今日の108円

1日1冊108円・・・・・・最近そうでもない。

機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ(中) 富野由悠季 1990年4月1日 角川書店(3回目)

2016-01-12 05:59:50 | ガンダム
いつから3日連続では書かないと錯覚(以下略)→1回目2回目



○12章まであらすじ
ケネス大佐の下に『女神』降臨せり。
そしてすぐさま、その力発揮せり。




13 インフォメーション

「スレッグ大佐も苦労しているんだ。閣僚たちが、好きかってなことをいってくるんだからな?」
馬鹿は死ななきゃ・・・・・・を貫く人たちだから(悪い意味で)


「部外者がなにかをいうのはおもしろくないでしょうがね、オエンベリであんな下手なことをやったのは、指揮官に問題があっただけでなく、組織の問題です。いいですか? そのためには、実戦の経験者がすぐ欲しいんです。ロンデニオンには、独立第十三部隊があるという話を大臣に思い出させてほしいのです」
刑事警察機構のヨクサン長官、連邦軍(政府)のマヌケにまともな仕事を催促するの巻。
・・・・・・あ?
『ロンデ二オン』の『独立第十三部隊』ってーと、もしや・・・・・・


「・・・・・・独立第十三部隊のブライト・ノア・・・・・・若くして、実戦経験豊富なニュータイプ。ちがいますか?」
ですよね。
まさかの父子対決・・・・・・?





14 ダメージ イン ダークボトム

「・・・・・・・・・・・・!?」
 マサムもハサウェイも、声にならない息を吐き出していた。
 予感は的中した。
・・・・・・いい奴らほど、先に逝きやがる。
しかしマフティーは止まらないし、止まれないのである・・・・・・(´・ω・)


マフティーが受けた想定外のダメージ、やはり関与していたのは・・・・・・





15 ギギズ スプリング

『それがあたったら、ギギさんの予言者としての能力を信用しますよ』
 士官たちはかなり好意的に、それでも、ひやかし半分にいったものだった。
 しかし、ギギが一時間前にいったことが、アリス・スプリングに到着してみると当っていたと分った。
『預言者』対『予言者』になりつつあるけど、
今のところ『予言者』の力が圧倒的。



「おー、嫌だ。大人って、なんでそうなるの?」
「想像力がないからさ」
 ケネスの答は、簡単だったが、それこそ、ギギにとって明快な解答になった。
 ステイタスを維持するために、身を飾るものが欲しいのは、自身にステイタスを誇示するものがないからであろう。
すごく立派ですね!(車
すごくキレイですね!(宝石
・・・・・・虚しくならないんだろうか。
いやまぁ、なーんも残らないものに使うよりはいいと思うけど。



 長く生きたいとするのは、人の業なのだ。やりのこしたことがある、やらなければならないことがあると欲するのが、それである。
 ひとりの人で、人類と世界にとって、死なせてはならない人物などはいない。
ウヌボレンナ、ウヌボレンナ!





16 ボース ロンデニオン

 組織がうみだす悪癖の解決策は、すべての人が清廉潔白になるしかない、というのがブライトの結論であった。
 それは、ニュータイプ指向をうむ土壌でもある。
・・・・・・無理じゃん?

そんな訳で、ブライトさんはそろそろ軍を辞めてレストランをやりたいんですって。
ただ、『政治にうって出る』つもりは全くないこともない。
 その方法論を身につけ、実力をつけるためには、まず市井の生活からはじめるべきだと決心したのである。
あー、確かに10代から軍人だもんね。
「普通の人」ではない訳ですよ。
・・・・・・いわゆる「二世」が微妙なのも、その辺に原因があるのかね?

それはともかく、最後の任務のためブライトさんは地球へ降りることになりました。



「もう、ガンダムもどきにやられはしない・・・・・・」
負けたのは『ケネスの命令』で『人質をつかった』から!
実戦を重ねて自信をつけ、闘志を燃やすレーンですが・・・・・・


 しかし、レーン・エイムに欠けていたのは、人質にしたガウマンの補佐があったればこそ、致命傷を受けずにガンダムから離脱できた、ということである。
 その直線的な思考は、若さゆえのものである。
客観視って大事よね(´・ω・)


キルケー部隊は、『予言者』ギギの気紛れに応じて『一戦闘小隊』をエアーズ・ロックへ。
 これも、運であろう・・・・・・。
もしも・・・・・・
もしも・・・・・・





17 ウルル

 白人たちが、この大陸を侵蝕する前、原住民のアボリジニーが『ウルル』と呼んで、聖地にしていたエアーズ・ロックとマウント・オルガ。
そんな『ウルル』でー
連邦軍はキルケー部隊の小隊とー
マフティーがー
出会ったー(声:下條アトム)

本気で戦闘になるとは思っていなかった連邦側は、あっさり返り討ちに。
そして・・・・・・
「・・・・・・・・・・・・!?」
 やはり、ギギ・アンダルシアの姿があった。
『女神』にして『予言者』ギギ、ハサウェイの下へ・・・・・・!
自分の意志でもって「狙って」来たんだから怖ろしい。





18 ナロウ スペース

「こんなときに、ハサウェイは、パイロット・スーツみたいなもので防御して・・・・・・」
「え・・・・・・?」
 ハサウェイは、そのギギの言葉がなにをどのように表現しているものか、見当がつかなかった。
 が、その一瞬のハサウェイの戸惑いが、ギギの心を硬直させた。
バッカ、ヘルメット取っ払えよ!(もう遅い)


 マシーンにつつまれた密室の二人は、同質の悲しみを抱きながらも、そのいる場所が、すこしだけズレているのだ。
もうそのまま2人でマフティーを抜けて幸せに暮らそう(提案)



中巻終わりだよ!


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