東大 分生研 【まとめ】
Retraction Watch / 2011.06.24 06:33 / 推薦数 : 3
ステロイド雑誌と東大分子細胞生物学研究所を舞台としたこのシリーズ、今回で最終回です。
まとめ
東大分子細胞生物学研究所の著者らがステロイド雑誌に投稿し掲載された論文2本が撤回されました。
2004年掲載のビタミンD論文 (先行論文はCell に発表された論文)
2007年掲載のクロマチン論文 (先行論文はEMBO J に発表された論文)
です。
撤回の理由は両論文とも同じで、
図、データを再利用したが、その方法が適切ではなかった、と解釈してよいでしょう。
また、著者らは、このことが、論文撤回にあたいすることを理解していなかったが、今では論文撤回にあたいすると認識できるようにいたりました。
一方、
東大分子細胞生物学研究所からステロイド雑誌に投稿され、掲載された別の2本の論文は、撤回された2本の論文と同じように不適切に図を再利用していますが、現在のところ撤回されていません。
撤回されていない論文1 (先行論文はこれ)
撤回されていない論文2 (先行論文はこれとこれ)
撤回された2論文と撤回されていない2論文の違いは、どこにあるのでしょうか?
撤回されていない2論文では、再利用された図の数が、撤回された2論文の再利用図の数に比べて、少ないから、撤回されなくてよいのでしょうか?
どなたか説明できるでしょうか?
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