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081007 アフガン軍増強に1.7兆円  米、日本などに要求

2020-09-28 21:41:36 | 政治
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’08/10/07の朝刊記事から

アフガン軍増強に1.7兆円
米、日本などに要求


【ワシントン6日共同】米国防総省当局者は6日までに、治安が急速に悪化しているアフガニスタンの国軍増強のための費用として、米政府が少なくとも170億ドル(約1兆7千億円)の負担を日本を含む同盟諸国に要求したことを明らかにした。

ロイター通信が同日伝えた。

イラクにも依然、部隊を駐留させる米政府は、これ以上の財政負担をする余力はなく、同盟国に支援を求めた。




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ロイターによると、米政府が費用負担を求めたのは、米同盟国のうち、日本やアフガンに展開する国際治安支援部隊(ISAF)に派兵していない北大西洋条約機構(NATO)加盟国など。

モレル国防総省報道官はロイターなどに対し、アフガン国軍増強について「少なくとも170億ドルが必要。これは誰かが支払わなければならない」と指摘した上で、「アフガンに軍隊、特に戦闘部隊を派遣することに消極的な国は、財政的な貢献をすべきだ」と述べた。

同報道官によると、米政府は既に日本に費用負担を要請済みだが、要請は福田前政権に対し行われたため、麻生新政権に対しても改めて要請する方針という。




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米政府はアフガン国軍増強について、今後5年間で現在の規模の約2倍の13万4千人まで増やす必要があるとしており、その費用として170億ー200億ドルが必要と見積もっている。

米国は現在、ISAF要員も含めて、計3万3千人の米兵をアフガンに派遣しているが、さらに増強する方針。


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081005 乳牛飼料にメラミン  中国当局、3メーカー捜査

2020-09-15 20:46:49 | 中国
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’08/10/05の朝刊記事から

乳牛飼料にメラミン
中国当局、3メーカー捜査


【北京4日共同】中国農業省は4日、粉ミルクなどが有害物質メラニンに汚染された事件に関連し飼料生産企業などを調査したところ、3社がメラミンを含んだ飼料を違法に生産していたと発表した。

公安機関が3社の捜査に着手しているという。




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農業省などは延べ4万人以上を投入、乳牛の飼料や飼料添加剤を生産する企業、乳牛の飼育場を調査した。

牛乳の集荷や貯蔵段階でメラミンの添加が判明しているが、乳牛が食べる飼料の段階からメラミンが含まれていたことで、問題の深刻さがあらためて浮き彫りとなった。

メラミンが含まれる中国産原料を使った飼料や餌は、各地で問題となっており、米国では昨年、メラミンの入ったペットフードを食べた犬や猫が相次いで死に、豚の飼料への混入も判明し食用禁止となった。




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また、韓国メディアは今年9月、養殖魚の餌からメラミンを検出したと伝えた。


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