クリスマスプディング

おしゃべりしながらの楽しいクリスマスディナーが終わったところで、おばあちゃんが
「クリスマスプディングを食べましょう」と言って家族でなにやら準備をしています。

クリスマスプディング（Christmas pudding）はドライフルーツ、洋酒をたっぷり入れた蒸しケーキのようなもの。
最後にクリームをかけていただきます。
おばあちゃんは数週間前から作って寝かせておいたそうです。

家族でわくわくと 「carpincho！（私のこと） 素敵な事がおこるわよー」と教えてくれます。
「わー。何が起こるんだろう！？」
と言ってみたものの下調べ万全の為予想がつきました。
（知ってる、知ってる！プディングのアルコールに火が点くんだよね）。

ところが、ホストマザーとおばあちゃんがせっせと火を点けているのに、どうも火が点かない、失敗のようです。ちょっとがっかり、皆もがっかりの様子。

そこへ三男が、「プディングは失敗したけど、俺が代わりに火を噴くから！」 と宣言。
「えぇー何言ってるの？」

三男はちょっと準備して、口に含んだアルコールで、ボアーーー！！！と中くらいの火を噴いてくれました。　

体をはったエンターティメントに、一同拍手喝采。

火を灯したプディングはこれから先も見るチャンスがあるかも知れないけれど、クリスマスプディングの横で火を噴いてくれる青年にはなかなかお目にかかれないだろうな～、貴重な体験をありがとう。