diary

Illustrator- Ayuko Tanaka
http://www.sakanaweb.com

しんどかった~~。

2006-05-29 | 日々思うこと

サイトを、一部リニューアルいたしました!
大変だった。辛かった。しんどかった・・・。

newsを見ていただければ説明を少し載せているのですが、
artworksの構成を大きく変えました。
今までのworkfileだと、とにかく作品の数が多く、
年代順に並んでいたのも少し見づらかったかな・・・と思い、
今回は数を絞り、イメージごとにグループ分けをして、
似た雰囲気のものを一緒に見られるようにしています。
お仕事のイラストも、絵本、書籍、雑誌その他、という三つの分野に分けました。

diaryもこの通り体裁が少し変わり、
photoなどもこちらのコーナーからリンクを貼りました。
profileのところには、本当のプロフィールのみを載せています。

サイトの更新は、
見れば一瞬なんですが、やるのはホント~~にこまごまと時間がかかります。
「リニューアルする!」と宣言してから、ちょこちょこといじり続けてはいたんですが、
結局月末になってしまいました。

そうそう、newsにも、今年に入ってからのお仕事や、
今後参加させていただく企画展のお知らせなどをアップしています。
是非是非見てやって下さいヨ~~~。




05.29


昨日ボクは

2006-05-26 | 日々思うこと
銀座の交差点のところで、
町田康さんとすれ違ってしまったのでした。
町田さんは昔っから本が好きで、
サイン会に行ったりライブに行ったりもしていたので、
あのギョロっとした特殊な目を見た瞬間わかりました。
キャ~。

嬉しくなったので、その後帰って仕事しようと思っていたのに、
ついまっすぐ日比谷公園まで歩いていって、ビアフェスタでドイツビールを飲んでしまいました。
エルディンガーのヴァイツェンです。
うまい~。

ついでにお話すると、
昨日は初ピラティスに挑戦しました。
いつも行っているヨガスタジオの別コースで。
難しかったけど、がんばって続けて、筋力アップを計りたいと思っています!!
鏡に映る自分を見ていると、皆と同じ動作をしている自分が心の底から間抜けに見えたり、
無性にアホらしく思えたりする、
私独特の悪魔的瞬間は何度も訪れるのですが、
そういう若気の至り系の誘いには耳を傾けず、真面目に、きちんと、続けようと思います。(キッパリ。)

その後銀座をブラつき、
かねてより決意していたスキンケア化粧品総入れ替えを実行すべく、
デパートのいくつかの化粧品メーカーカウンターに出頭。
私はこういう場所がとんと苦手で、まずは匂いからしてダメで、
これまでデパート一階付近で立ち止まったことがなかったのですが、
今日は観念していくつかの候補地に乗り込みました。
これまで適当に使っていた寄せ集めの化粧水や乳液では、
もうこの年、どうにも肌がカサカサ、カピカピしてダメなんでござるよ。

候補地に赴くと、あれよあれよと言う間に椅子に座らされ、
ドキドキしていると手の甲にいろいろ付けられます。(手のひらを出したら驚かれます。)
すごい機械で、肌の状態を調べられたりして、すっかり感動して帰ってきました。
どれにしようかな~。

そんな感じで、生きてるって楽しいな~、とぼんやり思った一日でした。
つまらなことばかりで、ぽてぽてと過ごした一日でしたが。
今月は思い立って二回、それぞれ別の、亡くなった友人のお墓参りに行ったこともあり、
もし二人が今生きていたら、こんな春の晴れた日がとても愛しく感じられたに違いないな、
なんて思った次第です。
なんでもないことが出来る毎日って、ありがたいもんです。





05.26

薔薇の名前

2006-05-22 | 日々思うこと

まずもって、タイトルを付けなきゃいけないってのが気に食わないんだなあ。
だってタイトル考えるのって結構大変だし、
タイトルつけちゃうと、
以下の話題だってそれに沿って行かなくちゃいけないような気になるのだ。

それはそうと、今「薔薇の名前」という本を読んでいる。
一時期すごく有名だったらしいし、映画にもなっているので、
ご存知の方も多いとは思うんですが、
14世紀くらいのイタリアのカトリック僧院での物語、
作者はウンベルト・エーコ。
エーコといえば「フーコーの振り子」でも有名で、
そちらは薔薇十字軍とフリーメイソンなど、
現代にも多々あるキリスト教的秘密結社を結びつける謎解きのお話。
「ダビンチ・コード」はこの本を始め幾つかの資料を元に、
要点のみを簡単にかいつまんでハリウッド的に分かりやすくしちゃったようなものだったりする。

訳者の力のせいも多分にあると思うんだが、
「フーコー~」より「薔薇の名前」の方が数段読みやすく、
また、私の大好きな装飾本や中世の神秘的な図書館が舞台になっているため、
電車の駅を乗り過ごしてしまう位熱中して読んでしまい、
昨日もまたもやジロ・デ・イタリアの後に夜更かし。
せっかく朝早起きペースを確立しつつあったのがブチ壊しでございます。
キャラクターも皆魅力的で、
言ってしまえば全部坊主なんですが、
あの時代にあっても非常に進歩的で現実主義者の坊主もあり、
ロマンチストの坊主もあり、保守的で迷信深い坊主もあり。(←私の一番苦手なタイプ。)

今の時代、ましてや日本では想像するのも容易ではありませんが、
当時はどんな進歩的な哲学も、法律学も、科学でさえも、
全てキリスト教神学的な規範の中で語られていたわけで、
感心するくらい進歩的な知識人ですら、神だ地獄だというところで話を結ぶのを見ていると、
いや~、大変な時代だったんだな~、と改めて思わずにはいられない。
特に、まずもって「女性という存在は悪である」なんていう前提があること自体恐ろしい。
男が勝手にムラムラして過ちを犯しちゃったりすると、
「よくない色気でまっとうな男を堕落させた魔女」なんていって火焙りなんだから、
はっきりいって女としては踏んだり蹴ったり。
あー恐ろしい。

というわけで、今日はとうとう結末までたどり着いてしまいそうです。
寂しいなあ。
また10時のジロから始まる夜の時間が待ち遠しい限り。





05.22


更新。

2006-05-21 | 日々思うこと
こんにちは。
新しいフォーマットでブログを更新してみました。
デザイン的にはいろいろ不満もあるのですが、
更新するにはやはりブログが楽・・・。

ということで、またこのDiaryも、どうぞよろしくお願いいたします。


あ、この頃はまたサイクルロードレースの季節、
ジロ・デ・イタリアが毎晩の楽しみになっております。
去年ランス・アームストロングにぴったりくっついて2位だったイヴァン・バッソがダントツのぶっちぎりです。
苦しくなると笑顔になるバッソ、とはわかっていつつも、
どうも不真面目に見えて私はいつも、
「真面目にやれ、真面目に~~」とプンプン怒りながら観戦。
今日から本格的な山岳コースです。シビレまくる一週間です。
自分も乗れよ。 ハイ。





05.21