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1日1冊108円・・・・・・最近そうでもない。

テイルズ オブ リバース 第一話 落日の瞬間㊤ 矢島さら 2005年3月4日 エンターブレイン(2回目)

2016-01-31 10:19:05 | テイルズ
眠いぜ!寒いぜ!ネムサムですね!→1回目



○2章まであらすじ
1年前、世に言う『ラドラスの落日』に、
フォルスの暴走で幼馴染のクレアを氷漬けにしてしまったヴェイグ。
『ラドラスの落日』の真相を追う2人組、ユージーンとマオの助けでクレアを救い出すも、
突如村に現れた『王の盾』にクレアは連れ去られてしまう。
ヴェイグはユージーン、マオと共に『王の盾』を追って旅立つ!




第三章

(「ありがとう」といったら、クレアは自分がプレゼントをもらったみたいに、うれしそうに笑っていたっけ・・・・・・)
え、天使?


最強イタイ戦団のせいで、山越えをする羽目になったヴェイグたち。
現在山小屋で休憩中。
「ちちんぷいぷい!!」
 暖炉の薪に火をつけた。
「うんっ♪ フォルスは人の幸せのために使わないとネ」
ヴェイグの『氷のフォルス』なら無限にかき氷ができるし、
トーマの『磁のフォルス』なら「がばいばあちゃん」的な小銭稼ぎができるね!

そして1番よからぬことができるのは『音のフォルス』(集団催眠)だな・・・・・・
ワルトゥが紳士だから、作中で悲惨な話はないけど。



「人の幸せのためなら、この力はどう使えばいい? 国王はなぜ、オレたちにこんなことをしたんだ?」
だからかき氷を作ろうよ!

真面目に考えると・・・・・・国王は病気だったんだから、
「治療のフォルス」とか「薬のフォルス」とかを期待したんじゃね?
いっぱい能力者が誕生すれば、1人くらい役に立つのがいるだろみたいな。
・・・・・・死の淵とはいえ自己中な国王だなぁ(決めつけ)


無事山越えをした3人はミナール平原を進む。ボス戦カット!
天候は雨。
「珍しいな。このあたりはあまり雨が降らないはずだが・・・・・・」
(´・∀・`)ヘー

ところが・・・・・・
「・・・・・・あ!? あれっ!? 雪だよ! 雪が降ってきた!!」
散々脅かして結局降らないのもどうなの?(#^ω^)


おかしな天候に加え、どうやらさっきから同じところを歩かされているらしい!
まさか『王の盾』の刺客か!?
マオが炎で雪を吹き飛ばすと、ついに元凶がその姿を現す・・・・・・!
「女・・・・・・の子?」
 マオはぽかんとし、こちらに歩み寄ってくる少女を見つめた。
 華奢な体つきによく映えるピンクの服、肩の上でゆるく外向きにカールした髪。年はマオより少し上というところだろう。それでいて、大のおとなでも扱いにくいだろう大杖を軽々と片手でもてあそんでいる――。
・・・・・・この少女は「剛腕のフォルス」の使い手かな?と思わせる紹介文。
※もちろん違います。


「わたしの狙いは、その汚らわしきガジュマの罪人、ただひとり!」
あれ?どうやら『王の盾』とは違うようですよ?


「わたしはアニー・・・・・・アニー・バース」
「!?」
「そう、ガジュマに命を奪われた、ドクター・バースの娘」
「アニー・バース」と「ユニバァァァス」って似てないね黙るわ。


ヴェイグたち対アニーと『いかにも金で雇われた傭兵』(3人)、ファイッ!
・・・・・・3対4とはいえ、名無しの雑魚など数には入らぬ。

特に何の躊躇もなくぶった切ってるあたり、ヴェイグは「対人戦闘」に抵抗無さげ?
少なくとも「初めての人斬り」ではないはず。
Rの世界も「私怨じゃなければおk」なのかしら。

傭兵たちはあっさり全滅。
それでもアニーは諦めない。
(まるで、世界に自分とユージーンしかいないと思っているみたいだ)
 ヴェイグは、アニーの真摯な意志の強さに心を打たれた。それはクレアを助けることしか頭にない自分と、似ているようにも見えるのだった。
そこか、ヴェイグとアニーの共通点は・・・・・・。
しかし、討たせてやる訳にもいかず。


ついに力尽きた・・・・・・と思いきや、不意打ちでユージーンに短剣を突き刺す。
『フォルス反応』の有無は、必ずしも生死と一致しないのね。
「・・・・・・この程度の痛みなのか・・・・・・」
「え」
 仇を傷つけ、唇に微笑みさえ浮かべていたアニーは、わけがわからないという顔をした。
そんなダークサイドな表情をしてたのか・・・・・・。


「俺を憎め。俺を殺すために生きろ」
「えっ」
「俺にはやらなくてはならないことがある。だからいますぐ死ぬわけにはいかないが・・・・・・その目的を達したならば、約束する。この命、おまえに捧げると」
アニーからすれば意味不明な反応だったろうなこれ・・・・・・。
「バカめ、親父の後を追うがいい!」的なものを想像していたに違いないもの。

混乱した末、アニーは本当に力尽きて倒れる。
「おい・・・・・・助けるつもりなのか?」
「親友の娘なんだ」
ユージーンの過去がわかるのは、しばらく先の話・・・・・・。


 ユージーンは、薬が傷口にしみるのをこらえながら、平原の草に目をやった。
 雨や雪という思いがけない試練のあと、緑は勢いを取り戻し、花はさきほどより美しく咲いているようにさえ見える。
 自分にもいつかこんなときが来るだろうか、と彼は密かに考えた。
止まない雨はないんじゃよ。
沈まぬ太陽もないんだけど。




ヴェイグたちはミナールに到着。
医者のキュリアとその助手ミーシャにアニーを押しつけ、
港から船に乗ろうとしたものの、港は軍によって封鎖中でありました。

手詰まりで街をウロウロしているとミーシャに再会。
「どうしたんですか? 急いで出て行ったから、もうこの街にはいないと思ってました」
もうこの街にはいないと思ってました(笑)
※ミーシャはそんなイジワルな子じゃありません。


「コワイ顔だって! あはははは」
いのまたむつみ先生が描いたんだ!
俺は悪くねぇ!俺は悪くねぇ!

なんと先日クレアがキュリアの世話になったらしい!
詳細を聞かねば!
キュリアとミーシャに事情を話し、クレアの件を確認すると、
幸い大きなケガや病気という訳ではない模様。
「『船には乗らない』」
クレアは機転が利く娘さん。


よし、陸路で『王の盾』を追いかけよう!
ヴェイグたちがそう決めたところで、アニーがお目覚め。
起き上がろうとするも痛みで動きが鈍ったアニー。
そんな彼女を心配して、ミーシャが手を差し伸べたのですが・・・・・・
「ガジュマにさわられたくないの!! わたしに、近寄らないで・・・・・・来ないで・・・・・・来ないでっっ!!」
「!!」
 ミーシャが驚愕の表情に固まる。
アニー、それはあかん・・・・・・
「坊主憎けりゃ」だよそれは・・・・・・。


「来ないで・・・・・・? そ、そんな・・・・・・ぼく・・・・・・ぼく・・・・・・!」
宿を飛び出すミーシャ。
・・・・・・どうもしょんぼりって感じじゃないぞ、これぇ?



「早く見つけて落ち着かせなければ、ミーシャは・・・・・・ミーシャのフォルスが暴走してしまうわ!」
「あいつも能力者なのか!?」
なんだってー!?

ヴェイグと同じく、ミーシャも『ラドラスの落日』でフォルスが発現した1人。
でも、1年も経てばもう暴走はしないんじゃ?
「・・・・・・アニーがいった言葉のせいよ・・・・・・ミーシャはあれと同じことを前にもいわれたことがあるの。それも、大好きなお母さんに」
ミーシャ・・・・・・(´;ω;`)ブワッ


ミーシャを探すんだ!
「ぼくに・・・・・・ぼくにかまわないでっていってるんだあああぁぁぁっっ!!」
ああっ!?

暴走してしまったミーシャの『『牙』のフォルス』。
このままではバイラスが大量に集まって大変なコトに・・・・・・!

アニーも駆けつけ、ヴェイグたち対バイラス軍団、ファイッ!
「よ~し、こっちのアリンコはボクが♪」
『♪』、空気読め♪

集まったバイラスはどうにか退治し、ミーシャの暴走も収まる。
ヴェイグたちで始末できてよかったなこれ・・・・・・
「あいつのせいでバイラスが集まって街が!」なんてことになったらミーシャは・・・・・・
ヴェイグたちgj!

暴走の原因を作ってしまったアニーに、
キュリアは昔受けた講義でのドクター・バースの言葉を伝える。
「命に、色はない・・・・・・? 命に・・・・・・色は」
 意味がよくわからず、アニーは何度もその言葉を舌にのせる。
「理解できないかしら? どういう意味なのか、よく考えてごらんなさい」
てめえらの命は何色だー


キュリア、ミーシャと別れてその場に残るは4人。
なんとユージーンがアニーに同行するよう誘い、アニーはそれを受ける。
やったねヴェイグ!『仲間が増えたヨ!』
「いいえ、仲間なんかじゃない。ユージーン・ガラルド・・・・・・あなたのいうことは信用できない・・・・・・お父さんを殺したというその言葉さえ・・・・・・」
・・・・・・流石にやっぱりギスギス?


「あ、す、すいません・・・・・・わたしったら・・・・・・ごめんなさいっ」
 彼女はあわててヴェイグに謝った。
「いや、笑っているほうがずっといい」
『コワイ顔』も役に立つ。
しかしまぁ、さらっと言ったもんだよ!この天然め!

新たな仲間を迎えた一行は、『王の盾』を追いペトナジャンカを目指すのでありました。


(時計を見て)3回で終わらない可能性が出てきたぞこれは!
目覚ましが鳴らなかったんだ!俺は悪くねぇ!俺は悪くねぇ!



→3回目


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