官僚は誰のためにあるのか。

　官僚は「国民の利益」を一番に考えなければならない。今の官僚たちを見ると、なんというのか、身を守ることに精いっぱいで、「組織防衛」を考えることと同じ映るのである。森友、加計問題では、財務省の官僚が書類を改ざんしたときでも同じように感じたものである。自分たちが本来やるべきことを忘れているのである。政治家に対する忖度も相まって、自分自身の損得にしか走っていなのである。とりもなおさず、今の政治体制に大いなる不安を覚える。

今の政府は信用できないが、野党もだめかも

　森友加計学園問題での、公文書偽装、変造、虚偽説明にうんざりしつつ、今回の統計偽装問題にも、さらにうんざりである。日本国でこんなことがあってよいのか。内部の数字は国民が知らないだから、好きにいじれるなんて考えをもっているとしたら言語道断である。公務員にウソがあってはならない。法によって支配されている公務員が政治的に悪用されて、ウソの数字、ウソのできごとを公にしてはならない。こんな政治が続いていたら、信じられることもなくなってしまう。国が滅びてしまう。国民のみんなが心配している昨今である。国民の声の代弁者たる野党よ、もっとしっかりしてほしい。

北方四島と北方領土返還

　安倍首相とプーチン大統領は、平和条約締結に向けて、取組みを進めているといわれる。そうした中で、二人の言葉からは、「北方領土」という言葉が出なかった。ロシアは、戦利品として我々が勝ち取った島だからといって我々の領土であると主張する。安倍総理は、北方領土に関する大会では、結局「北方４島」と表現を変えてしまい、北方領土という表現を封印してしまった。このままでは、今後の会談でも進展はないだろうと考えのはわたくしばかりでないと思う。
　北方領土は歴史的に見ても、日本国の領土てある。ロシアが戦利品としてとったというなら、もともとが我が国の領土であったものだから、返せと言えばよいのに、そんな話にはなっていない。確かにロシア国民の多数がこの領土で生活している。中には生まれ育ったものもいるだろうし、完全に故郷かしていると思う。これを追い出すのは、あまりにもひどい話である。領土を認め合って、それからが人間らしい話になると思うのである。
　期待はできないのか…。