旅するCARUROS今日も征く!

日々の出来事・感想を表示。皆さんの意見・励ましをもらえ、人と人との繋がりが深められるキッカケになればとっても嬉しいです。

「楽しい雲仙家族旅行」無事終了!

2019年11月29日 08時46分13秒 | 家族&旅行
2019.11.27(水)~28日(木)
「楽しい雲仙家族旅行、無事終了!」
 
 長女(岩手)&次女(埼玉)から駆けつけて、長男(福岡市)含む家族5人で、思い出つくりに温泉へ連れて行ってくれるとの事。
10:00 病院に迎え~基山IC(串天婦羅食べて)
 
 
13:00 諫早(魚荘にてランチ)
  
 
15:00 東園に到着。
   
 

16:00 温泉(湖を眺める露天風呂)に浸かり
 
19:00 夕食。
 
 
オイラは腰痛が酷く、車の乗り降り&立ったり座ったりの度に、『痛っててててっ!』『あぁぁぁ~!』『うぅぅぅ~!』と唸り&叫びながらの移動。
身体も本調子でなく、倦怠感も酷く、食欲も無く(舌の味感覚が、殆ど無い感じ)、辛い1日であった。子ども達が心配し『病院に戻ろうか?』『明日は立ち寄る計画を取り止めて、まっすぐ帰ろう?』・・・だって。兎も角、余りの痛さと歩き疲れと倦怠感に、20:00 にベットでダウン!
 
二日目朝、05:00 起床。
ベットが固かった性か?   スムーズに起き上がれ、その後立上るのに5分程かかったが、温シップ&固定バンド&痛み止め薬が効いたのか?

昨日の倦怠感も取れ、朝風呂に!
メッチャ爽快な気分で、食欲も旺盛にて、ご飯完食!
家族一同、『メッチャ元気やん?!』・・・と、ビックリ状態。
 
 
11:40 原城跡
(天草四郎を総大将に数万人のキリシタンが立て籠り戦った城跡)
  
 
11:50 「原城温泉」
遠く天草を遠望し有明海&島原湾を望む「原城温泉」でノンビリ浸り寛げました。
 
13:00 レストラン「真砂」にてランチ。 
オイラは島原名物「具沢山雑煮定食」&お母ぁ~は「貝汁定食」をいただきました。
 

17:00 武雄(御船山紅葉)に寄って~18:40 帰宅(病院戻り)。 
 
 
 湯布院&黒川温泉に行って以来、3年振りの「家族旅行」
とっても楽しく過ごせ、且つ温泉も良く、家族の良き思い出つくりとなりました。
家族のみんなぁ~有難うさぁ~ん! 又行こうね!
担当医並びに看護婦さん達も心配いただきましたが無事楽しく終えることができました。有難う御座いました。

『誠』 我が感涙の想いを列記す。

2019年11月20日 12時36分58秒 | ⑰思想・志・夢・希望(抱負)
深夜、拙き文なれど、我が感涙の想いを列記す。
 
『誠』 
 
どこまでも明朗たれ!
どこまでも誠実たれ!
 
人を憎むこともなく信をもって事とし
人を遇するに、誠意をもって事に当る
人・社会、皆これ我が師なり。
 
胸奥の和気 泰平の海原の如く
胸中の覇気 孤高の富士の如し
 
志士たらんとするに 詩をもって舞い
英雄たらんとするに 死をもって決す
 
悠久の大地に 英雄の史跡を学びて野営し
緑野の草原に 先駆の旗掲げ万里を疾駆す
 
我が青春 二十年の薫陶を受けし恩義有り。
至誠未だ至らず 我が感涙行にて果たさん。
 
余命幾何ぞ 命限り有り。
三世の師恩に応え 今正に船出せんとす。


2019.11.20 04:00
九州医療センターにて。
感謝の想いを込めての決意を記す。

読書感想 【チベットの焼身抗議】 中原一博:著(発行:集広舎)

2019年11月19日 10時21分20秒 | ⑮読書&映画(所感)
2019年11月19日(火)
読書感想 【チベットの焼身抗議】 中原一博:著(発行:集広舎)
 
●建築家・中原一博氏(広島呉市出身)
 早稲田大理工学部建築学科卒業前、インド北部のラダックを旅行。
1985年専属建築家として家族とともに亡命政府の拠点、インドのダラムサラ移住。
亡命政府庁舎や学校を設計、1997年NGO「ルンタプロジェクト」発足し、インド亡命元政治犯の支援等を開始。

焼身抗議の人々のやるせない苦悩と已むに止まれぬ命を懸けた抗議活動を写真入りで個別に家族状況や抗議への顛末を追いかけた記録集である。
 
「チベットに勝利を!」「チベットに自由を!」
 ・・・焼身者が最期に発する言葉である。(ドキュメンタリー映画ルンタより。)
 
宗教弾圧と文化、自然破壊、チベット語を制限した教育、定住の促進など、中国による同化政策の中で、チベット人がチベット人として生きるために、自らの身に火をつけて抗議する。
中国の圧政に抗議し、2009年以降、チベット人148人が焼身し、124人が死亡。
焼身後、死亡せずに病院に運ばれ中国当局の監視下に入ったチベット人のうち、解放された人はいないという。
 
覇権主義、大国主義、国家対国家間の大国同士の激突構図の中で、互いに引くに引けない国際状況。パワーバランスの下、小国や各民族が権力の圧政に翻弄されている。私たちは、少なくともその実態を知り、異常な人権無視と民族の伝統文化の破壊に抗議する姿勢を発信し続けるべきであろう。
 
●一帯一路「シルクロード経済ベルト」構想(アフリカ、ラテンアメリカ、北極海域を跨ぐ)
 中華人民共和国建国100周年2049年までの計画完成を掲げ『一帯一路』の建設と地域の開発・開放を結合、新ユーラシアランドブリッジ、陸海通関拠点の建設を目指す。
中国経済力を国際公共財の提供のために用いるとすれば、それは望ましが、一方で地政学的・軍事的勢力圏拡大の危惧も指摘されている。
●「自由で開かれたインド太平洋」戦略。
 トランプ米大統領は、新たなアジア戦略としたことを示した。
アジアとアフリカの「2大陸」、太平洋とインド洋の「2大洋」のダイナミズム(日米豪印 4カ国連携)を「自由な海洋秩序維持の強化戦略」として提示。
 
 上記戦略が今後、真っ向から激突し世界戦略の底流となりそうな気配である。
この様な世界のパワーバランス優先の政治経済戦略の中で、小国の国権も住民の人権も蹴散らし無視され続けるであろう。しかし、私たちの小さな声を決して止めてはならないと思える。
 
 私たちは、改めて今から90年前(日露戦争前夜の時代状況の中)に、この様な時代社会の方向性を見通し、我々が目指すべき方向性を示し、警告を発した偉人の言葉に注視すべきかもしれない。

『人類は「軍事的競争」「政治的競争」「経済的競争」から「人道的競争」を目指し、「一国家主義・一民族主義」から「地球文明主義」「地球民族主義」を目指すべきである。』・・・と。
 
読後の感じた事を列記。

「子育て支援と経済成長」 柴田 悠(京都大学院:准教授)

2019年11月18日 11時35分48秒 | ⑮読書&映画(所感)
※新聞報道、斜め読み-2
「子育て支援と経済成長」 朝日新書 著:柴田 悠(京都大学院:准教授)
・「保育サービス予算」支出GDP比1%アップで、女性労働力比率が1.21%アップ!
・「保育拡充・公共事業予算」1.1倍で、女性社会進出経済効果、約2.3倍にアップ!
との試算も出ているんだって?! 以下、主張ポイントを列記。
 
「規模的」にも大企業や長期雇用や社会保障が安定化せず、「時間的」にも短期契約&臨時職員&フリーターの増加等、又「空間的」にも働く場所として都市部&地方都市から農漁林工業まで、様々な形の小分散している。
よって是からの時代、「多拠点」「複数業務」「時間分散業務」・・・所謂「シエアエコノミー」の時代になるので、寧ろ積極的に、その方向を目指した方が良いのでは?・・・との大枠の意見であった。
 
●人材のシエアの在り様。
 ・団体的:一人の人材を複数の会社&団体等でシエアする。
 ・時間的:月~水/木~金の複数に分散し業務を実施し、人材をシエアする。
 ・空間的:住居も都市部と地方&田舎とか場所を変え、人材をシエアする。
 
 人材を分かち合う上で重要なことは、家族の枠組みを超えた“励まし合い、支え合う、地域コミュ二ティの存在”である。私たちが生きる世界には【俗な世界】と【聖なる世界】とがある。
論理性や合理性や利潤追求や社会体制の改革だけでは解決できないことに遭遇することも多々ある。その折に【聖なる世界】に接することで新たなる表現や発想を含め、社会への新たなる分野へのネットワークや視点が開ける場合がある。

今後、人生100年時代、死を意識する時間、苦しみに直面する時間も増ていき、その折に【聖なる世界】との繋がりは自分自身を豊かにするキッカケともなり、その価値を各人が社会還元する事で更に人生100年次代を豊かなものにしていけると思える。・・・との主張であった。
 
【所感】
 言われてみれば、我が友人知人で活躍されている方々は、殆どその様な働き方が殆どやなぁ~。振り返ってみれば、ISCクラブ関係者さえ、その様な仕事の仕方で皆生き生きと頑張っておられる方が多いのに気が付く。
 
 更に、社会保障費用の増加が、経済全体を圧迫している。
・・・との主張を真っ向から否定し、未来展望の為、寧ろ「社会保障関連」の拡充を図り、新時代の人財の多様性と特質を大いに活かす社会を目指すべきとの主張は非常に納得できるし寧ろ積極的に目指すべきであろう。
 
 私達クラブでも今後、多種・多様な人材群の結集が求められている。
更に、多くの諸団体との連携を図り、Win-Winの関係強化と壮大なネットワーク構築を図るべく計画もしている。
 
『力の闘争は、偉大なるものを創る。 しかし、力の結合は、より偉大なものを創り成す!』(シラー:ドイツ詩人)
 
『新しい道などないのだ。 あるのは、ただ、新しい歩み方だけだ。 そして、私が学んだ最も大切なこと。 それは、我が命が尽きる前に、変えるべき事を、変える為に行動する事である。』(チアゴ・デ・メロ:ブラジル詩人) ・・・とか。
 
・・・今後どの様な方々と出会えるか、今から非常に楽しみでもあり、ワクワク感で一杯になる。
なぁ~んか、斜め読み程度やが、朝から元気になる感じ! ガンバ! 

読後感 【カミカゼ】 永瀬隼介 幻冬舎

2019年11月14日 12時22分43秒 | ⑮読書&映画(所感)
【カミカゼ】永瀬隼介 幻冬舎
 
➊1945年5月14日 沖縄沖海戦「エンタープライズ号」への神風特攻隊が250Kg爆弾のみを抱え(機銃掃射も帰還用燃料もない完全片道切符!)激突し、航行不能に陥らせる時代からスタート!
 ・2等飛行曹(甲飛:14歳からのたたき上げパアイロット):刀根剛介22歳。
 ・1等飛行曹(乙飛:17歳からのエリート集団:学生揚り):陣内武一23歳。
 (エンタープライズへ激突!)
 鹿児島大隅半島特攻基地、出撃前夜の最後の壮行会の会話から始まる。若き青春・青年が戦争という最大の矛盾と過酷な状況下、幾人も無駄な死者を出した戦争と卑劣で愚かな指導者層への憤りと純粋な青年への痛みの思いが伝わってくる。
 
➋2012年5月14日 戦後67年後の東京より始まる。
 ・ボウーとした優柔不断な若き、田嶋慎太(25歳)フリーター。
 ・判断&決断&行動力抜群な、綾(27歳)元新聞記者社会部(隠れ活動家)。
この二人の真逆な性格コンビを中心に、何故かいきなり67年前の亡霊か将又現実か? 陣内武一が現れ、事件に巻き込まれていく。
特に、ここからの展開がハチャメチャ面白い。
「慎太」の心の叫び(本音の愚痴&文句)に何度も噴き出してしまった。
テンポの速さと、本音の独り言による物語は、非常に斬新な感覚であった。
 
➌1968年1月19日 原子力空母エンタープライズ米軍佐世保基地寄港阻止活動。
 (当時は佐藤栄作首相)
 ・反ベトナム戦争&反戦・反核運動の象徴ともなった次代に飛躍。
 ・三派全学連共闘、反戦青年委員会、各政党&組合等を巻き込んでの全国闘争となった。
 この時、初めて公明党関係者や創価関係者による公開反戦集会が開催される。
 ・特に連日のデモと「博多駅構内」や「佐世保基地引込線平瀬橋」での角材&ヘルメット姿の青年が突入し、機動隊との激突がニュースのTOPとなっていた。
 ・広く市民や一部右翼からの支持の声さえ聴こえる程の特記すべき時代状況に入り、何故かアメリカ高官ヘンリーモーガン副長官(何故か父親が、旧エンタープライズ乗組員で、陣内の突撃場面で相対する。)の登場となる。
この部分で流石に、Hoさんがこの本を推薦&持参された理由が判り、オイラも思わず「ニヤリ」としたなぁ~。 
 
❹最後は、陣内によるモーガン長官を右翼襲撃から守り、窓から飛び降り(エンターへの突撃)とのタイムカプセルの如き結論で終了。
 
【所感】
 戦争と平和、純粋な青年群像への心の痛みとやるせなさ。
卑劣で愚かな指導者層への怒りと憤り。
エンタープライズ号を引き合いにいきなりのタイム歴史移動。
そのテンポの速さ+本音の独り言の面白さ。
途中の笑いは結構斬新で、おもろかったなぁ~。
 
「戦争ほど、残酷なものはない。 戦争ほど、悲惨なものはない。
 だが、その戦争はまだ、つづいていた。
 愚かな指導者たちに、ひきいられた国民もまた、まことにあわれである。」
 
「平和ほど、尊きものはない。
 平和ほど、幸福なものはない。
 平和こそ、人類の進むべき、根本の第一歩であらねばならない。」
                 ・・・との言葉を思い出す。
 
☆次代背景が判らない方々の為に、参考映像3件を紹介しておきます。
 興味ある方は、ご覧ください。
★エンタープライズ佐世保基地入港反対闘争
 https://youtu.be/TtNhDce6UgU 
★CLOSE YOUR EYES - 長渕剛
 https://youtu.be/KtDwxby9s7M 
★静ちゃんへの手紙~神風特攻隊員の兄と幼き妹~
 https://youtu.be/fvKV1fFOpNY
 
2019.10.29 読了。
その後、高熱が続き、読後感記事、本日となる。 2019.11.14 九州医療センターにて。