着物関係のイベントが多忙な3月![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/97/e043ac16efccc89b6ddb2d95677c360b.jpg?1711675456)
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反物をかけて、立体的に絵柄を見せられます。
読書をする余裕はないのですが、ハマってしまい
全13巻をほとんど一気に読んでしまいました。
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ダンナとよく見ているテレビBS時代劇で
小芝風花が主演していた「金と銀」
テレビドラマでは、田舎から出て来た女の子が、大阪の呉服屋で働き
才覚を発揮して、やがて呉服屋の御寮さんとなる話でした。
呉服屋の話なので、着物の事が多くあり
とても興味深く
原作が「みをつくし料理帖」の高田郁ということなので、これは面白いに違いないと
原作を読みました。
テレビドラマ以降の話は
主人公の幸(さち)が商いに色々な工夫をして
商売を発展させていきますが
その工夫一つ一つが、呉服にほんの少し関わる私としてはホントに面白かったです。
たとえば、「撞木(しゅもく)」
呉服屋さんには当たり前のようにあるグッズです。
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反物をかけて、立体的に絵柄を見せられます。
このしゅもくの成り立ちエピソードが
小説の中で語られます。
江戸小紋を普及させるまでの話も面白いです。
フィクション、ノンフィクションの境目は分かりませんが
作者の方はこれだけのことを調べるのは
大変だったと思います。
でも、とても興味深く面白かったです。
主人公の幸(さち)の女性としての苦労
幸せ不幸せも読み応えがありました。
おススメです。
それでも面白く興味を持っての読書は
長さを感じさせないのかもしれません。
ちゃんと本と向き合って、作者の言わんとしていることを理解する。
さすが、CDさん。
私も読みたいと思っていた本がけっこうあるんですけど
未だに飾り物状態でして…ちょっと反省の至りです。
詠み出したらきっと読んじゃうと思います
本を読む体制になると、いつのまにか寝てしまっていたり、、、
私は最近はもっぱら図書館でかりていますが
読み終わらずに返却する事も多いです。
澪つくしがお好きな方なら、ぜったいおススメです。
ぜひ、読んでみてくださいね。