アトリエ 籠れ美

絵画制作、展覧会、美術書、趣味、その他日常の出来事について
平成27(2015)年5月4日より

M120号制作記その36

2017-06-12 16:29:53 | 絵画制作記、スケッチ記、版画制作記
 F6号2枚の制作に続き(「第4技法テスト(油絵最終テスト)その20」参照)、M120号も制作。

 今日は右隻のみで、画面手前の主題となる事物の手直し。ほぼ仕上がっているので、おっかなびっくりに細部描写を行う。ぐっと良くなったが、派手に手を入れて台無しにしてしまっては元も子もないので、これからはこうした小さな修正を繰り返し、それがやがて大きな効果を生むのを待つということになる。

 毎回ちょっとずつ手を入れて少しずつ良くしていく。画面をよく見ながら、必要な個所にほんの少しの描き込みを加える。いよいよ描くよりも見ている時間の方が長くなる。

 これで大きく手を入れるのは、左隻では画面手前の主題となる事物の修正箇所の仕上げ、右隻では画面下部の背景を若干明るめにする、この2ヶ所だけ。いずれも今週の土曜に行う予定。

 ここまで来るのに、早かったとか、遅かったとか、そうした感想はなく、ただ何というか、記憶らしい記憶がないといった感じ。特別無理をしたわけでもなく、特別苦労したわけでもなく、割とすんなりこぎ着けたからでしょう。何とも不思議な感じです。

第4技法テスト(油絵最終テスト)その20

2017-06-12 16:29:36 | 絵画制作記、スケッチ記、版画制作記
 F6号2枚の制作もようやく本格化。とはいえ画題はいつもの風景画にて、今日のところは空を描き、幹を描き入れるという毎度の作業。問題は来週以降で、そこで新しい描き方を試すことになる。

 大丈夫だと思うんですけどねえ~。もし成功したら、これでようやく自分の納得のいく風景画が出来上がることになります。一週間振りの制作だったんですが、意外と指触乾燥が進んでおらず、ちょうどいい具合でした。

 次回に向けて頭の中で制作方法を反復練習しておきたいと思っています。