続・病弱Sの真面目に大雑把

スポーツを中心に世の中を浅~く斬ります。
ブログ開始時アラフォー⇒現アラフィフ独身男のお気楽生活も見れますよ‼

ヒマな大人が見た甲子園

2013-08-22 23:15:51 | スポーツ

夏の高校野球は群馬の前橋育英が優勝。前評判の高かったチームが早く敗退したこともありましたが、ベスト8に残ったチームは大きな実力差はなく、どこが優勝してもおかしくないという面白い大会終盤でした。

今大会は選手のコンディションに配慮して初めて「休養日」を設けました。ここ数年は特に投手のコンディションの問題で決勝戦が大味なゲームになってしまっていた上、今年の春の選抜大会では大会No.1と評されていた投手が3連投で計500球以上投げたことに国内外で物議を醸したことも考慮していたものと推察します。この日程変更や連投を避ける抽選方法だけで十分な配慮と言えるかどうかはともかく、準々決勝以降を見た限りではまずまず良かったのではと思います。

アメリカメディアやプロ球界は投手の肩の消耗について敏感になっているようですが、ゲーム終盤に足がつっている選手が散見された事実を見ると、この大会は肩の事以前に暑さのレベルが昔とは違って尋常でない状況にあることをまず考えるべきでしょう。私の小学生のころは「夏休みの宿題は涼しい午前中にしましょう」と言われていましたが、最近はそれこそ高校野球の第一試合の開始時間あたりですでにクソ暑い気候になっています。「伝統」を振りかざして保守的に見える主催団体と、普段は「人権」を声高に叫んでいる割にこの問題にあまり触れようとしていない主催新聞社がどのように現状把握をしているのか不明ですが、対症療法的な改革では限界に来ていることは明らかなようです。

野球に関して言えば、プロ・アマ全てを統括する運営団体が存在していないため各連盟間でwin-winの関係が築けない現状では解決が難しい問題ではありますが、選手のためを思うのであれば縄張り争いはすみやかに止めて改善すべき時期に来ていると考えます。


猛暑の体育館巡り

2013-08-18 22:51:31 | バスケットボール

今週は大学生の練習ゲームを2件こなしました。ダイジェスト版でお送りいたします。

①同期が監督をしている母校女子のゲーム。能力はそれなりにあるのだが持て余し気味でもったいない感じは男子部と変わらず。それが伝統と言われればそれまでだが、もう少し「遊び」があっていいような気がする。

②練馬区の西武池袋線沿いにある某大学にて男子のゲーム。相手が国内最高学府のチームだったということもあるのかもしれないが、学生は10年ぐらい前と比較すると格段に真摯な姿勢で取り組んでいる。

最高学府チームの選手はパッと見で子供っぽい外見の人は少なかった気がしました。やはり年齢と比較して人間的に成熟している人が多いのでしょうが、現実的な部分としては2浪、3浪ぐらいは当たり前ということもあるのかもしれません。

さて、今年は幸か不幸か高校野球をほぼ毎日見れる状況にあります。巷では夏の甲子園のあり方についてかなり賛否入り乱れているようですが、この件についての個人的所感は決勝終了後に述べたいと思います。


全国定通大会(3)

2013-08-04 23:00:16 | バスケットボール

なんとびっくり3日連続の割当。まあ事前から知らされていた訳ではありますが、東京は相変わらず人使いが荒いです。大江戸線のエスカレーターがいつにも増して長く感じて東京体育館へ。

この日は女性審判の講習会も行われており、講師役の上級審判もちらほら。「お久しぶりです!太りましたね!!」との声もちらほら。今後の方向性を考えざるを得ません。

講習会も終わって人が少なくなったこの日の最終試合、女子準々決勝担当。パートナーは中体連のK野さん。両チームともこの日2ゲーム目なので疲労から来るアクシデントに気をつけなければなりません。結果はいい形でシュートを打てていたチームの勝利。負けたチームも一生懸命プレーして好感が持てます。終了後の整列の時点でみんな泣いていましたが、いい思い出にしてほしいですね。

着替え後残っていたメンバーでお疲れ会開催。途中から講習会の懇親会終わりから何人か合流して計4時間ほど店にいたと記憶してますが、店を出てから朝目覚めるまでの記憶はありません。というわけですっかり二日酔い状態になっており、24時間以上経ってから更新してしまったことに遺憾の意を表明いたします。


全国定通大会(2)

2013-08-03 10:31:03 | バスケットボール

前日に続き東京体育館へ。知っている方も多いとは思いますが念のため。

P8020226

会場到着して最初にしたことは昼食(弁当)。以前からこの大会のお弁当はかなり上質な部類のものでしたがさらにグレードアップした感があります(写真は別媒体参照)。

男子2回戦担当。パートナーのクラブ連W嶋さん曰く、「以前一緒に吹かせていただいた際はお世話になりました」とのこと、どうやら4年前の学生の試合以来のようですが、スミマセン、全く記憶にありませんでした。ゲームは大きな問題もなく淡々と終了。上手な審判が反対側にいると余計な気遣いを不要とするので非常に助かります。

シャワーを浴びてからコート脇で別のゲームを見ていると隣にいたO澤女史が何やら不満をタラタラ。どうも担当ゲーム終了後の審判講評をしてた人の物の言い方と思想に違和感を持ったようでした。話の全部を聞いていた訳ではないので断定はできませんが、この大会は運営側に日本協会だけでなく中央省庁も関わっているれっきとした全国大会なので、大会の審判を担当する者はまず目の前のゲームに対して誠実であることが最優先であり、個々の技術的な課題にチャレンジすることは各論としては問題ありませんが、大会を審判の実験場にするようなことをベースのマインドにするべきでは絶対ないものと考えます。


全国定通大会

2013-08-01 23:18:08 | バスケットボール

プロバイダーの大規模トラブルで従来のやり方ではログインできず、ようやく別IDでのログイン方法が分かったので更新します。

例年東京体育館で行われる定時制・通信制高校の全国大会に久しぶり(おそらく8年ぶりぐらい)に割当が。会場入りして主任のS川君(A級・大学の後輩)に挨拶。朴訥とした好青年ですが、私は「~先輩」という呼称の文化で育っていない人間なので早く「さん付け」に変えて欲しいところです。もっとも、これまた久しぶりに会った実連のO澤嬢に至っては「~っち」などと呼んでくるのでこれはこれで何とかしろ!!

そんなこんなで男子1回戦担当。前半から大差がつき、しかも負けているチームで唯一バスケットができているプレイヤーが前半で4ファウルしてしまいいろいろと気を遣う展開に。それを理由に基準を変えることはできませんが、結果としてFouled Outにはならなかったのでゲームを壊さずに終えることができました。控室に戻るとクラブ連のM好さん(確か旧姓はF谷さん)に遭遇。私が富山に行っている間にA級に昇格したと記憶していますが、偉くなった人の面倒はもう見ないと言ったところを無難にスルーするあたり、さすが上級審判です。

日本のプレイヤー(特に中高生)はチャージングを受けた際にその場に倒れ込むケースが多いのですが、これは自身のケガのリスクを高めることになるので別のリアクションを指導者が教えるべきです。相手にファウルを1個つけた代償が「以後のプレー不能」では利口な損得勘定とも思えません。アメリカあたりでは「弱く見せている」という理由で笛も吹かれないケースであることも付け加えておきます。