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「ブラック企業」との批判も受けながらの当選したW氏

2013-07-25 08:04:31 | インポート
今回、参議選で、「ブラック企業」との批判も受けながらの選挙戦で無事当選を果たしたW氏。彼は、全国居酒屋チェーン店の元経営者で最近まで、政府系教育再生会議の委員などの要職にあった。国政選挙で出ようとしたところ、世間から反対の声が出て、断念に傾いたようだが、どういう訳か、自民党の比例名簿に登載されていた。世間が出馬に反対したのは、それなりの理由があった。この元経営者、公然と店長たるものは12時間勤務中、食事を取るなんであり得ないとし、そして、配下の元チェーン店店長が過労死したことで、遺族から労働条件に問題ありとして、提訴されたに係わらず、真摯に対応しなかったことにある。
トップというもの「逃げるな、隠すな、嘘つくな」の格言があるのに、そのままだった。
 W氏は、昭和59年頃に居酒屋を創業、平成12年に東証一部上場を果たしたという。企業経営以外に幅広い活動を展開。こうした厳しい社員教育や労働環境に「ブラック企業」との批判も受けながらも、立候補しての選挙戦となった。
 勢いづく自民党にこうした人材が加わったことが吉とでるか凶と出るかは、彼自身の今後に係るだろう。何れにしても、良い方向には進まないだろう。
 



大手居酒屋チェーン元経営者の国政進出の問題

2013-07-01 08:49:11 | インポート
ある生保会社の川柳で「不祥事は増えたのでなく、ばれたにすぎない。」なんて笑えない下りが紹介されたことがある。
  不祥事というもの、今に始まったことでない。発覚の後の対応を誤ればたちまち会社の存立にかかわることとなる。
かつて、賞味期限切れの牛乳を使い大手乳業会社が会社閉鎖の憂き目を見たことがある。最近では、この不祥事とは少し異なるかもしれないが、ブラック企業と揶揄されて久しい、全国居酒屋チェーン店の元経営者が国政選挙で出ることでひんしゅくをかっている。それには理由がある。この経営者の経営哲学が、店長たるもの12時間勤務中、食事を取るなんて二流の幹部と評する異常感覚にあるからだ。また、チェーン店店長が過労死したことで、労働条件に問題ありとし、提訴されたものの、真摯な対応を取らなかったため、未だに係争中ということも背景にある。トップというもの「逃げるな、隠すな、嘘つくな」、「安全は、人命かかわる問題…。直ぐに公表せよ。社長自らが記者会見して、調査結果、再発防止策を説明し謝罪せよ。」とっいた言葉を忘れてはいけない。この元経営者は、国政選挙に出ることはないであろう。