所属連盟の委員長氏の粋な計らい(?)で今シーズンは春から関東学生の割当を十数年ぶりに頂いております。今のところ全部女子ゲームですが、東京に戻ってからは母校女子部の練習ゲームを手伝っていたりしているので感覚のギャップはそれほどありません。
2部リーグ担当で試合会場は千葉県流山市にある江戸川大学。私の家の最寄駅から武蔵野線で向かいましたが、途中うたた寝から目を覚ましてもまだ乗換駅に着いていないというプチ旅。途中お茶休憩も挟みながらようやく到着。第二体育館という所ですが、大きさと床のラインの引かれ方からバスケに特化された体育館のようで、これはアメリカの大学でも少ないぐらいの恵まれた施設です。
1次リーグの最終戦ということもありどのゲームも開始前から緊張感が漂っています。パートナーは女性A級のM好さん。以前は弟子のような存在でしたが、今や師匠を軽く蹴り倒して上級に出世してしまいました。ゲームは当たりの激しさとシュート力で上回る上位チームが快勝しました。審判としてはニセ師弟コンビの息が合ったせいか上手くバランスの取れた判定にはなっていたと思います。ゲームのレベルも審判のレベルも上がれば上がるほどチープな笛は鳴らさないよう細心の注意が必要です。
この日のM好さんを筆頭に、私を踏み台にして上級審判になった後輩はだいぶ増えましたが、富山時代も含めて女性の上級審判が身近にいることは嬉しい限りです。「病弱S塾」出身者はみんな真面目一辺倒ではないバランスのいい人物がそろっていますのでさらなるGood Refereeを目指して切磋琢磨して欲しいと思います。