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 何年か前の新聞記事 070110

080904 北朝鮮 核施設復旧に着手

2018-08-28 10:02:49 | 北朝鮮
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’08/09/04の朝刊記事から

北朝鮮 核施設復旧に着手
米への揺さぶり強める


【北京、ワシントン3日共同】北朝鮮が米国によるテロ支援国家指定解除の先送りに反発し、無能力作業を中断した寧辺の核施設の復旧作業を2日から開始したことが3日、分かった。

複数の6カ国協議筋が明らかにした。



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080903 殺害 クレーンに宙吊り

2018-08-20 16:38:29 | 殺人
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’08/09/03の朝刊記事から

殺害 クレーンに宙吊り
愛知の経営者 首にワイヤ、殴打の跡


1日午後9時ごろ、愛知県一宮市大赤見市場地下屋敷の「仲孝工業所」の工場内で、経営者の仲島孝治さん(57)がワイヤを首に二重に巻かれクレーンにつり下げられているのを大学生の長男(19)が見つけ119番した。
病院に運ばれたが、間もなく死亡が確認された。

額や下あごに長さ3ー6センチの鈍器で殴られたような深い傷があり大量に出血していたことから、県警捜査一課と一宮署は殺人事件と断定した。

直前に長男の携帯電話に「工場に来い」「いいものを見せてやる」などと聞き覚えのない男の声で複数回電話があったといい、県警は男が事件にかかわったとみて行方を追っている。




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調べでは、長男への電話は、着信履歴から仲島さんの携帯電話からだったと判明。
電話は見つかっておらず、何者かが襲った後に携帯電話を使い長男にかけたとみられる。
工場に物色の跡はなく、県警は仲島さんに恨みを持つ者の可能性が強いとみて、トラブルがなかったか調べている。
県警によると、仲島さんと長男は1日午後4時まで工場で作業し、その後長男は外出した。
長男が発見した時、仲島さんは工場天井に据え付けられたクレーンの先、高さ約2メートルからつり下げられていた。
襲われた後に吊り下げられたとみられる。

鉱業所は金属加工をしており従業員は1人。
仲島さんは工場隣の自宅に母親と同居。
近くの別宅に妻と長男、妻の母親が住んでいた。




撮影機材
Kodak DC4800



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080903 機密漏えい 西山元記者の敗訴確定

2018-08-17 13:42:55 | 社会
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’08/09/03の朝刊記事から

機密漏えい 西山元記者の敗訴確定
最高裁、損害賠償認めず
「沖縄密約」問題 文書公開を請求 ジャーナリストら


1972年の沖縄返還交渉時の日米密約をめぐる外務省機密漏えい事件で、国家公務員法違反で有罪が確定した元毎日新聞記者西山太吉さん(76)=北九州市=が不当な起訴で名誉を傷つけられたとして、国に損害賠償などを求めた訴訟の上告審で、最高裁第三小法廷(藤田宙靖裁判長)は2日、西山さんの上告を退ける決定をした。
原告が敗訴した1、2審判決が確定した。
裁判官4人全員一致の決定。
藤田裁判長は「原告は違憲をいうが、事実誤認や単なる法令違反を主張するもので上告事由に該当しない」と述べた。



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西山さんは72年4月、国家公務員法違反で起訴された。
今回の提訴は約33年後の2005年2月で、不法行為から20年で損害賠償請求権が消滅する除斥期間の適用が争点となった。
一審東京地裁判決は「不法行為が成立するとしても、請求権はすでに消滅した」と判断。
2審東京高裁判決も「除斥期間満了まで、訴えの提起が不可能な状況にあったとは認めがたい」と、いずれも除斥期間を適用して原告の請求を棄却した。
1、2審判決とも、沖縄返還に際し、米国が負担すべき軍用地の原状回復補償費400万ドルを、日本政府が肩代わりするとした密約の存在は判断せず、最高裁も言及しなかった。



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1972年の沖縄返還の際、日米間に密約があったとされる問題で、ジャーナリストや研究者らが2日、外務省と財務省に密約の存在を裏付ける文書の情報公開を請求した。
すでに米政府の公文書などは発見されているが、日本政府は密約の存在を否定し続けている。
情報公開請求したのは密約の存在を報じ、国家公務員法違反罪で有罪が確定した元毎日新聞記者の西山太吉さん(76)やジャーナリストの筑紫哲也さんら計63人。
基地の移転費用など計2億ドルを日本政府が支払うことを定めた合意文書など3通について請求した。



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フリージャーナリストの土江真樹子さんは会見で、「(密約を裏付ける)証言や文書があるにも関わらず、日本政府からは何一つ公開されていない。国民の知る権利を確認し、こうした現状を打破したい」と話し、請求の意義を強調した。



撮影機材
Kodak DC4800





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080903 露鵬と白露山 大麻陽性

2018-08-14 09:39:58 | 社会
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'08/09/03の朝刊記事から

露鵬と白露山 大麻陽性
警視庁 北の湖部屋捜索


ロシア出身の力士、西前頭三枚目露鵬(28)=本名ソスラン・ボラーゾフ=と弟の東十両六枚目の白露山(26)=本名バトラズ・ボラーゾフ=が、日本相撲協会の検査で大麻の陽性反応が出たことから、所持していた疑いが強まったとして警視庁は2日夜、2人が所属する大嶽部屋と北の湖部屋を大麻取締法違反容疑で家宅捜索した。

相撲界ではロシア出身の元幕内若ノ鵬が8月に大麻取締法違反で逮捕されており、薬物疑惑がさらに拡大。

白露山の師匠である相撲協会の北の湖理事長の進退問題に発展するのは必至だ。



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理事長進退 波及は必至

相撲協会が同日実施した抜き打ちの簡易尿検査で大麻の陽性反応が出たため、警視庁に通報した。
大麻取締法は使用について罰則はないが、警視庁は大麻を所持していた疑いがあるとして部屋の捜索に踏み切った。

2人は元若ノ鵬と親交が深かった。
相撲協会の事情聴取に大麻使用を否定して潔白を訴え、精密な検査を要望した。
2人の尿サンプルはドーピング検査機関に送られ、3日から48時間以内に正式な判定が下る見通し。

相撲協会で力士死亡の再発防止検討委員会委員を務める大西祥平・日本アンチ・ドーピング機構専門委員によると、同じ尿で露鵬は3回、白露山は2回検査したが、すべて同様に陽性だった。
少なくとも2、3日以内に体内に入らないと陽性反応は出ないという。

今回の検査は元幕内若ノ鵬が逮捕、解雇されたのを受けての措置で、大麻と2種類の覚せい剤に対する、テストだった。




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露鵬、白露山兄弟
露鵬(28)と、白露山(26)の兄弟は、大麻取締法違反(所持)容疑で逮捕された若ノ鵬(解雇)と同じロシア北オセチア出身。
2002年夏場所、そろって初場所を踏んだ。
部屋は兄の露鵬が大横綱大鵬が興した大鵬部屋で、現在は元関脇貴闘力が継いで大嶽部屋となっている。
弟の白露山は元大関北天佑の二十山部屋で、06年に二十山親方の死去に伴い、現理事長の北の湖部屋に移籍している。

露鵬は04年秋場所の新入幕で10勝を挙げて敢闘賞。
将来を嘱望されたが、血の気が多く06年名古屋場所ではカメラマンを殴打して3日間の出場停止処分を受けた。
最高位は小結。
白露山は05年名古屋場所が新入幕。
幕内で目立った活躍はないが、冷静な性格で粗暴な兄を抑える役目も担っていた。
最高位は前頭二枚目。




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調べてもらえばいい
北の湖理事長(元横綱)の話


(弟子の)白露山は2週間前に(警察から)事情聴取された時に何も言われなかったが、(今日の)検査でちょっと出たようだ。
疑いがあるというなら、よく調べてもらえばいい。
(露鵬を含め)2人とも疑いがあったと聞いている。



撮影機材
Kodak DC4800



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080902 安倍前首相より無責任

2018-08-02 20:37:17 | 政治
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’08/09/02の朝刊記事から

安倍前首相より無責任

政策研究大学院大・本田准教授



今回の福田康夫首相の辞任は、どう取り繕っても無責任、唐突の感がぬぐえない。
官房長官を辞める時も唐突の感があったが、在任1年弱で唯一のサプライズだったのではないか。

安倍晋三前首相が昨年9月に退陣した時に、辞め方に対し多くの国民が疑問を感じた。
安倍氏は国会のねじれを想定していなかったが、福田首相はそれを前提とし、「背水の陣」だと言って就任している。
それを全うしないままでの辞任となり無責任の度合いは安倍前首相よりも強いと思う。



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次の総選挙では、自民党は議席を減らすと言われている。
今辞めたのは、敗戦の「結果責任」ではなく「流れに逆らえない」という形での辞任にしたかったのではないか。

振り返ってみれば、福田首相の戦略は大連立にあったのではないかと思う。
民主党の小沢一郎代表との協議が決裂したときに「福田戦略」というものは崩壊していたのではないか。
本来はその時点で辞めるべきであったのではないかと思う。

首相の辞め方は、首相になり何をやりたいかということと強く関係する。
福田首相は明確なビジョンなどを打ち出せず、何かを実現しようという意思が見えなかった。
そういう意味では過去の首相辞任と比べても、かなり例外的な辞め方だ。



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安倍氏にも共通するが、首相になるにはやはり準備や経験が必要だということを痛感させられた。
これまでの首相は修羅場をくぐり抜けてきた人が多く、その中で経綸けいりんを打ち出し、それをやり遂げるためさまざまなことをやってきた。
今後は「見かけ」ではなく、経験や準備をより求めるようになるのではないか。

8月に内閣改造を行い、国会の召集日も個人の強い意向で決めた。
衆院の解散、総選挙も年末か年始と言われていた状況で、多くの国民は総選挙で首相を選ぶ準備をしていたと思う。
それを急に顔を変えてしまうということは、総選挙の意義をを失わせることになる危険性もある。



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次は麻生太郎自民党幹事長が就任する可能性が高いと思う。
ただ麻生氏になれば、やはり禅譲という「密約」があったのではないかとみられる。
麻生氏は国民的人気は高いが、党内ではそれほどでもないとも言われている。
オープンな総裁選を実施しない限り、しこりが出てくるのではないか。
ただ、最近の麻生氏の発言を見ると、小泉路線を修正するのようなものが多い。
福田首相はそれをあいまいにし徐々に進めていたが、今度は小泉路線を修正するかどうかが、はっきりと分かるようになるだろう。




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