四季のうつろいRetter

自然が好き、人も好き。日々四季のうつろいを感じながら…。

悲しい知らせ

2012年04月30日 | 日々のできごと
数日前、旅から帰りメ―ルを開くとジャーナル同好会の代表から
同好会のS・Tさんのご主人が亡なられたと訃報の知らせが入っていた。

すぐにS・Tさんのブログを閲覧した。
毎日欠かさず投稿している彼女が、ご主人の亡くなられた10日から1週間休み、すでに再開しされていた。
私は相当ご無沙汰していたことになる。
その後の会員へのあいさつの中でもブログでも、突然の心筋梗塞でご自分で救急車を呼び、
玄関先でうつぶせに倒れていたという。

その日はお昼を一緒に食べ、サークルに出かけた留守中のこと。
前日は一緒に美術館に行かれ、その姿を見ていたご近所さんもびっくりとのこと。

8年ほど前のことか、ジャーナルスケッチ誌が発行されたばかりの頃、親族の葬儀から思うことあって
夫婦二人のその後について話し合われ、告別式は家族だけで、弔問も一切受けない等。投稿されていた。
まだお付き合いも浅いその当時、ここまで言い切れるS・Tさんの人柄が印象深かった。
全てに準備万端。家族で淡々と執り行われ、二人の息子さんの手助けで、もろもろの手続きも終え、
その後の一人暮らしに備え、息子さんたちのアドバイスで今は荷物の整理に追われ、連休中に方付けてくれるという。

ジャーナルスケッチ誌S・Tさんのエッセイの中で、ご主人のユーモラスなつぶやきが度々登場して楽しませていただいた。
これからも天からの声として、登場されることを期待します。


連休中、息子さん家族に囲まれ、賑やかに過ごされているようですが、その後は
すこしずつサークル活動にも復帰され、畑に追いまわされ、忙しい日々が訪れることでしょう。




京ケ倉山(ヒカゲツツジ)

2012年04月28日 | 山登り
このところ、以前からスクラップしてあった気になる山の資料がいくつか出てきていた。
田舎に帰る機会があったらぜひ登ってみたいと思っていた。
兄弟会の声がかかった時から、季節的にもちょうどよいと思って検討していた。
こういう話になるとすぐにまとまる私たち夫婦
集合の1日前(4月24日)に出発。

長野県生坂村。
HPを開いてみると、「大城・京ケ倉に登ってヒカゲツツジをみよう!」とトレッキング参加者を募集していた。
ヒカゲツツジには丁度よいころでしょうと気を良くして出かけた。



やまなみ荘の大きな駐車場に車を停め、登山口まで左側にある生坂小学校を巻いて行くが、その坂たるやただものではない。
ここで育った環境の差が出てくるのかと思うが、周りののどかな山村の風景は心休まるものがある。



このとがった山がこれから登る「京ケ倉山」標高990メートル。その左が「大城」1周の予定であるが・・・。



京ケ倉山を往復するにはここまで車を持ってこれるのだが・・・。やまなみ荘の大きな駐車場からこの登山口まで徒歩45分。

          

登山口から急峻が続き、すれ違う方が、「岩場が続きますから気をつけて」と声をかけられたがこれほどの岩場とは
久しぶりの緊張だ。





中腹よりクリーム色のヒカゲツツジが見え始めるが、まだまだつぼみばかり。



今年は寒さが続き花が遅い。





しかし、中腹で見る生坂ダムに囲まれた生坂村と北アルプスの展望には感動です。
この展望が山を登る醍醐味です。
真ん中に見えるのが有明山、右側が後立山連峰です。



3年ほど前から生坂村「大城・京ケ倉を広く世に出す会」などとして力を入れ始めたらしく、山頂の道標も新しく作られていた。
この先の大城をまわって帰る予定だったが、まだまだ鎖場が続きそうだったので、引き返すことにした。




登山口で、登山届に「時間切れで引き返し」と記入しなおした。
あー、これだったら車でここまで来ればよかったー。
自分の体力のなさにがっかり

夫いわく、「MTC(山の会)でも全員では無理だわ」と。

久々の充実した山歩きだった


自宅 6時出発 川越・・長野道・・麻積(おみ)IC・・・生坂村やまなみ荘駐車場 9時40分
京ケ倉山頂12時50分  駐車場 15時45分


会いたい人には会っておこ・・・・・

2012年04月27日 | 絵手紙
ー絵手紙語録よりー
  あした死んでもいいように
  百まで生きてもいいように
  考え考え生きていこ
  食べたいものは食べておこ
  行きたいとこには行っておこ
  会いたい人には会っておこ
  足腰立って元気なうちに


寒い冬のうちから、ふるさと安曇野の義兄より「みんなが動けるうちに兄弟会をしよう」と声がかかった。


                                            裏庭にて(4月25日撮影)


気候も良く、我が家も時間に余裕が出てきたので、この機会にあちこち予定を組み込み足を延ばして来た。
徐々に写真を紹介します。



ミツバ岳(西丹沢)

2012年04月18日 | 山登り
夫が、昨年からミツマタの咲く山があるんだけれど、登山道がよくわからないんだと言っていた。
たしか、手持ちの地図には載っていない。
我が家のミツマタが咲くころになって、がんばって調べたらしい。
不鮮明なところに人も誘えないので、「頑張ってお付き合いしますよ!」。


                                      4月16日撮影
                           

春になって、新しい山の地図を手に入れ、何とか感触を得た。
4月16日、ザゼンソウの時に声をかけた仲間と4人で出かけた。

まずは、丹沢湖の駐車場からスタート。
数台停まるところが数箇所あった。



丹沢湖の周りは桜が見頃だった。


登山口もわかりやすい標識が出ていた。


登り始めは急登、手入れされた杉林がきれいだった。


途中から植生が変わり広葉樹となる。


少しづつ咲き終わった小さなミツマタが見え始めた。

山頂では何とか今年最後の見収めかと思われるミツマタに出会うことができた。



この奥に富士山を捉えたかったが、曇りで残念だった。



さすがミツマタの山。





さんざんミツマタを楽しんだ後は権現山方面へ、下ったり、登ったり。



権現山では大きなテーブルで昼食を済ませ、初心者注意の方向の浅瀬橋方面に下山。




どちらかというと登山道が不鮮明な山。
注意書きがいくつかあった。


丹沢の山は、地盤が軟らかいのか、滑りやすく崩壊していて以前からあまり好きではなかった。
久しぶりの丹沢では、ストックを使って気をつけて歩いてきた。
それでも、この山はまだまだ入山者が少ないようで、登山道も分かりにくい程に踏み後も少なく痛んでいなかった。

標識は2~3年前につけられたらしく、何とかクリアできた。

車で自宅から片道2時間30分。歩程5時間を、遊びながら7時間。
のんびり登山を楽しんできた。
川越歩きより、身体は楽だったような気がする。





お花見日和(川越)

2012年04月09日 | 日々のできごと
朝、ラジオ体操のあと「川越に行くけど一緒にどう?」と友達の誘われた。
中院のしだれ桜を観に行くという。

以前から「川越に行ったことがないの。いつか連れてって」という都内の友人のことを思い出した。
川越に行くなら菊花展のころか、桜のころと気にかけていた。
急遽連絡し、家にいたので誘って朝の友達とは別行動で出かけてみた。

本川越駅前の観光案内所でマップをいただいて歩き始めた。

中院 しだれ桜


中院ではしだれ桜、レンギョ、ミツバツツジなどいろとりどり。遠り沿いにソメイヨシノが満開だった。

喜多院


新河岸川(先週の土日にはここで舟運が行われたようです。)


喜多院を出て食事を済ませ蔵通りに向けて歩いていると、携帯が鳴った。
「今どこにいる?新河岸川沿いがきれいなの!氷川神社めがけてまっすぐ来ればいいから」と「見なければ損よ」と
言わんばかりの朝の友達の声。
マップを見て、「遠いなー」と思いつつ方向を切りかえた。
さすが、川沿いの桜は、感動モノです。
写真を何枚も写しながら一緒に行った友人は「ウワーッ、きれいきれい、寿命が何年分も延びたわ!」と。
桜が終わり、川沿いの遊歩道を歩いて、菓子屋横丁へ。
横丁は月曜日とあって休日が多く、いつもの賑わいはなかった。

菓子屋横丁の前のうなぎ店。


変わったモニュメントができていた。
ご縁がありますようにと五円玉に乗っかっているワニ?


急な誘いにお付き合い頂いた友人は間もなく俗に言う後期高齢者?
腰が痛い、背中が痛いという私とは比べ物ならないほど足腰が達者。
蔵造り通りを散策し、「楽しかったー、嬉しかったー」と川越土産をたくさん下げて帰って行った。