斜視自動車評議会備忘録

実用車4台による12輪生活と気になるクルマの話題を中心に気になることをぼちぼちと

行ってきました!TOYOTA75展 その2

2013年04月30日 | イベント訪問記
しばらく、間が開いたくせに閑話休題なネタを少々。

レクサスゾーンを扱ってみます。

トヨダAA型のレプリカから始まるトヨタ75展の終わりはLAFのプロトタイプです。

このような市販車体に近いものが最後でしたが、これに近いものは東京モーターショーでも見ることが出来たので、そんなに驚きはなく…

でも、カーボンモノコックのこんな姿をまじまじと見るのは初めてでした。。

この写真は、前の写真の車両との位置関係が分かるような気がします。

カーボンモノコックの写真を後ろからも。。

全く別の車だし、素材も違うし、エンジンの搭載位置だって違うのですが、何故かAZ-1を思い出しました。

500台のために専用の工場まで起こして製造された車で、それまでのレクサスの最高額であったLS600hの3倍近い値段のするモデルであるので、縁遠いものばかりか思いきや…

ヒューズボックスは馴染みがある形で、見覚えのあるものが見覚えのある配列で指さっており、LAFも自分の知る車の範疇のものと思ってみたり。。

少し戻ってみて、レクサス導入のきっかけとなり、その後のトヨタ車の水準を底上げしたと言われる初代セルシオというかLS400です。

ハンドルの位置からもわかるように、本物のLS400です。
内装の雰囲気から推測して、E-UCF11型セルシオのC仕様ではありません。

LS400の後姿です。余談ですが、このテールランプの配置が初期のレクサスらしさですよね。

本物のLS400の証拠という事でもありませんが、気合の入ったLS400仕様でも再現していることの少ない、左クォーターパネル上部に取り付けられたロッド式のアンテナが本物のらしさかと。

つづいて、日本国内ではハリアーの名前でおなじみだった初代RXです。

フロントエンブレムに違和感があるのは、意外とハリアーのエンブレムが好きだったからなのかもしれません。

続いて後姿。。このリヤサイドマーカーは2.2L-FFのハリアーに付けていた先輩を知っておりますので、定番ドレスアップアイテムだったのかもしれません。

レクサスの量販モデルという位置付けになったRXはこの手のFFの車台をベースにしたSUVの高級化路線のはしりというのがちょうどマッチしたからなのかもしれません。

レクサスブランドの立ち上げ時に、LSと二枚看板であった初代ES(カムリプロミネントのハードトップ車)が展示されていなかったのが悲しかったかな?
核となりブランドイメージを築き挙げたのはLSであることは間違えないのですが、ブランドの普及に貢献したのはESとRXの二枚看板であったことは間違いないですから。。

メインとなっていた、クラウンやカローラをまだ扱っていないので、次はそのあたりを。。

補足
トヨタのエポックメイキングな車で、ここに忘れられているんじゃないかと思う、裏トヨタ75展的なネタもやってみようかなとっと。

おっ!これは当たりだ

2013年04月24日 | カリーナ1.6GTの話題
マフラーが落ちたので急きょカリーナを修理に出しました。

理由は経年劣化と自分の運転ミスの半々です。

マフラーはあり得ない形に変形し、車体側のステーも歪んでしまいました。

マフラー本体はコロナプレミオD-4グレードの解体車が見つかったので、それを購入することにしまして。。
ステーは、その部分だけが部品で取れるのかは明日以降に調べていただくことになりました。
こういう修理はディーラーよりも、小回りの効く(中古部品で安く仕上げていただける。)I氏実家工場への入庫となりました。

積載車で取りに来ていただいたのはI氏の母親です。(社長夫人とか専務とか呼ばれることが多い。)

修理には数日かかるので、代車を用意していただき、そちらに乗って帰ることになりました。

その代車が、タイトルに関わることでして。。

急な出来事だったので、社長夫人が年度末に息子の勤め先の売り上げ協力に新車購入して、一度お客さんに販売し、また戻ってきた、平成15年式のサクシードワゴン1.5TX-Gを代車としてお借りしました。

今はこの車はどういう扱いになっているのだっけかな?
タイヤの組み替えをお願いする時なんかにI氏の奥様がこれに乗って我が家まで来ていただいたり、I氏父が河川敷で犬の散歩をさせる時に飼い犬を乗せるのに使っていたり。。

そのサクシードなんですが当たりでした。

初代ヴィッツ系のメーターらしく、オドメーターが299,999kmで固まっていました。
ヴィッツ系に限らずこの時期のトヨタ車には他のモデルにもこの症状がありますが、積算計の使用なので仕方のないことです。
ただ、同時期でも999,999kmまで表示に対応するモデルもあります。
ただ、困ったことに積算計の仕様で30万kmまでしかカウントしない車種の多くは、30万km以上走ってしまう耐久性を持っているため、この症状を現認してしまう事が多く、話題となり広まってしまうのです。

結構、修理したり中古品に交換したりすることが多いので、この症状で固まっている車はなかなかお目にかかりません。

I氏実家整備工場から当方の家までは6km弱あるのですが、当然299,999kmからオドメーターが動くことなく帰宅することが出来ました。

会社のサクシードバンもこの症状が出たので、積算計を0kmのものに交換したため、現在3万km台をさしております。

車検証を見ますと、直近の平成24年2月末に受けた車検時点で299,999kmに達していたようです。

テプラで、「TRIP Bは10,000kmごとにリセットすること!」と書かれていて、2回はリセットされているようなので、推定で327,000kmぐらいのようです。

299,999kmのメーターをディーラーに持っていくとタダで交換してもらえるという噂を聞いたことがあるのですが、どうなんでしょうかね。

補足
マフラーがずれ落ちて、触媒後が直管状態になった時の音とトルクの無くなり方は、ある意味忘れる事の出来ない音がしました。
かつてのNA1600レースの競技車両のような音が。。さすが、4A-GE搭載車という音です。
積載車が入れるところまでの僅かな時間でしたが、それはそれは刺激的な時間でした。

行ってきました!TOYOTA75展 その1

2013年04月22日 | イベント訪問記
入場料と結構な交通費を掛けて行ったので、費用回収のため(?)ネタ切れ感が出るまでちょくちょく

すべてはここから始まりました。

初の量産車である、トヨダAA型です。
この車のエピソードは、産業技術記念館の時にでも。。

世界進出の飛躍はここから?
3代目のトヨペット・コロナです。

それは、クラウンやティアラ(二代目コロナ)の失敗を糧にして、品質と耐久性の向上を開発段階から強く盛り込み、世界に通用するモデルとなりました。
国内でも商業的に成功をおさめ、初めてダットサンのBに販売台数で上回りました。(Bのデザインが自滅気味というアシストありですが。。)

国内における、マイカー元年として、ライバルのSと合わせて紹介される、初代カローラです。

スポーティーかつ高級感のあるという、良くも悪くもなトヨタ車らしさは初代カローラの時からなんですよね。

当時のこのクラスにしては珍しく、フロア4速MTを標準で設定し、メッキモールのはしらせ方は、同社の上級モデルに倣ったものを採用し、ライバルよりもちょっとだけ高性能・高品質であることをアピールするのは、ある車の失敗を糧にしたものでもあります。

それは、政府が提言した国民車の施策にトヨタが答えて開発した、パブリカです。

これは、政府の要求仕様を素直に満たしたと思われる前期型。
でも、家の次に高額な商品の購入する、ユーザーの要望に応えるものではなく、販売は苦戦しました。
後期型では、バンパーを大型化し、グリルを立体的なものに変え、ライトリム・フェンダーアーチ・ロッカーモール・レインガーターモールにはメッキを走らせて、今日の目で見ると取って付けたような部分もありますが、メッキで加飾しました。
それがウケ、販売台数の飛躍につながりました。まぁパッケージングが間違っていなかったことは証明されましたが、それ以上に市場が求めていることに応えないと、売れる車にはならないのだなぁっと。

ここで、一気に時代は下がりまして、80年代になります。
FF化し、セリカの名前が外れたカムリです。
国内市場では、FR時代と同様にマーク2兄弟とコロナの間を埋める車という微妙な位置付けになってしまいましたが、もうひとつの顔としては、FF化時代のトヨタの国際市場における基幹車種という面もありました。

愚直なパッケージングの3BOXセダンのデザインは、時代が経っても極端に時代遅れにならなかったい故に今日でも通用すると思います。

30年以上前に登場した、FF第一世代のカムリのリヤシートをご覧ください!

日本仕様では最上級グレードだけだったと思いますが、すでに後席に3点式のシートベルトが装備されております。
たしか、シートバックも分割可倒式でしたよね。。

またこの車自体は後で話題にしたいのですが、違う展示車のところから振り返った時に見えた、初代ハイラックスサーフ。

その佇まいが、自走式の立体駐車場に停まっているようで。。
ちょっと前までなら当たり前に見られた光景で、この型のサーフが出たあたりから、こういった都市部の施設に四輪駆動車が停まっていても、違和感のない時代になって行ったんだよなと。。感慨深くなってみたり。。

だいぶ長くなってきたので、取り敢えずここまで!!

補足
ざっと振り返ったというか、そういう面を強調しているという面もありますが、「失敗はいつか必ず取り返す。」という姿勢は一貫しているような気がします。
パブリカは話題がありそうなので、いつか独立したエントリーで書こう。。

ここ最近の更新が滞った理由

2013年04月21日 | イベント訪問記
とある講習会(資格更新に必要なCPD稼ぎに必須!)の東京会場と仙台会場の申し込みを忘れてしまい、名古屋会場で受講しました。

会社では、この手の講習の場合は仙台会場相当までの交通費しか負担はしてもらえませんが、名古屋の場合だと片道分の交通費で行くことが出来ます。

講習日は木・金だったので、金曜日は一泊自腹で宿泊しまして、土曜日は「産業技術記念館」と「トヨタ博物館」に行ってきました。
これを目論んでの申し込み忘れではないことになっております。(公式見解です!邪推は禁止です!!)

今回は、土曜日に講習のついでに何故か立ち寄ることの出来た、トヨタ博物館の写真をちょっと紹介してみたいと思います。

ゆっくり入れたのは初めてでしたので、常設展も含めて楽しめました。

まずは新館当時の世相や風俗と重ねて展示しているコーナーで非常に気になったもの。。

このボードゲームがものすごく気になります。
きっと、下町のおもちゃ屋さんで“もやさま御一行”が発見したら絶対購入してしまうようなタイトルと絵柄です。

レプリカですが、輪タクもいました。。

まったく別行動な方々も含めて、意外と喰い付きが良かった展示物です。

ここにきた主たる目的は、現在の企画展である、特別企画展「TOYOTA 75」です。

いろいろありましたが、まずは世界に生産拠点を展開し、需要に合わせた専用モデルの登場として紹介されていた、BUVのタマラオでも。。

車名を知る前から、フィリピンの映像で見切れる、謎のトヨタ車でした。
インドネシアのキジャンのほうが有名なような気がしますが、こちらの方が歴史は古かったのですね。
機関は、1166ccの直列4気筒OHVと書かれていたので、3K型エンジンが載っているようです。

新幹線を利用すればですが、宇都宮~名古屋は日帰りでも結構たっぷり楽しめるし、移動も余裕があるような気がするな。。
午前5時30分出発23時40分到着というのをどう思うかによりますが…

長久手市は愛地球博(当時は長久手町)時代から、車でしか行ったことがなかったので、意外と名古屋駅から遠いことを万博時の懸念点をいまさら味わってみました。名古屋駅周辺のホテルから会場入りは結構大変だったろうな。。

補足
日本国内でそこでしか開催されないとか、会社都合でそこしか申し込めなかったという理由であれば、福岡でも北海道でも全額負担していただけますが、当人のうっかりがあるとだめであったりします。

どれがイチバン希少なのか

2013年04月16日 | クルマ
地元の車イベントなんかでよくお会いする方と、ダイハツ・メビウスのカタログを入手したので、それのお披露目という事で集まりました。

皆さん仕事帰りに、2,000円もあれば美味しく食べられる廻らないお寿司屋さんに普段乗り用の車で集まったのですが…

それが、微妙というかあまりまる被り仕様を見かけないような車ばかりでした。

当方:平成11年式 GF-AT210型トヨタ・カリーナ1.6GT 6速MT
先輩:平成6年式 E-TCR10G型トヨタ・エスティマルシーダ2.4X 5速MT・平屋根
先輩の友人1:平成23年式 DBA-ZRE152H型トヨタ・オーリスRS 6速MT(新車購入!)
先輩の友人2:平成13年式 TA-ACA21W型トヨタ・RAV4J5ドアエアロスポーツワイド4WD 5速MT(希少のサンルーフ付き!)

共通するのは、通常全部カタログモデルだったので、普通に買えたはずなんですよね。

別に限定車とかではなかったはずなのに、多くの限定車より見かけないような気がするのは気のせいでしょうかね。

街には溶け込むんですよ。
大枠としては、それなりに数が出た車の中の不人気グレードでしかないので。

先輩のアシ車が、念願の2WDガソリン5速MTの子エスティマに変わったのを見せてもらいました。(自慢に付き合いました)
以前は、ディーゼルターボ4WDの5速MTなエミーナに乗っていました。

裏面の車を挙げますと、AE86型カローラレビン2ドアアペックス、ST150型コロナリフトバック1.8GX、ST165型セリカGT-FOUR、BJ46型ランドクルーザーLXとなっております。(上記の順序とは違います)

補足
4台の車が集まって、全員がマニュアル車だったのは、嗜好的な問題によるものなのであまり気にしないでください。
なんとなく、トヨタ車の懐の深さを感じるかもしれないラインアップ。
覗きこまなければ、やたらエアロの付いたカリーナ以外は本当に溶け込みます。