☆Voli alla gloria☆

路が見えぬなら飛んでしまえ。日々の思考と感覚の記録を綴ってゆきたい、とあるバンカーのブログ。

2004年 九州旅行記 その13

2005年05月10日 | 2004年 九州旅行記
天満宮を後にすると、いよいよ目的地「博多駅」を目指すことになった。カーナビの示す通りに車を走らせた。ところがこのカーナビ、少々お馬鹿で、実際に車は道を走っていたのにもかかわらず、カーナビの画面ではあろうことか我が車が川の中を突き進んでいた!!衛星の受信エラーだろうが、しばらくカーナビの中で車は川を泳いでいた。そんなカーナビに俊宏と僕はツッコミを入れつつ、目的地を目指した。駅に近くなると僕は仙台駅周辺もろくに運転して走ったこともないので、仙台のそれ以上の車線の多さ、道路の複雑さに目が回る思いだったが、頼りないカーナビと俊宏ナビ(自称「アビナビ」)に手助けしてもらいつつ、レンタカーの営業所を目指した。ところがなかなか見つからず、駅に着いてから3~40分くらい周りをグルグル回っていた。やっと営業所の位置を確認すると近くのガソリンスタンドでガソリンを詰め、営業所へと無事レンタカーを返却。お疲れ様でした、マツダファミリア、「ホワイト号」。ボディーが白だったからだろうか、そう、いつの間にか名づけられていたレンタカーと別れたのだった。
 博多駅に着いたのが15時前だったろうか。予め電話予約をしておいた駅の近くの東横インで精算し、荷物を預けると、少し腹が減っていたので、ヒロの案内に従って地下街にあるラーメン屋「一蘭」に行った。ここの店のシステムには度肝を抜かれた。その最大の理由は「味集中カウンター」にあった。客が一人一人、味に集中して思う存分ラーメンを食すことが出来るこのシステム。凄い。どんなシステムなのか説明すると、まず「吉野家」のカウンターを思い出してもらいたい。あのカウンターに客一人一人を個別にするために、客と客の間に仕切りがあるのだ。おまけに店員が行き来する目の前にまで暖簾がかけてあり、正面の客とも顔を合わす恐れがない。店員の顔すら見ることは出来ない。水の出る冷水機まで個別にひとつずつ設置されており、周りの目を一切気にすることがない。つまり、カウンター席が、食べるときの顔が誰にも見られない半個室の席になっているということだ。おまけに、声を出さずに替え玉や追加注文が出来るシステムになっていて、女性一人でも人目を気にせず思う存分食べられるようになっている。また、席に着くとテーブルに味付けを指定するオーダー用紙が置いてあり、例えば「味の濃さ」をどのくらいにするか、「麺の固さ」はどうするか、など、好みの味のラーメンを注文することが出来るようになっているので、何度でも違った味を試すことが出来る。心底、脱帽。東北には残念ながら未だ進出していないのが何とも残念なところ。仙台には「博多ラーメン一風堂」が最近進出したことだし、今後東北進出を大いに期待したい店である。

続く…

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