイールを預けるからタイヤを貸して欲しい。」という希望してきましたが、ホンダ純正ホイールを履いた車にハブ径とナット座金の合わないトヨタ純正スチールホイール車なので、それは出来ないので、最も手っ取り早い方法になりました。

フィットの運転手さんと整備工場に向かう途中に、「パンク修理キットでは対応できないパンクや携帯電話の通じない場所は結構ある。」という事を変なカタチで納得をしました。
フィットの運転手さんは、カー用品屋さんの広告ではカローラとフィットは同じサイズの様に括られているけど、互いにノーマル状態だと単純に履き回しが出来ない事も、今回の事件で知ったそうです。

個人的に応急タイヤレスを考えるのは、応急パンク修理キットがサイドウォールの修理に対応できるようになってからですかね。
それまでは多少重くなろうが、最低限、応急タイヤは欲しいですね。

フィットのパンク修理キットを見て思ったのですが、懐中電灯も入っていないと夜のパンク時には使い物にならないような。
ハイフレイヤーの代替品になる、パナソニックのアレでいいと思うのですが。。

補足
走る場所と距離が悪いのでしょうか。当方は年に一度ぐらいはパンクに遭遇します。
お陰で、パンダジャッキ&L型ホイールレンチでも交換が出来ます。

カーシェアリング

2011年02月22日 | クルマ
個人的にカーシェアリングと言われて真っ先に思い付くのは、日産ハイパーミニなのですが。。

カーシェアリングというか共同利用自動車として華々しくデビューしたのに。。

それだけでなく…

日産が初めて開発・製造した軽自動車なのに。。
日産だけでなく日本で初めて型式を取得した電気自動車として発売したのに。。

ハイパーミニは暗黒史なのか。。

あまり今日では話題になる事がありません。

まるで、琉球空手のできるB級アイドルグループ時代を無かった事にしている様な女性歌手のように。。

リーフの時にも振り返られる事はほとんどなければ、日産の軽自動車と言ってもまず出てくる事は有りません。

実は、オリックスのカーシェアリング担当部長は、どうやら表題の車の開発担当だったようです。

カーシェアリングは社会実験的に導入された結果、大赤字になったと記憶しています。

時は進み、車を持たない選択肢が大きく語られるなかで、多くの企業や団体がカーシェアリングを実施するようになってきました。

交通エコロジー・モビリティ財団の公表によれば、2011年1月の段階で、2,917箇所の車両ステーション、3,911台の車両、73,224名の会員がいるようです。

現時点では、オリックスが運営しているカーシェアリング事業は赤字だそうです。
目標会員数が100万人と出ていたので、この辺が現在の価格設定での採算ラインなんでしょうね。
現状で採算ラインに載せた際の価格設定が気になるところです。

カーシェアの“マイカーよりお得”はかなりの企業努力によって実現ているだけなんです。

カーシェアは駐車場代が高い(オリックスの公表値だと2万円/月)ぐらいの地域で、マイカーとのコスト比較がされています。
おそらくこれ以下の地域だと、コスト比較では微妙なものになってしまうのでしょう。
中心の駅前でも1万円/月前後な50万人都市では、苦戦を強いられることでしょう。

オリックスに限らず、他の運営事業者でも単独事業で黒字になっているのでしょうか。

1ヵ月に28日から31日車を使うという当方だとまったく比較対象にならないので、(コスト的なモノも含めて)メリットや利便性が強調され、利用者の声も概ね、体制側の大本営発表のようなものしかありません。

実際どういう使い方をしたら、便利になるのでしょうか。

昨日の朝日新聞の夕刊には利便性と拡大を謳った提灯感あふれる記事がありましたが、当方の下に仕事のお客さんとして都内で会社として試験運用をしてみたら、軽自動車のレンタカーとタクシーの方が同等のコストで利便性は高かったそうで、退会してしまったそうです。

補足
ハイパーミニの教訓は、“新たな事業を起こす時は、極力既存のハード&インフラを使うべし!”という事なんでしょうかね。