古新聞

 何年か前の新聞記事 070110

081107 ダライ・ラマ側 中国が物別れ チベット自治問題

2022-08-30 10:43:38 | 国際
DCP_1137

'08/11/07の朝刊記事から

ダライ・ラマ側
中国が物別れ チベット自治問題


【北京6日共同】中国共産党は6日までに終了したチベット仏教の最高指導者、ダライ・ラマ十四世の特使との対話で、現行のチベット自治区の統治制度は断固変えないと表明、変更を求めるダライ・ラマ側の要求を拒絶した。
国営通信、新華社が同日、伝えた。

チベット自治の在り方をめぐる双方の対立の溝は埋まらず、対話は完全に物別れに終わった。

チベット問題は3月のラサ暴動で国際的な関心が高まったが、進展が得られなかったことで、亡命チベット人社会ではダライ・ラマの対話路線に批判が強まる可能性がある。
対話継続の是非などについて亡命チベット人の代表らで協議する緊急会議が17日から、開かれる予定。




DCP_1138

新華社によると、対話にはチベット問題を主管する統一戦線工作部の杜青林部長が出席。
杜部長は「中国は(少数)民族による地域自治制度を堅持する」と強調し「いかなる状況でもチベットの独立や半独立、形を変えた独立は認められない」と断言。
ダライ・ラマに対し、政治要求を根本的に改め、暴力活動の扇動やチベット独立画策の動きを支持しないよう警告した。

特使側の主張については明確に伝えられていないが、連邦制や香港式の「チベット民族による高度自治」を求めたもようだ。







コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

081107 「最年少」28歳 国王が戴冠式 ブータン

2022-08-01 11:07:09 | 国際
DCP_1136

'08/11/07の朝刊記事から

「最年少」28歳 国王が戴冠式 ブータン

【ティンプー6日共同】ヒマラヤの山岳国ブータンの首都ティンプーの王宮で6日、ジグメ・ケサル・ナムゲル・ワンチュク国王(28)の戴冠式が行われ、正式に即位した。
ブータン政府当局者は、世界最年少の君主としている。

国王は父である前国王から2006年12月に譲位された。
ブータンでは今年3月に初の総選挙が行われ、7月には絶対王制から立憲君主制に移行。
民主化プロセスの終結を受け、内外に正式即位を披露した。





DCP_1137

戴冠式では、吉兆を意味する8つの宝を象徴する品々などが僧侶から国王に授けられ、祝福を示す白いスカーフが渡された。
式には、隣国インドのパティル大統領やブータン大使を兼務する日本の堂道秀明・駐インド大使らが列席した。

憲法で国民の精神や文化面の幸福度を追求する「国民総幸福量」の強化を定めているブータンでは「国王の即位を国民とともに祝う」(ブータン政府)ことを旨とし、華美な祝典は行わず、国民による歌や踊りなどの祝賀行事が12月中旬まで続けられる。



コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする