勝手にお喋りーSanctuaryー

マニアックな趣味のお喋りを勝手につらつらと語っていますー聖域と言うより、隠れ家ー

最近見たDVD3本・Ⅱ

2005-01-07 | 映画のお喋り
続いてみたのがこれ。

《ペイチェック 消された記憶》2004年・アメリカ映画
  監督:ジョン・ウー
  出演:ベン・アフレック、アーロン・エッカート、ユマ・サーマン

ジョン・ウーと来れば、思い出すのは《MIーⅡ》
多分007シリーズの向こうを張ったスパイ映画シリーズになるはずだったのを、ド派手なアクションでびっくりさせるだけの映画にしてしまった人。
でも嫌いかって言うとそうでもない。
たまにはドタバタ的アクション映画で、スカっとしたい時もある。
だからお正月向けかなと思ったら、やっぱりそうだった。

ジョン・ウーは、もともと主演にマット・デイモンを予定してたらしい。
頭の良さそうな役なら任せておけって言うマットに天才コンピュータ・エンジニア。
ピッタリじゃん。
だけどスケジュールが合わなくてマットは親友のベンを監督に推薦したそうだ。
ベンもいいけど・・・やっぱりマットで見たかった気もする。

他社が売り出した新型モデル製品をパクって儲けるジェニング(ベン・アフレック)
多額の報酬と引き換えに、仕事中の記憶は一切消されてしまう。
そのことに何の疑念も抱かないクールなジェニングに、学友のジミーから新たな依頼が来る。
仕事期間は3年。だが報酬は8桁。
さすがに3年はためらったものの、報酬に引かれて引き受ける。
そして3年後・・・。
記憶を奪われて目覚めたジェニングを待ち受けていたのは信じられない事実だった。
預けた私物はまるで別のものに変わり、報酬9000万ドルは放棄すると言う書類に自分のサインが。

ストーリーはジェニングが自分宛に送った私物を入れた封筒から出てきた20のアイテムを中心に進む。
まるでゲームのように、危機にが訪れるたび、おあつらえ向きに役立つアイテム。
その理由はやがて明らかになるのだが。
これが他人から贈られたものなら何で?と思うが、自分なんだから、やっぱり発想は同じねで片付けられる。
このアイテムがいつ役立つか、その辺は結構楽しい。

ただのエンジニアと生物学者なのに、ベンとユマが異様に強いのはご愛嬌。
3年も恋人同士だったのに、ベンが自分のことをまったく覚えてないと知った時のユマの気持ち。
これは身につまされる。
記憶を失うとわかってる男を愛する?
愛するかな・・・彼を信じてれば。

ところで最後のオチで、何故か羨ましくなっちゃったのは私だけ?
9600万ドルってどのくらい?


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