続・病弱Sの真面目に大雑把

スポーツを中心に世の中を浅~く斬ります。
ブログ開始時アラフォー⇒現アラフィフ独身男のお気楽生活も見れますよ‼

どこかでつながる初夏

2016-05-22 22:23:37 | バスケットボール
日曜日は今季2度目の母校女子部の練習ゲームで立教新座キャンパスへ。午前中に行ったので日差しは強くても空気はさわやかでした。

芝生に寝そべって日焼けしたいと別媒体にも写真をUPしたところ、不審者と間違われないようにという親切なコメントを愛知県方面から頂きました。例の若者向けファストファッションを着ていたので大学生と見た目はそんなに変わらな・・・ウソはやめてサッサと体育館に入ります。

パートナーは若手女性レフリーのHさん。顔が小さく目鼻立ちもキリッとしており正直バスケ審判なんかよりどこかのオーディションでも受けた方が良いのではと思うぐらいの素敵なお嬢さんですが、いかんせん年齢が20歳くらい離れているのでバスケ以外の共通の話題が無く、雑談ができません。と思ったら出身高校(静岡県)の後輩が母校女子部の現役でいることが分かり、2代前のキャプテンもそこの出身なのでよく知っているらしいので私の同期である監督さんも交えて色々話すきっかけにはなりました。また相手校の監督さんが私が現役学生の時に同校の男子部を指導されていた方と終了後聞きました。こちらが名を名乗れば間違いなく覚えておられると思いましたが、残念なことにご挨拶できずに終わってしまいました。こうしてみるとバスケ社会に身を置いている限りみんな何かしら人とつながっているのだと実感します。長年携わっていると「あぁ、あの時の」というやりとりが結構増えてきていますので、そこでの交流を大切にしていきたいと改めて思いました。

ゲーム中隣のコートでは男子部新人チームの練習ゲームの準備が始まっていましたが、相手校のスタッフの一人が私を見るなり手を上げて挨拶してきたのでこちらも軽く手を上げて応じました。しかしながら全く誰なのか記憶が無くそれ以上のコミュニケーションはありませんでした。彼とは一体何のつながりなのだろうか?富山から戻ってきてから時々このような事象が起こるため少々戸惑っております。

そいつは判定をしていない

2016-05-21 22:50:08 | スポーツ
先週末は今年で最後になるbjリーグの準決・決勝が行われていました。決勝はほぼ全部見ましたが両チームとも気迫あふれるプレーで大変盛り上がっていました。もう無くなるリーグのレベルについて今さらあれこれ言ってもしょうがありませんが、決勝の2チームは来季から始まる新・Bリーグでもトップカテゴリーに割り振られているのでそこでの活躍を願う意味で言う事があえてあれば、やはり日本人プレーヤーのレベルをさらに上げていかないとNBL上位組と五分に戦うのはチョット厳しいかなという風に感じました。具体的にはボールの無い所のDFをサボらない事。結構目につきました。それでもこれだけ地元と一緒にチームを育てて盛り上げてきた素晴らしい文化を是非とも継続していってほしいところです。

さて話は変わりますが、野球や現在五輪最終予選が行われているバレーボールでビデオリプレーをした結果かえってモメるケースが散見されております。ビデオリプレーを必要に応じて盛り込むのは多くの競技で頻発している審判の判定に対するトラブルを治めるために導入しているのは明らかで、プレーが高度に進化している現在では人間の目だけでは判定は難しいため導入も必然という流れではあります。

野球もバレーも具体的にどういう事例だったのかはここでは割愛しますが、ビデオで確認した結果下された最終判断にまだ異議を唱えてくるというのは、問題となっているプレーに対する解釈に齟齬が生じている(野球)か、そもそも何が問題になっているかコーチと審判で共有できていない(バレー)というように単純に出来事を確認する以上のことをビデオでやろうとしていることが原因ではと思います。リプレーで映し出される映像は出来事の「結果」にすぎず、人間が能動的に行う前提の「判定」とは違います。バレーではトラブルが顕著でしたが、適用するケースをもっと限定して補助的に導入しないといちいちゲームの流れが妨げられて勝っている方まで調子っぱずれになり誰も得をしないという「魅力ゼロ」の競技になってしまいます。永年のテーマである「審判はより正確な判定をするために日々研鑽を積み、それでも起こる判定のミスに対してチームはルール以上の不平不満の態度は見せない」という人間らしさを残しておかないといつかビデオ尊重主義の揺り戻しが来るのではと危惧しております。

さてさて話はまたも変わりますが、この日最も日本中を落胆させたのは大関稀勢の里ではないでしょうか。彼については3年前にも触れたことがありますが、今場所の直接対決後白鵬が語っていたように横綱を張るには「持っていない」タイプのようです。今場所はともかく来場所以降なんとかねじ込みたい勢力がいるようですが年齢的にもこれ以上の上積みがあるのか疑わしいので、どうしても日本出身者じゃなけりゃやだというのなら違う人に切り替えた方がいいんじゃない?とチョット思いました。

いろいろアップデートしてみる

2016-05-16 22:51:05 | 東京ライフ
連休も終わり通常モードに戻って1週間以上経ちました。仕事も1か月を過ぎボチボチ本格的にコアな業務にも取り掛かるようになってきました。

バスケ審判も所属連盟の担当カテゴリーの開幕が近づいてきたのでコンディションも上げていこうと思っていましたが、ヒマ人時代と違って平日にトレーニングをするのが難しく体力維持の時間的な問題をどうしようとチョット困っていました。たまたま会社が加入している健保組合のウェブサイトを見ていたら家の近くにもある大手フィットネスクラブと提携をしており法人会員で手ごろな価格で利用できるようなので連休中に家近のクラブに加入手続きに行ってきました。



この週末に初めて実際に利用してみましたが、時間制限が無いのでトレッドミルも長めの時間走ることができ、テレビモニターも付いているので飽きることはありません。この日はシャワーだけでしたが大浴場も完備しており平日は24時まで営業しているので、会社から一旦帰宅して出直しても風呂まで済ませて家に帰って寝るだけと有効に時間を使えそうなので当面の不安は解消されそうです。ただ安く利用できるといっても隣町のスポーツセンターの倍額はするので飲み物を自販機で買わない等節約の必要もあるため今日の仕事帰りにボトルを買ってきました。別媒体で仙台方面の某国際審判から茶々が入りましたがいつか白鵬ばりにブチかましをかけられるようパワーアップする予定です。

連休明けと言えば、新しい審判のワッペンが連休明けには届くと聞いていましたが、数日前に協会からのメールで6月をまたぎそうとの事。あれこれ言ってもしょうがないのでとりあえず審判のユニフォームだけ新しいのを用意しておきましたので届くのを楽しみにしております。

他流試合は難しい?

2016-05-07 23:05:06 | バスケットボール
GWはもうすぐ終わりを迎えますが、今年は審判は2件だけでした。例年は学生の練習ゲーム等で出番がありましたが、今年はこの時期に学生の公式戦を行っていたのでちょっと違う感覚でした。

2件ともクラブチーム同士の対戦で、それ自体は数多く経験しているので混乱するようなことは無いのですが、普段のフィールドは実業団や学生がメインなので若干違うカルチャーのゲームとなると最初の何分かは手探りで情報収集しなければならないため気を遣います。

1件目のゲームは片方は全く初めて見るチームだったのでかなり注意深く観察しましたが、最初の方で吹いた反則に苦笑いされたのでこちらもアレっ?となりましたが、聞けばお互いしょっちゅう顔を合わせているのでやる事が分かっているのでとのこと。つまりある程度当たりが強くても放っておいてくれていいですよという意思表示があったので以後余計な介入を極力せずに済ませました。当事者だけが分かっている空気感に一見さんの審判が入ってきて邪魔せずに存在感を出すのは改めて難しいものだと感じました。2件目は全国トップレベルのクラブチームの練習ゲームでしたが1件目の教訓が生きた(?)のか全体としてはスムーズに進められたと思います。

2件目の審判依頼はトスアップ予定時刻の22時間前に受けました。10年前位はそのようなことが頻繁にあって、依頼者サイドで「困った時は病弱Sに電話しろ」という暗黙の了解が都市伝説のごとく存在していましたが、2016年現在も「東京都審判最後の砦」は健在していることが確認できて良かったのか悪かったのか…。

5001倍の奇跡

2016-05-03 22:36:16 | スポーツ
本格的なGWに突入しましたが特に予定も立ててなく、当面は緊縮財政で臨まざるを得ない状況なので極力用件は近場で済ます事に決めました。なのでブログは久々にピッチを上げてお届けする・・・つもりではおります。

イングランドのプレミアリーグでは岡崎選手が所属するレスターが初優勝。年配の野球評論家が「よその国の話なのでどうでもいい」と言って炎上したようですが、地元英国は勿論、フットボールを理解している所では大体が驚きを持って熱狂しています。ブックメーカーが開幕前に出したオッズは5001倍(一部報道は5000倍)だったそうですが、日韓W杯の時のサウジアラビアがこの倍率で当時の有名スポーツ雑誌の1コーナーに「論外を表す意味」と書かれていたのを思い出しました。昨年のラグビーW杯日本vs南ア戦で60~70倍位だった事と比較してもリーグ戦でこの位置にとどまるのはどう考えても無いという前評判をひっくり返した歴史的事件になりました。

直近のマンU戦も含め何試合か観ていましたが、華麗さは皆無でバルセロナやBミュンヘンあたりとは対極なスタイルで戦っていました。パス回しだけならJリーグのユースチームの方がはるかに上手いレベルと言っても過言ではありませんが、下手くそが勝つ方策を90分どころか通年で徹底してやり通したご褒美だったのかもしれません。見てくれは悪くても今出来ることを確実にこなす強い意志を持つことで勝負に徹する哲学は競技を問わない普遍的な考え方なので、母校のバスケ部もちょっと参考にしてほしいところではあります。

W杯アジア予選で日本代表で出ていた岡崎選手を見た時、以前よりずいぶん上手くなったなと感心していましたが、プレミアリーグは審判の身体接触に対する基準が相当緩く、選手が弾き飛ばされても基本放置なので(選手もそれについて文句も言わない)強くしなやかな動きと繊細なボールタッチを身につけないと使えないという環境下では技術が上がって当然かと思います。Jリーグは「誤審」とかの件は別として、選手も審判も身体接触に関しては過保護になっているように見えます。Jリーグ組でも国際試合で通用するんだという証明を見せたいのなら普段の環境をもう少し激しい(ラフとは違う)ものにしないと厳しいかもしれません。