Opinion
シリア北西部の反体制派拠点地へシリア政権とロシアが空爆を強化。
報道によると、空爆で民間人120人が死亡した。また、4月29日から5月9日までに18万人が避難した。また、イスラエルとパレスチナとの対立は、パレスチナ人の多大な避難があり深刻である。また、世界はさまざまな対立問題がある。
深刻な問題や民族問題などの紛争は話し合いで解決するのが道であるのだろうが、そうはいかないのだろうか。わが国、日本でも個人的な問題でも話し合いで解決とはなかなかいかない。今の時代の濁りが影響しているのだろう。しかし、現在、国連組織があるので迅速な平和的な解決をと思うのである。
世の中が濁っていない時代に仏法の正と邪との勝負があった。法論で負けたほうは、勝ちかたに従う討論であった。この勝負で勝利したのが伝教大師だった。負けた方は勝利者に従ったのだった。のち、正法となった寺は全国へと拡大した。これが、法華経の迹門であった。
のち、時代は変わり、法華経、本門の時代に、正と邪の勝負があった。だが、負けた邪宗の僧侶は反逆をおこし、権力者に讒訴し勝利者を迫害してしまった。その影響が、世は濁り他国からの攻めも深刻となった。
法華経には現世安穏と説かれている。また、正者を諸天善神が守護されるとある。その功徳力は、民衆、国土を守り、福をもたらす働きをする。
梵天、帝釈、八幡大菩薩等などの諸天善神である。世界の平和を祈る
月刊 KIBOU 6月号