photo by El Universal
霧雨が降っているのかなあ。
メキシコ=アルゼンチン戦が今朝終了し、
延長の末1-2で残念ながら…かなり残念ながら、破れ去りました。
こうして残念だと思えるのはきっと、
試合が接戦で、いくつもの惜しいチャンスを作れたからであり、
最後まで選手たちが必死で戦っている姿を見られたからであり、
敵も見方も最後には敬意を持って終われるような、いい試合だったから。
あそこでアルゼンチンが結局は勝ったけれど、
メキシコが勝っていても全然おかしくなかった。
勝利は必ずどちらかの頭上に輝くものなので、
「こうだったかもしれないのに」は意味のない言葉なのかもしれないけど、
それを言えるような希望を常に持てるような試合をしてくれた選手たちには、
やはり心から感謝します。
試合を観ていて、なかなかチャンスをものに出来ない時、
ふと中田ヒデの、「結果がすべて」という言葉が頭をよぎった。
確かにそうだよ。いい試合をしていても、勝たなくちゃしょうがない。
勝たなくちゃ意味がない。勝負なんだから。
そんなことをブツブツ怪しくつぶやきながらテレビに釘付けになっていたのだが、
延長戦を経て、アルゼンチンの決勝弾をくらって、そして試合が終わった時、
「あ、それはやっぱり違うな」と感じた。
結果が全てではない。
プレイしている方はまた違うんだろうけど、少なくとも、観ている私にとっては、
結果は全てではなかった。
これだけいいエネルギー、闘志、真剣さを目の当たりにして、
メキシコもアルゼンチンも、苦しい試合を戦いきって皆いい顔をしていて、
とても美しかった。私にとっては、それが一番すばらしいような気がした。
もちろん、勝ててたら嬉しかったけどさ。ボルヘッティの笑顔が見たかったけどさ。
今回、自分でも驚くほどこのメキシコチームを好きになり、心の底から応援したのは、
何も旦那がメキシコ人だからというだけのことではない。
もちろん、きっかけにはなったんだろうけど。
事実前回の日韓大会でも旦那と一緒に観戦していたが、何の興味も湧かず、
「アメリカに負けてダセ~」くらいのコメントで終わってた気がする。
もちろん、
個人的に勝手にボルヘッティを大好きになっちゃったのが大きいんだけど、
他の選手もとっても好きなんですよ。
みんなちっちゃくて子供みたいな体躯なのに、顔はりりしくて、ひたむきそうで、
そしてよく練習しているのがわかる、落ち着いた身のこなしと、冷静な判断をする。
練習中にはよく笑い、イヤなことはすぐ忘れ、頭に来ると熱くなってカードをくらい、
初戦ではキーパー・サンチェスの亡くなったお父さんのために勝ち試合をして、
泣いてるサンチェスに駆け寄り、皆で堅く抱き合っていた。
スタープレーヤーはいないけど、チームワークがよくて、
監督のラ・ボルペはそんな特性をよく理解してうまく戦術を与えている。
なんか大人なチームな気がしたんスよね。
カッコいいなあ、と。
メキシコもこの試合を終えて、
また次のワールドカップに向かって動き出すだろう。
もう同じメンバーで、同じ雰囲気の彼らを見ることは出来ないかもしれない。
それはちょっと、かなり、寂しい。
本気でメキシコにいって、キャンプ練習でも見にいったろかな。
もうしばらくやらないか・・・。あ~ドイツ行けばよかった・・・。
しかし、ファンレターを出そうと思っている。スペイン語で。
親族がいながら、全然やってないスペイン語、これを機に身につけられるだろうか。
ボルヘッティにサインもらいに行くのを楽しみに、覚えられるだろうか。
とりあえずここしばらく、
辞書を片手にメキシコのネットニュースを毎日チェックしている私。
ミーハーって怖い・・・。
あとはもう、オランダ戦くらいしか楽しみなものは残っていないんだけど、
民放でやらないんだよね・・・。それに、寝ないとね・・・。
半分抜け殻のようだ。あーおかしいなあ。なんで私がこんな。
06.25
霧雨が降っているのかなあ。
メキシコ=アルゼンチン戦が今朝終了し、
延長の末1-2で残念ながら…かなり残念ながら、破れ去りました。
こうして残念だと思えるのはきっと、
試合が接戦で、いくつもの惜しいチャンスを作れたからであり、
最後まで選手たちが必死で戦っている姿を見られたからであり、
敵も見方も最後には敬意を持って終われるような、いい試合だったから。
あそこでアルゼンチンが結局は勝ったけれど、
メキシコが勝っていても全然おかしくなかった。
勝利は必ずどちらかの頭上に輝くものなので、
「こうだったかもしれないのに」は意味のない言葉なのかもしれないけど、
それを言えるような希望を常に持てるような試合をしてくれた選手たちには、
やはり心から感謝します。
試合を観ていて、なかなかチャンスをものに出来ない時、
ふと中田ヒデの、「結果がすべて」という言葉が頭をよぎった。
確かにそうだよ。いい試合をしていても、勝たなくちゃしょうがない。
勝たなくちゃ意味がない。勝負なんだから。
そんなことをブツブツ怪しくつぶやきながらテレビに釘付けになっていたのだが、
延長戦を経て、アルゼンチンの決勝弾をくらって、そして試合が終わった時、
「あ、それはやっぱり違うな」と感じた。
結果が全てではない。
プレイしている方はまた違うんだろうけど、少なくとも、観ている私にとっては、
結果は全てではなかった。
これだけいいエネルギー、闘志、真剣さを目の当たりにして、
メキシコもアルゼンチンも、苦しい試合を戦いきって皆いい顔をしていて、
とても美しかった。私にとっては、それが一番すばらしいような気がした。
もちろん、勝ててたら嬉しかったけどさ。ボルヘッティの笑顔が見たかったけどさ。
今回、自分でも驚くほどこのメキシコチームを好きになり、心の底から応援したのは、
何も旦那がメキシコ人だからというだけのことではない。
もちろん、きっかけにはなったんだろうけど。
事実前回の日韓大会でも旦那と一緒に観戦していたが、何の興味も湧かず、
「アメリカに負けてダセ~」くらいのコメントで終わってた気がする。
もちろん、
個人的に勝手にボルヘッティを大好きになっちゃったのが大きいんだけど、
他の選手もとっても好きなんですよ。
みんなちっちゃくて子供みたいな体躯なのに、顔はりりしくて、ひたむきそうで、
そしてよく練習しているのがわかる、落ち着いた身のこなしと、冷静な判断をする。
練習中にはよく笑い、イヤなことはすぐ忘れ、頭に来ると熱くなってカードをくらい、
初戦ではキーパー・サンチェスの亡くなったお父さんのために勝ち試合をして、
泣いてるサンチェスに駆け寄り、皆で堅く抱き合っていた。
スタープレーヤーはいないけど、チームワークがよくて、
監督のラ・ボルペはそんな特性をよく理解してうまく戦術を与えている。
なんか大人なチームな気がしたんスよね。
カッコいいなあ、と。
メキシコもこの試合を終えて、
また次のワールドカップに向かって動き出すだろう。
もう同じメンバーで、同じ雰囲気の彼らを見ることは出来ないかもしれない。
それはちょっと、かなり、寂しい。
本気でメキシコにいって、キャンプ練習でも見にいったろかな。
もうしばらくやらないか・・・。あ~ドイツ行けばよかった・・・。
しかし、ファンレターを出そうと思っている。スペイン語で。
親族がいながら、全然やってないスペイン語、これを機に身につけられるだろうか。
ボルヘッティにサインもらいに行くのを楽しみに、覚えられるだろうか。
とりあえずここしばらく、
辞書を片手にメキシコのネットニュースを毎日チェックしている私。
ミーハーって怖い・・・。
あとはもう、オランダ戦くらいしか楽しみなものは残っていないんだけど、
民放でやらないんだよね・・・。それに、寝ないとね・・・。
半分抜け殻のようだ。あーおかしいなあ。なんで私がこんな。
06.25