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 何年か前の新聞記事 070110

081118 中国 強まる報道規制

2023-12-17 19:44:37 | 中国
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'08/11/18の朝刊記事から

中国 強まる報道規制
 突発事件の取材
  メディアを限定


【北京17日共同】中国共産党は17日までに、大規模な事件や事故、自然災害の発生時などに緊急対応に当たる「突発事件」対策弁公室を設立し、国営通信の新華社など一部中央メディアだけに取材を認めて報道統制を強化する方針を国内メディアに伝えた。
中国紙関係者が明らかにした。

 中国政府は10月、外国メディアに対し、北京五倫向けの時限措置として導入した取材規制の緩和を継続し、国際社会への配慮を示した。




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 しかし、国内メディアメディアには厳しい報道規制が続いており、中国紙関係者は「千編一律の官製報道がさらに増える」と、懸念を示している。

 今回の方針は地方を中心に大規模なデモや抗議行動が相次ぐ中、昨年11月に施行した突発事件対応法に基づく措置とみられ、国内メディアを管理、監督している共産党宣伝部が約1週間前に主宰した会議で、党中央弁公庁の通知として伝えられたという。




081116 「日本の国民性 中国は学ぼう」  北京の校長 ブログに反響

2023-04-20 19:40:48 | 中国
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'08/11/16の朝刊記事から

「日本の国民性 中国は学ぼう」
  北京の校長 ブログに反響

気配り細やか、修学旅行で痛感


 【北京15日共同】今年五月、修学旅行で日本を訪問した北京市第四中学(高校)の劉長銘校長が細かい気配りをする日本人の国民性を称賛、「中国は日本から学ぶべきだ」とする評論を十一日、ブログに発表、共感が広がっている。

 北京でトップクラスの進学校として知られる同校は初めて修学旅行先に日本を選び、高二の約四百人が東京や長崎などを見学。
校長は日本人と接触し「中国人にはない、細部に見られる特質」を感じたとした上で「自律的で社会に迷惑をかけない」ことを原則とする気配りの国民性に「敬服せざるを得ない」と称賛。
女性トイレに消音と節水のために設置されている排水擬音装置も「こまやかさ」の一例に挙げた。





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 「日本人が中国人より頭が良いとは思わない」とした上で、物質的に豊かになった中国では、有害物質メラミンを意図的に混入させた汚染粉ミルク事件が起きるなど依然モラルが低いと憂慮している。

 両国間には日中戦争などの歴史的経緯があり、訪日には対日理解を通じて「恨みを取り去る」目的があったが、国民性の落差を認めざるを得ず、逆に「どうしようもない」という「(自分に対する)新たな恨み心」すら生まれたと複雑な心境を吐露した。

 ブログには四日間で千七百を超える反響が殺到。
反発もあるが、「中国の教育に問題がある」など賛成派が多数を占めている。







081109 深圳で暴動 警察を襲撃

2022-09-26 21:32:19 | 中国
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'08/11/09 の新聞記事から

深圳で暴動 警察を襲撃

【香港8日時事】中国広東省深圳市で7日午後から8日未明にかけて、当局の二輪車取り締まりで死者が出たことに怒った群衆数千人が交通警察を襲撃する暴動が起きた。
地元のニュースサイト・深圳新聞などが伝えた。
中国では行政当局の不正や横暴に起因する騒乱が各地で起きているが、同市のような大都市では珍しい。

7日午前、二輪車が検問を突破。
現地当局職員がトランシーバーを投げたところ、運転していた男性の頭部に命中し二輪車は街灯に衝突、男性は死亡。
「交通警察官が人を殴り殺した」といううわさが広まったことから、群衆が交通警察の施設を襲った。
負傷者が出たかどうかは不明。





081016 中国製粒あんにトルエン  茨城の女性も軽症

2021-07-08 13:57:30 | 中国
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'08/10/16の朝刊記事から

中国製粒あんにトルエン
 茨城の女性も軽症


 茨城県は15日、同県かすみがうら市のスーパーで販売された中国製粒あんから、有害物質のトルエンと酢酸エチルを検出したと発表した。
製品を食べた同県常総市の40代の女性が一時「手に力が入らない」などと訴えたが軽症という。

 製品は静岡県磐田市の「マルワ食品」が中国から輸入した「つぶあん」で、今年9月に名古屋市のスーパーで購入して食べた男性が目まいなどの症状を訴えたものと同一商品。

 マルワ食品が10月8日以降、製品の自主回収をしていたが、女性が購入したのは8月下旬だった。




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 県の調べでは、女性は10月上旬に製品を食べたあとで、手に違和感を覚えたが、病院では異常なしと診断された。

 10月に名古屋市での被害を報道などで知り、保健所に相談した。

 県衛生研究所が食べ残しを検査したところ、トルエン0.018ppmと酢酸エチル0.35ppmを検出した。




081016 ジクロルボス不使用  中国当局、外務省に回答

2021-07-05 13:59:01 | 中国
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'08/10/16の朝刊記事から

ジクロルボス不使用
 中国当局、外務省に回答


 外務省は15日夜、中国製冷凍インゲンから高濃度の殺虫剤ジクロルボスが検出された問題で、中国の検疫当局から「現時点では、インゲンの栽培時や工場の製造ラインではジクロルボスは使用されていないことを確認した」との回答があったと発表した。

 回答によると、当該製品のロットは、7月11日から13日までに製造された17.5トン。
関税の検査では基準値以上の農薬は検出されなかった。

 また中国は「良好な関係となっている日中関係に影がさすことを恐れている。日中両国が情報交換し合うことで解決したい」として、日本側と協力する姿勢を示した。

 回答は日本政府の要請に対して、中国の日本大使館に寄せられた。