HUNTER×HUNTER 9９月１日 冨樫義博 2000年7月9日 集英社(3回目)

計画通りだよ？

No.081◆9月2日③

レオリオ「でも見ただろ!?ハンター情報サイトの旅団の情報代金1億だぜ!?」
　「とても払えねーよ」
キルア「おそらく団員個別の情報は別料金でもっと高いよ」

賞金ゲットへの道は前途多難。
『団員個別の情報』は少なくとも1億以上必要、
つまり今回の標的になった7人全員を調べるには7億以上必要ということ。
賞金をゲットするための情報を手に入れるために金策しよう(提案）


街から離れた荒地にて―

クラピカ「およそ関わりのない人間を殺す時･････････お前は」
　「お前は一体何を考え何を感じているんだ?」
ウヴォーギン「別に何も」

クラピカ「クズめ」
　「死で償え」

盛りあがって参りました！！

No.082◆9月2日④

ウヴォーギン「オレの一番の喜びってヤツを教えてやろうか?」
　「おめェみてェなリベンジ野郎を」
　「返り討ちにすることだ!!」

クラピカ対ウヴォーギン、ファイッ！！

ウヴォーギン　先手必勝!!

クラピカの鎖攻撃を掻い潜って接近したウヴォーギンのパンチがヒット！


ガードしたとはいえ、あのウヴォーギンのパンチに当たってしまった･･････

ウヴォーギン　無傷･･･!?
　馬鹿な
　鎖にあれだけの念を込めることが出来るのは物体を操る操作系かオーラを物体化する具現化系!!奴はおそらく前者!
　しかしオレの拳を生身で防御可能なのは肉体をオーラで強化できる強化系ぐらいのはず!!奴は一体･･････

よくわかる解説！
系統の違いは、普通ならまともな殴り合いが成立しなくなるレベルなのか。
　

クラピカ「「今のパンチ」」
　「まさか全力か?」

煽っていくスタイル。
やっぱり性格悪いわー

ウヴォーギン「面白くもねェ冗談だな!?安心しろ2割程度だ」
　「じゃあ半分くらいの力で行くぜ!?」

クラピカが鎖を振り回すのをやめて格闘戦に専念したら、
『半分くらいの力』はことごとく空振りで逆にボコボコにされている件について。
ウヴォーギンの格闘スキルが低いのか、クラピカの格闘スキルが高いのか。

ウヴォーギン「ちょこまかと動き回りやがって」
　「だがな」
クラピカ「「今のスキに鎖でオレを捕えなかったこと後悔するぜ」か?」
ウヴォーギン「!!」

次にお前は「今のスキに鎖でオレを捕えなかったこと後悔するぜ」と言う

クラピカ「くだらん負け惜しみはやめて全力でこい」
　「時間の無駄だ」

おーっとさらに煽っていくー

ウヴォーギン「やってやるぜ」
　「全開だ!!!!!!」

うわーすごいオーラだ！！


きっととんでもない威力の攻撃が飛び出すにちがいない

ウヴォーギン「今度こそ!!砕いたぜ!!」
　「本気を出したオレの超破壊拳を生身で止められる奴なんぞいねェ」

･･････土埃に隠れての不意打ちかよ(´・ω・｀)
汚いなさすが盗賊きたない


しかし、左腕を折られてしまったのは現実･･････！
クラピカ、ピンチ･･････

クラピカ「だが」
　「「隠」を使えるのは私も同じ」
ウヴォーギン「!?」
　「まさか･･･!!」

なんだと

クラピカ　束縛する中指の鎖!!
　「見えたか?」
　「「凝」も使えるようだな」

なんだってー
･･････『使えるようだな』ってのはさすがに見くびりすぎだろ。
一応はズシにだって使えるレベルの、ごく基本的な技術だろうに。

ウヴォーギン「お前が普段も鎖を具現化してたのは･･･」
　「「本物の鎖」に見せかけるためか!!」
クラピカ「その通りだ「実在する鎖」を操る操作系能力者を装っておけば」
　「敵は見える鎖にだけ注意を払うだろう?」

「「凝」は未知の敵と戦う時の常套手段」ってメガネ兄さんが言ってたと思う。

クラピカ「捕獲」
　「完了」

作戦
完了
･･････ちぇっ、どうせならマチを捕獲してくれれ

No.083◆9月2日⑤

????「具現化系だなお前は」

????「強化系の技も覚えられないわけじゃないがな･･･」
　「今日はそこのとこ 少し詳しく教えておこうか」

ほうほう、このおっちゃんがクラピカの念の師匠な訳だね。
なお名前が判明するのは10年以上先になる模様。

ウヴォーギン　こいつ･･･!!強化系と具現化系の両方の能力を最大限まで極めてやがるのか!?あり得ねェぞ!!
　本来念能力者が100%まで極めることが可能なのは生まれつきの系統能力だけのはず!!

両方を80%使える変化系能力者なんじゃないの

クラピカ「黄泉への手向けに教えてやろう」
　「「今の私」は特質系だ」
ウヴォーギン「!!」

はいぃ？


ここで修業していた時の師匠とのやりとりが。
クラピカの師匠（仮）による念能力講座・能力の系統篇ー。
ウイングも説明してた「六性図」を使った説明でーす。

過去クラピカ「特質系が0なのは?」
????(師匠)「特質系ってのは特別でな 覚えようと思って覚えられるもんじゃねーんだ」
　「大抵が血統だったり特殊な環境で育ったりが作用する個性的な能力だからな」
　「なぜ この位置にあるかっていうと後天的に特質系に変わる確率が高いのが両隣の具現化系と操作系だからだ」

『後天的に』変わっちゃったら、
100%だった具現化系ないし操作系の能力が80%になっちゃうんじゃね？


ま、そこは今は置いといて･･････具現化系と強化系のお話。

????(師匠)「要するにお前がガチンコで強化系を極めた奴と殴り合えば」
　「勝ち目は薄いってことになる」

「『肉体の強さ』が同じである」という前提なら、
念による肉体強化率100%の強化系と、強化率60%の具現化系が戦ったら･･････
あとはわかるな？


でも具現化系だって頑張ればチャンスあるよね

????(師匠)「攻撃力･防御力共に高い強化系に対し 具現化系は能力のバランスが悪い場合が多い」　「そのかわり型にはまればすごい威力を出すって感じのな」

／(^o^)＼


いや、なんかチョーすごい武器を具現化すればいいんじゃね！？
最強の矛と盾を具現化すれば強化系なんてただの的に過ぎな

????(師匠)「クイズを出そう」
　「「何でも切れる刀」」
　「具現化できるか否か?」
過去クラピカ「できない」
????(師匠)「理由は?」
過去クラピカ「人間の能力の限界を超えているから」

ですよねー。

????(師匠)「「とても丈夫でよく切れる刀」なら具現化可能――――だが」
　「それなら実際の名刀を買った方がいい修業の必要もないしなまあ 消したり出したりは念と違ってできないが」

そこ(『消したり出したり』)は強烈なメリットだと思うけど･･････
強化系が『実際の名刀』を持ってた方が強いのは否定できないところか。


クラピカが最初に思いついたのは･･････鎖。

過去クラピカ「冥府につないでおかねばならないような連中が」
　「この世で野放しになっているからだろう」

????(師匠)「そうかねェ?オレには縛られているのはむしろお前自身のような気がするがね」
過去クラピカ「･･････」
　「貴様に何がわかる!」

師匠を貴様よばわりしてシカトし始めるとか、10代はこれだからねー(´･ω･)(･ω･｀)ﾈｰ

????(師匠)「やれやれ」
　「「絶対にちぎれない鎖」は無理だが」
　「限りなくそれに近くすることはできるぜ?」
過去クラピカ「本当か?」
????(師匠)「本っ当に都合のいい耳だこと」

師匠はキレていいっスよ！

????(師匠)「制約と誓約だ」

????(師匠)「制約を決めてそれを心に誓うんだ」
　「「遵守する」と」
　「その制約が厳しいほど」
　「使う技は爆発的な威力を発揮する!!」

どのくらい『爆発的』かと言うとー

????(師匠)「普段の念能力の補強が足し算なら条件付きの念の奥義は掛け算だ」
　「強さが何倍にもふくれあがる」

そう、つまりこれこそがクラピカの鎖のカラクリであります。


クラピカが決めた『制約と誓約』はどんなん？

過去クラピカ「旅団を捕えたら決して逃がさない鎖が欲しい」
　「ターゲットは旅団だけでいい」
????(師匠)「目標以外に使用しないってルールか」
　「少し弱いな」

むむ、師匠が『弱い』と即答する程度のルールであんな強力な能力が･･････？

過去クラピカ「命をかける」

俺が賭けるものは･･････命だ！（ドン☆）


そして、もう1つのカラクリが―

クラピカ「特質系の私の能力」
　「「どの系統の能力も100%引き出せる」」
　絶対時間!!

「エンペラータイム」。
どの銀行の預金も100%(※手数料無し)引き出せるバンカータイムなんつって


「クルタ族は戦闘種族」ということが確定した9巻でした。