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大統領の決断と判断

2013-09-03 08:50:36 | インポート
米国オバマ大統領が、シリア攻撃を逡巡している。化学兵器を使用した疑い濃厚のシリア政府に対し、正義の鉄槌を下すため、米国が限定的に攻撃対象を定め、短期間攻撃するというものだ。米国大統領の権限は、絶対だ。この一種の戦争開始は、事後に議会に報告すれば足るからである。にも、かかわらず、揺れた大統領は、議会に承認を求めようとしている。議会に承認を求め、仮に承認を得たからと言って、これを大統領の決断材料にしようとしている。承認を利用しようとするならば、判断材料にしか過ぎないはずだ。そもそも、大統領の固有の権限として、シリア武力介入を決断すべきなのだ。
 それがトップリーダーの資質である。