灯り
OPINION
イエメンはアラビア半島の南西にある国であるが、今、国は、内紛で戦争状態である。October 11 2016 には空爆で140人が亡くなっている。世界では、戦争、内乱などで難民など多くの問題が起きている。欧州でも難民問題が大きな問題となっている。仏典には、その昔、不軽菩薩が修行し誰しも尊い生命があると認識し、誰人にも礼拝修行をされていた。しかし、世の中は様々な人がいて、不軽菩薩に石を投げたり木棒で迫害をした。不軽は逃げて、遠くで、その相手に礼をして去ったとある。このことを思唯するならば、私たち日頃、仕事などで一生懸命である。他人のことなどかまってはいられない。だが、仏性が誰しもあるのでは敬いたいと思うのである。しかし、相手は、修羅の心もある。これも誰しもある。修羅には敬いたくない。修羅は、いじめる心だからである。故に、相手方にあなたは仏性があるのですよ。教えていけば、相手は、修羅の心は変化を表して、その人も礼拝をするのではないだろうか。すなわち、こちらが礼拝をすれば、相手も礼拝をするとおもうのである。
kibou 11月 336号