東京大学 分子細胞生物学研究所 加藤茂明グループの論文捏造、研究不正

東京大学 分生研 加藤茂明教授の研究室による類似画像掲載論文について (うっかりミスか?偶然か?研究不正か?)

類似画像掲載論文#5

2011-12-29 00:20:49 | 画像類似の論文リスト

論文#5
Mol Cell Biol. 2009 Jan;29(1):83-92. Epub 2008 Nov 3.
Coactivation of estrogen receptor beta by gonadotropin-induced cofactor GIOT-4.
Kouzu-Fujita M, Mezaki Y, Sawatsubashi S, Matsumoto T, Yamaoka I, Yano T, Taketani Y, Kitagawa H, Kato S.
Institute of Molecular and Cellular Biosciences, University of Tokyo, Yayoi, Bunkyo-ku, Tokyo 113-0032, Japan.
責任著者:加藤茂明


指摘項目No.24
(参照 → 説明図No.24)
・論文#5のFigure3Dの「GIOT-4del.」のLane1のバンド画像(10% input)が、「BRG1」のLane 1のバンド画像(10% input9のバンド画像に類似しています。
http://mcb.asm.org/content/29/1/83/F3.large.jpg




不正指摘項目No.25
(参照 → 説明図No.25)
Figure6Aと6Bについて、4レーン全てバンドが検出されていない白いパネルのほとんどが、 バックグラウンドが類似しています。例えば、レーン1列目と2列目の間に、右上から左上に斜線のノイズが走っています。よって、これらの画像は、同一画像由来と推測されます。
http://mcb.asm.org/content/29/1/83/F6.large.jpg


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2 コメント

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Unknown (Unknown)
2012-01-26 12:53:34
MCB 29:89 (2009)はよくできているが(何が?)、コントラストをきつくして、拡大すると見えてくることがいくつかあります。

Fig 6Aの最上段(input)で、Aromataseの<control>と<putative ERE>のデータは鏡像関係になっているように見える。

同じく、Fig 6Aの最上段(input)でActivin bA precursorの<control>と<putative ERE>のデータも鏡像関係になっており、さらにFig 6Bの最上段の左端でもそのまま利用されているように見える。

Fig 6Bの5段目(INI1)のlanes 9-10は一見ブランクですが、よく見ると箱で覆われているように見える。

Fig 4Cにも不思議な点がある。
三段目(IB:aBRG1)は、まずlanes 1-8を白箱でカバーして、さらにその上にlanes 1-7をかぶせたように見える。
二段目もlanes 1-8がかぶせてあるように見える。
四段目(IB:aSRC-1)はすべてのlanesが連続しているように見えるが、lanes 1-8はカラーでlanes 9-10はモノクロ。
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Unknown (Unknown)
2012-02-26 11:13:20
Fig 7CのActivin bAと Fig 7DのAcH4も同じかもしれません。

ブランクになるはずのネガコンなら、「ボスにせかされたので手抜きしました。ごめんなさい。だけど結論に全く影響はありません。今後気をつけます。」かもしれませんが、これはポジコンです。どう言い訳するのでしょう。

「AcH4のプロモーターへのrecruitmentは転写活性に比例するはずだから、ChIPはRT-PCRと同じ傾向になるはずです。だから、ChIPアッセイは省略して、PCRを貼付けました。何か問題があるでしょうか?」あるいは「比例するはずだったんだけど、ChIPアッセイの誤差が大きかったので、RT-PCRで代用しました。本質的な問題ではありませんよね。なぜ大騒ぎするのでしょう?」
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